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初売りは本当に得なの?実践編

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最終更新 2019.9.4

ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるヒントを考える管理人のぱんぱんぱぱです。

1月2日は、全国的に初売りの日ではないでしょうか。

管理人の住むS市杜王町は初売りで街中がごった返します。

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我が家にはブランドに興味を持ってしまった娘たちが、始発の地下鉄に乗って並ぶべく、朝4時に起きて、ドタバタ出陣しました。

狙いはアディダスとスチューシーの福袋だそうです。祖母や親戚からもらったお年玉を握りしめて行ってしまいました。

さて、初売りは本当にお買い得なのでしょうか?

福袋は1万円で3万円分の価値などと謳い、購買意欲を掻き立てます。

厳寒期にもかかわらず、朝5時には長蛇の列ができ、福袋は瞬く間に売り切れてしまいます。。

期待に胸躍らせ、自宅でご開帳してみると、あれっ?と思うことがよくあります。

この感覚は、ネットで購入して、イメージと違って失敗したとダメージを受けることと共通しています。

騙されない得する初売りの接し方を紹介します。

 

1 福袋には3種類ある

福袋には、実は3種類(細分化すればもっと)あることはご存知でしょうか?

①客寄せのための目玉商品
②メーカーの販促商品
③小売店のクリアランス商品(在庫一掃)

1-1 客寄せのための目玉商品

当然のことですが、一番お得な福袋は目玉商品です。

広告チラシやニュースなどで、新築家屋家具付き1棟  2,019万円とか、純金ポケモン1億円とか、式場貸切ウェディング一式1,080,000円など、話題性のある福袋のことを耳にすることがあるかと思います。

極端な値段が付いて、一般人には、手を出せない福袋がほとんどですが、販売者にとっては福袋話題性が集客となるので、対象とした福袋が赤字でも、宣伝費用を考えれば充分に元が取れます。

たまたま、新築物件を探していたとか結婚披露宴を探していたとか、退職金の運用を考えていたなどライフサイクルにピッタリの福袋があれば、間違いなく買いです。

1-2 メーカーの販促商品

損得の判断が難しいのが、メーカーが販促用に特別に作った福袋です。

お得であることは間違いありませんが、福袋をあまりに作り過ぎれば、正規品の売り上げに影響を与えてしまいます。

そこでメーカーでは数量限定販売とするとともに、正規品に比べて品質を落とす商品となる傾向があります。

品質や性能よりも、ブランド品のロゴマークがあれば満足できる人にとっては、お買い得品となります。

ただ、こういった人は、ものの本質を見抜けない人です。

1-3 小売店のクリアランス商品(在庫一掃)

最後に店によって初売りに対する意識や考え方が相当に異なるのが、各店舗で詰めた福袋です。

以前は正月はゲン担ぎと赤字覚悟の福袋が大部分でした。

しかし、最近の傾向として、在庫一掃を兼ねたクリアランスセールとして詰める店舗が見かけられるようになっています。

こればかりは見分け方は極めて難しいですが、ヒントとして、開梱が可能なお店は良心的だと思います。。

もし外れであった場合は、1年の運定めとあきらめるしかありません。

根性で、メルカリやヤフオクで売るという手もないことではありません。

2 絶対に失敗しない福袋とは

絶対失敗することのない福袋とは、消耗品(食品など)の福袋です。

賞味期限の短い食品を福袋にすることは、店舗や対象食品の信用につながり、許されることではありません。

日頃買えない高級メーカーの商品を福袋で買って、大いに味を堪能するのは、正月ならではの楽しみ方です。

管理人は、毎年三越で、日本ハムの高級ハム詰め合わせと坂角総本舗の煎餅を購入することにしています。

今年はさらに贅沢して豆腐の詰め合わせを1080円で購入してみました。こんなに入っていて、食べるのがとても楽しみです。

これで1,080円は安すぎです。

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今年は、娘たちがブランドに目覚め始め、少し買いすぎたのが反省材料です。

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管理人もちょっとくやしいので、アンダーアーマーの福袋を購入してみましたが・・・ちょっと失敗でした。

反省しています。

入っていた7枚のほとんどアンダーウエアばかりで、運動しない私には宝の持ち腐れになりそうです(涙)。運動しなさいということでしょうか・・・。左のダウンコートはこれからの季節買いでした!

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また、福袋とは違いますが、初売りに割増商品券を販売する小売店は多いです。

こちらは確実に得しますので、用途に合わせて、購入しておくのは、大きな節約となります。

新年早々から、少しでも得をして、お金を貯める出発点としたいものです。

 

3 まとめ

初売りは、江戸時代から続く歳初めの景気づけの大判振る舞いでした。

ご祝儀

赤字覚悟の出血サービスでも、それが店の信用につながり、リピーターを増やし、商売繁盛につながりました。

しかし、昭和の終わりからシャッター商店街が全国的に目立ち始め、従来モデルの損して得しろ初売り商法は、成立しにくくなっているのが現状です。

初売り用の福袋をメーカーサイドであらかじめ準備しておくなど初売りは必ずしも消費者が得するイベントとはいえない時代となりつつあります。

そうはいっても、1年の初めの景気づけです。

だまされた?と思って福袋に夢を載せるのもあながち間違いではないと思います。

ブログと初売りに愛と真の情報を

それでは