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ジブリ映画放映で株価が下落?アノマリーによる株式投資考

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ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、昨日夏枯れ相場に買いはないことをクックパッドを例にブログにしたところ、たくさんのアクセスをいただきました。<(_ _)>

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お盆休みは、実家に帰省するだけでなく、本来はあわただしい日常からかけ離れることができる時間です。

人生のこと、仕事のこと、家族のこと、友人のこと、趣味のことなどをじっくり考えてみるには良い機会です。

また、投資のことを考えるのも、絶好の機会です。

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実は「夏枯れ相場に買いはなし」という格言は、アノマリーのひとつです。

世の中には、法則や公式では証明できないけれど、何故か相関関係にある事象があります。

アノマリーとは、根拠は特にないけれど良く当たる相場観という意味です。

信じられないことですが、アノマリーで、投資をする人は少なくありません。

なんと、本まで出ています。

株式相場は、誰も先が見えないので、何か頼れる根拠が欲しいと考えるのは、人間の性(さが)です。

苦しいときの神頼みです。

空売りは別にして、誰も下がることを望んで買う人はいないからです。

めくるめくアノマリーの世界に誘います。じっくりと投資を考えてみませんか。

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1 ジブリの呪い

投資とジブリに何の関係があるんだ!

と怒られるかもしれません。

大人も子供も楽しめる良質なアニメといったら、宮崎駿監督のジブリ作品と細田守監督の時をかける少女とサマーウォーズで決まりでしょう。

(かなり管理人の嗜好が入っています。)

↓ 娘にはこういう恋をさせてやりたいです。

最近、またまた宮崎駿監督が、こんどこそ最後の監督作品を製作すると宣言し、私も今からワクワクしています。

個人的には、日本アニメ史上の最高傑作は、「天空の城ラピュタ」だと思っています。

さて、本題です。

ジブリ作品は、日本テレビ系列で、金曜ロードショー枠で放映されることが多いです。実はここで投資家には有名なアノマリーが生じています。
金曜ロードショーで、ジブリ作品が放映されると、月曜日の東証株価は下落する
これを、ジブリの呪いと称し、投資家たちからは、恐れられています。
2010年からのデータによると、ジブリ放映で実に2/3の確率で、月曜日の東証株価が下落しています。
特にアメリカダウ平均株価まで乱高下させるのが、「天空の城ラピュタ」です。
滅びの呪文「バルス」の影響かもしれません。
ラピュタが放映される金曜日の翌週の月曜日は、株式は売らない方が良いかもしれません。

2 アーノルドシュワルツネッガー主演「コマンドー」が放映される翌日は日経平均株価が下落する

これもまた有名なアノマリー効果です。

主演作が名作ぞろいのシュワルツネッガーですが、コマンドーは迷作?の部類です。

放映中、撃つわ刺すわ殴るわで、何百人も1人で殺しまくります。

ただ、ランボーと違って、明るい殺し方が多いのは救いです。

このコマンドーがテレビ東京で放映されると、翌日の東証株価が下落すると恐れられています。

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3 Sell in May(セルインメイ)

ウォール街の格言で、5月は天井になるから売りという格言です。

日本でもGW天井とも呼ばれています。

3月末に決算を迎え、6月に株主総会を開催する企業がほとんどですので、悪材料や好材料が出て株価が高評価されている5月のうちに売った方が得というアノマリーです。

4 TOM効果(turn of the month)

株価を月ベースでみると、月初めと月末が高くなるので、株を買うなら月の中央で買えというアノマリーです。

大口インデックスファンドが月極め報告するために、大量売り買いをするかららしいのですが、ちょっと普遍的なアノマリーではないような気がします。

5 その他のアノマリー

節分天井彼岸底(2月は高く、9月は安い)

二日新甫は荒れる(取引日がずれる分、乱高下する)

ハロウィン効果(10月は最も安く、仕込むには絶好の時期)

など、江戸時代からいわれてきた相場の極意とウォール街の格言が入り混じって、相場のアノマリーは混沌としています。

6 まとめ

いかがでしたか。

アノマリーとは、科学的な分析の結果ではなく、たまたま偶然の結果が、一人歩きして伝説や格言になっていく類のものです。

それだけ、投資は、未来へ行うものであり、不安や懸念の裏返しが、アノマリーを生んでいくものです。

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そういう意味では、投資の世界はギャンブラーの世界に通じるものがあります。

いわゆるこだわりや儀式の類です。

今日は信号で引っかかるから勝負は止めよう。

猫が道路を横切ったから、勝負しよう。

電線にカラスが止まっていたから、勝負を止めたら、暴落したので助かった。

など偶然が偶然を呼ぶ結果論の集大成が、アノマリーなのかもしれません。

信ずるものは救われる世界が、株式相場やギャンブルの世界です。

個人的には、あまりアノマリーにとらわれず、優良企業に対して長期投資するウォーレンバフェット氏の長期投資法をおススメします。

アノマリーはいわゆる気休め程度と考えるのが、健全な精神ではないでしょうか。

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じっくりと投資を考えた上での武運を祈念します。

それでは