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ATM(現金自動預払機)は、三度警告を発す騒動始末

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ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供するサイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、今回は、数日前のブログの続編です。

www.panpanpapa.com

数日前、ATMの現金預払口が閉まってしまい、下せなくなった41万円を緊急警報ボタンを押して大騒ぎした上、行員の方から直接返してもらったという前代未聞の恥ずかしい騒動を起こしてしまいました。

これでおしまいと思っていましたが、実はその後の展開が待っていました・・・。

世の中何が起きるかわかりません。

ちょっとした不注意が、ここまで話が大きくなるとは夢にも思いませんでした。

自戒の念を含め、まとめてみます。

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読者の皆さんもご注意ください。

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1 事件ダイジェスト

先週金曜日、41万円をATMで下しました。

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ATMでの忘れ物は、犯罪に巻き込まれる恐れがあるため、絶対にあってはなりません。

キャッシュカードと通帳をカバンにしまってから、現金預入口からお金を取るのが、私の流儀です。

このやり方で学生時代から30数年続けてきました。

しかし、私が年を取るのと同じようにATM機もどんどん進化しています。

「お金を取ってください。お金を取ってください。」と2リフレインを3回繰り返すと、現金投入口が閉まってしまい、お金を下すことができなくなりました。

なんでも振込め詐欺対策だそうです。後ろからお金を盗み取る手口もあるそうなので、要注意です。

パニクリました。

ATM機の画面に、備え付けの白いボタンを押して行員をお呼びくださいと表示されました。

白いボタンは、赤い緊急警報装置の真ん中のボタンしか見当たりません。

押しました。

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直ちに銀行内にけたたましい非常ベルが鳴り響きました・・・。

やっちまった・・・。

ふと見るとインターフォンの隣に目立たない白いボタンがありました。

これだったのです。緊急通報ボタンと間違えてしまいました。

2分後警備会社の警備員と行員が集まり、私はもう平謝りでした。

ATM機が作動しなくなり、現金で41万円の手渡しを受け、ようやく今年最大のドジが終わりました。

2 人事部からのお尋ね

月曜日朝一で、本社人事部から電話が入りました。

組織人にとって鬼より怖い人事部人事課です。

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俺は何かやったか・・・?。

地下鉄で老人に席を譲らなかったことか?俺も疲れていたんだ。最初から優先席に行けばよかったんだ・・・。

それとも運転が荒くて、ナンバーから割り出されたのか?子供の迎えで黄色で交差点に入ってしまったんだ・・・。

次から次へと自分の不始末を思い出します。

「先週金曜日○○銀行使いましたか?」

「ええ・・・。(えっ?ATM事件のことが人事部へ話が?)」

「○○銀行から電話があったんですよ。何かあったんですか?」

「(出たな、お尋ね!)ちょっとATMのトラブルで、お金が下せなくなったんですよ。」

「そうですか。それでは、○○銀行○○支店の○○さんに折り返し電話してください。」

何とか人事部には説明しました。

現金を持ってきた○○さんが、本社にわざわざクレームを入れたのか?

銀行おそるべし・・・。

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3 銀行からのお呼び出し

おそるおそる○○銀行に電話しました。

まさか、損害賠償でも求められるのか?

非常ベルを鳴らしたため、銀行側もパニックになったそうです。

おそるべしは俺か?

それで、残額計算をしたら、どうにも41万円が合わず、理由は私に持ってきた41万円をカウントしていなかったそうです。

銀行では午後3時以降、その日扱ったお金を1円単位で計算し、合わなければ帰社できないという不文律があります。

それで、銀行に来て欲しいということでした。

私に損害賠償とかではなく、来ていただくのが申し訳ないとの謝罪でした。

ホッとしました。

4 銀行での対応

翌日銀行に行くと、当日の担当者や警備担当者が平謝りでした。

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行員立会いの下、一度記帳して、お金を下し、また積むという作業をして終了しました。

最終的なミスを犯したのは、銀行側ですが、そのきっかけを作ったのは私です。

すべて私が悪いのですが、銀行側は恐縮しきりです。

それではご迷惑をおかけしましたと帰ろうとすると、なんと引き止められました。

「当店の次長がお会いして、あいさつしたいと申しております。」

生まれて初めて、銀行の窓口のカウンターの中に入り、融資関係者しか入れないという伝説の銀行応接室に招かれました。

私は住宅ローンの締結を結ぶときもロビーのようなところで行いました。

もちろん飲み物など皆無です。

5 VIP待遇

応接室に入ると、さすがに部屋は広く調度品は立派なあつらえでした。

次長さんと名刺交換するとおもむろにキンキンに冷えたアイスコーヒーが出されました。

「このたびはご足労をおかけし、さらに貴社人事部にまで電話を差し上げてしまい、誠に申し訳ありませんでした。」

「いやいや、私が悪かったのですから。私こそ恐縮です。」

その後は、○○銀行の株主総会の話や、株式併合の話などで話が盛り上がりました。

株については詳しかったのが、功を奏しました。

そして、これは気持ちですと手土産までいただきました。(^.^)

↓ イメージです。本物をUPすると銀行に迷惑がかかると思い、イメージ映像にしました。

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帰りがけには、次長以下、副長、担当者、警備担当の方が5人も、銀行の出入り口まで出てきて、私をお見送りしてくれました。(汗)

私が非常通報ボタンをしたのに、何故?どうして?とあまりに不思議な経験にしばし呆然としてしまいました。

6 誠実で真摯であることは、人生において得をするという教訓

今回の体験は、おそらく二度とない体験ですし、読者の皆様にもあり得ない体験だと思います。

そもそも賢明な読者の皆様が、平時において非常通報ボタンを押すなどあり得ないからです。

1 自分の犯したミスを誠実に真摯に謝罪する。

2 銀行側が人事部に電話したことは、フライングだとは思うが、きっかけを作ったのは自分自身であり、銀行を非難すべきものではない。

3 銀行から呼び出しがあったのも、きっかけを作ったのは自分自身だし、迅速に対応するのは、当たり前のことである。

4 今回の騒動は、自分のミスがきっかけであり、誠実に真摯に謝罪するのは当たり前である。

と、当たり前のことを当たり前のように対応しただけのことです。

しかし、それが銀行側からすると、誠実に対応してくれたということで、感謝の念を持ってVIP待遇となり、さらにはお土産までいただくこととなったということです。

7 まとめ

いかがでしたか。

今回の件は、直接お金を貯める情報にはつながりません。

しかし、ヒントは提供できると思います。

それは誠実で真摯に生きることです。

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感情的にならず、自分のミスは自分が招いたものとして素直に謝罪し、相手側のフライング気味な行動にも寛容となる。

それが、結果的には一生経験することができないような銀行でのVIP待遇ともなったし、さらに手土産までいただくこととなりました。

なんとなく、花咲かじいさんの寓話にも共通するような気がします。

人間誠実で真摯であれば得をするという例ではないかと思います。

それでは

PS

手土産は、三越の入浴剤でした。

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我が家は、オール電化の温水器なので、入浴剤は使えません・・・(泣)。