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NISAを始めようとする人は要注意!【株式数比例配分方式】を選択しないと大損します!

ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

昨日、2017年10月1日より始まる【株式売買大改革】について、記事にしたところ、たくさんの反響があり、ありがとうございました。

www.panpanpapa.com

お金がお金を生むもっともローリスクでハイリターンの株式投資に関心が高いのは、至極最も話です。

ですが、全財産を投資につぎ込むのにはさすがに不安もあるかと思います。

まずは、2014年から始まったNISA(少額投資非課税制度)から始めて見ようという方も多いと思います。

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(金融庁 以下図表もすべて金融庁HPより引用)

管理人もおススメです。

ですが、NISAの欠点は、利用者にとてもわかりにくい制度であるということです。

まるで、貧乏人のために非課税制度は作ってやったが、わかる奴だけ使ってみろといわんばかりの複雑怪奇な制度です。

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2019年から、第二期NISAが始まります。(現時点では2023年以降は決まっていません。)

せっかくNISAで株を始めても、損してしまうワナが盛りだくさんです。

注意点をまとめました。

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1 NISA(少額投資非課税制度)とは

NISAとは、1年に120万円までの新規投資の利益や配当金(分配金)の全額が非課税となるお得な制度です。

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株式投資をする目的は、売却益(キャピタルゲイン)と配当益(インカムゲイン)を得ることです。

売却益や配当益は、銀行の利子と同じで、課税対象となります。

所得税(15%)、住民税(5%)、復興特別所得税(0.315%)合わせて20.315%の税金がかかります。

たとえば売却益が100万円となった場合、なんと20万3,150円も課税され、手取りは79万6,850円となってしまいます。

また、配当金が2万円の場合は、15,863円となり、4,137円が課税されます。

これがNISAだと非課税となり、まるまるもらえます。

NISAのパワーが理解できるかと思います。

2 NISAの非課税投資枠は最大で600万円(120万円×5年分)

NISAでの注意は、1年に120万円までの投資枠が設けられているということです。

120万円を超える株式は買えないということになります。

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2017年10月からは100株単位になるので、購入の幅は広がりますが、それでも超値嵩株といわれる株式は買えません。

配当が高い株式も値嵩株の傾向が強いので、NISAで買えないのは少し残念です。

また、頻繁に株式投資したい人にも不向きです。何にろ1年で120万円までです。

60万円の株を2つ持てば、終わりです。

NISAでの株取引は、ウォーレンバフェット氏のいう「成長性があり、配当も良く、しかも低位株」の長期投資(ただし5年間(ロールオーバー可))をターゲットにするのが適しています。

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3 非課税期間は投資した年を含めて5年間

NISAの非課税期間は、5年間となっています。

2014年にスタートしたので、次回は2019年までとなります。

引き続き、延長(ロールオーバー)も可能ですが、5年後に再計算され、120万円を超えた場合、課税されます。

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つまり、購入した株が5年以内に120万を超えない場合は、引き続きロールオーバーできますが、120万を超えた場合は、いったん売却するか、一般口座か特定口座に移管が必要(課税扱い)ということになります。

これはNISAの大きな欠点です。

株式は購入しても思惑どおり上がらない場合もあります。また、その逆もしかりです。上がらなかった場合は思い切って売却することはできますが、私の場合、上がると信じて持ち続ける場合が多いです。

私はS株を15年ほど持っています。この株は、変動が激しく、東日本大震災のあと、買値の1/3まで下がってしまいましたが、しつこく持ち続けていると、現在では買値の2倍以上に上がり続けています。

株式は売らなければ、手数料も税金もかかりません。

とても5年スパンでは判断できないことが多い中で、5年以内に決めるというのはなかなか厳しいとは思います。

そう思われる方は、最初から一般口座で取引を行った方が、自由度は利きます。

4 NISA口座は、1人1口座のみで、1年に1回口座替え可能

NISAは、売却益や配当益が非課税という徳政令のような制度なので、ズルは一切できないことになっています。

マル優や財形と同じです。

さらにNISA口座を開設する証券会社を1社のみ決めなければなりません。

証券会社によっては、口座開設でキャッシュバックが受けられたり、売買手数料が安かったり、さまざまなサービス(たとえば年間3万円の日経テレコン代が無料)があったりと、特色があります。

telecom.nikkei.co.jp

これが以前はNISAを解約しないとできなかったのが、1年に1回できるようになりました。

証券会社は、株式の売買手数料が利益の根源なので、手を替え品を替え、株式を購入するように奨めてきます。

証券会社によっては、とてもしつこく閉口してしまう会社もあります。

そういった意味で証券会社を替えられるのはとてもいい制度です。

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5 配当金は、株式数比例配分方式を選択すること

年に1回から4回配当をもらえるのは、株主冥利に尽きます。

しかし、この配当金の受け取り方式に大きなワナが仕掛けられています。

配当金の受け取り方式には次の3つの方式があります。

×配当金領収書方式(郵便局で現金と引き換え)

×登録配当金受領口座方式または個別銘柄指定方式(銀行から口座引き落とし)

○株式数比例配分方式 (証券会社口座から引き落とし)

このうち、株式数比例配分方式を選択しないと、なんとNISAでも課税扱いとなってしまいます。

実は、株式配当は、実に7割の方が配当金領収書方式を選択しています。

かくいう私もです。

↓私の持っている株の中で、最も配当の高い株式です。NISAでは買えません。

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その理由は、配当方式を変えると一般口座の配当方式も変えなければならないからです。NISA以外の証券会社ですでに株式を購入している場合にも適用されるので、とてつもなく煩わしい手続きを必要とするため、私はあきらめました。

今さら、同じ証券会社にするつもりもないからです。NISA導入時もっと親切に告知してくれればよかったのですが、私がNISAに申し込んだ2014年当初は、証券会社のHPやマネー関連ブログにも一切書いていなかったため、2つの証券会社にしてしまいました。

本当にNISAはワナばかりです。

ただ肝心なのは売却益なので、配当益の課税分はあきらめることにしました。

株式投資は、いわしの頭としっぽはくれてやれの格言があります。

これは、見切り千両という意味と面倒な手続きで投資のチャンスを失うなという2つの意味があります。

今さら面倒に巻き込まれるよりは、キャピタルゲインを得た方が良いとする投資家が多いため、あえて株式数比例配分方式をとっていないものと考えられます。

また、最高に気分がいいのも、配当金領収書方式を変えない理由の一つだと思います。

配当金領収書を郵便局に持って行くと、たいていの場合、局員の目の色が変わり、さまざまな保険や年金、積立貯金の話をされて、引き止められます。

悪い気分ではありません。

ただし、NISAのみで少額投資を始めるという方は、始めから配当方式を株式数比例配分方式としておけばいいので、必ず選択してください。

なお、東証一部上場株式の平均配当利回りは、2017年6月現在で1.70%です。

600万円をすべて運用するとしたら、配当額は年間102,000円です。

課税されればこれが、78,387円と年間23,613円も課税されてしまいます。

NISAだけで株式投資するのであれば、株式数比例配分方式を必ず選択する必要があります。

6 NISA第2期開始に当たってのマイナンバー提出が必要!

2019年より第2期NISAが始まるに当たって、すでにNISA口座を開設しているひとは、あまねく9月末までにマイナンバーを提出手続きが必要です。

↓通知カードでも可能です。

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この手続きを怠ると、再度口座を開設しなければならなくなり、厄介なことになる可能性があります。

<平成29年9月30日までにマイナンバーを提供しなかった場合>
平成30年以後も同じ証券会社でNISA口座をご利用するためには、マイナンバーの提供に加え、「非課税適用確認書の交付申請書」の提出が必要となります。
なお、これらの提供等を行わなかった場合、平成30年以後の年分のNISA口座は利用できません。
※平成26年から平成29年の年分のNISA口座で保有している上場株式等は、非課税期間が終了するまでは非課税の対象となります。

NISA口座を一般口座に移し替え、さらにNISA口座に戻す作業が必要となり、保有する株式が課税対象になる可能性もありえます。

すでにNISA口座を持っている方は、早めにマイナンバーを提出しておいた方が、トラブルはなくて済みます。

www.jsda.or.jp

なお、必ずしもマイナンバーカードを作る必要はありません。

通知カード(又は個人番号記載の住民票の写し)+運転免許証又はパスポート等で手続きは可能です。

6 まとめ

いかがでしたか。

NISAについては、もっともっと説明が必要です。

ものすごく使いにくい制度であることは事実です。

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しかし、5年以内の売却益が非課税なので、とても魅力的な制度であり、使って損はありません。

これからももう少し掘り下げて、わかりやすく掲載していきたいと思います。

別な角度から見ると、NISAは面倒だからこそ、得することができるともいえます。

それでは