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成功率わずかに6%!ラーメン店開業はあまりにもリスクが大きすぎる

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ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

先日ブログで、妻が退職後はラーメン店を開業することを夢見ていることを書きました。

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無論私はやる気はないのですが、俄然、妻は張り切っています。

www.panpanpapa.com

早速、当ブログのご意見番tameyoさんから止めなさいというご意見をいただきました。

そこでいろいろと調べれば調べるほど、飲食店(ラーメン店含む。)のリスクはとてつもなく高いことがわかり、冷や汗たらりです。

当たればデカイが、ほとんどハズレが、弱肉強食の飲食店営業の世界です。

ほんのさわりですが、データから見る厳しい現実をまとめて、ラーメン店開業について、考えてみます。

妻よ!お願いだから止めてくれ!

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1 お袋と幸楽苑の中華そばをすすって気づいたこと

日曜日に、久々に実家に行き、お袋と幸楽苑に行きました。

幸楽苑は、福島県が発祥の地で、今やラーメン店の全国一のチェーンにまで成長しました。

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北海道から中国四国まで500店舗出店しています。

九州地方はとんこつラーメン文化ですが、しょうゆラーメン、味噌野菜ラーメン主体の幸楽苑が進出するとどうなるのか、面白いような気がします。

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幸楽苑はラーメン界で、2003年にはじめて東証一部上場を達成した企業です。

その後、日高屋(ハイディ日高)と丸源ラーメン(物語コーポレーション)が上場しましたが、ラーメン業界7,000億円市場といわれる中で、たった3社しか一部上場していないところに、ラーメン店専業の難しさがあると思います。

お袋と頼んだのは、ご存知中華そばです。

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値段は、なんと390円(消費税込で421円)です。

2014年に290円を390円に値上げして、一時期メニュー自体もなくなりましたが、いつの間にか100円値上げして、復活しました。代わりに本格的なチャーシュー2枚付きは、お得です。

これが、値段の割りにとてもおいしいです。ずっと味噌野菜ラーメン(590円)を食べていましたが、数年前お袋から教えられて、幸楽苑最安値の中華そばばかり注文するようになりました。

お袋は友人と月に何度か幸楽苑を利用するそうですが、決まって一番安い中華そばを注文するそうです。

人件費高騰、材料費高騰の中で、390円でやっていけるものか考えてしまいました。

2 ラーメンの原価

ちょっと驚きのサイトがあります。

先ごろ販売個数1億個を超えたGショックで有名なCASIOが、飲食店の経営コンサルタント業に進出しています。

tenpo.casio.jp

とても詳しく分析しています。

これによれば、

タレ   1杯 10円~15円

スープ  醤油50円 とんこつ100円 みそ120円

麺    麺150g 60円 とんこつ120g 50円

具材   醤油65円 とんこつ55円 みそ80円

しょうゆラーメン 185円

とんこつラーメン 215円

みそラーメン   270円

だそうです。

390円の中華そばでも、利益率は50%で十分に利益が出ることがわかります。

ただし、人件費、高熱水費、家賃、フランチャイズ料などは加えていません。

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3 開業資金(15坪程度)

札幌ラーメンの麺を提供している西山製麺では、HPでラーメン店開業の資金計画を丁寧に説明しています。

それによれば、ラーメン店開業にあたっては、設備資金(1,620万円)と運転資金(60万円)は、必要とのことです。

汚くて古い店では、誰も近づきません。

特にトイレが汚いと、女性は絶対に寄り付きません。

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どうしても内装工事や設備一新で新しくて、清潔感のある店をアピールしなければなりません。

ここまでくると、遊びや趣味ではなくなります。

もはや後戻りはできなくなります。

退職金のほとんどをつぎ込んで、勝負できるのでしょうか・・・。

4 毎月の支出科目

原材料を除き、毎月かかる経費は、地代の他に、人件費、光熱水費、リース料がかかります。

家賃は15坪程度でも場所が良ければ月に50万円はかかります。

光熱水費は、醤油ラーメンで5~10万円、スープが命のみそラーメンやとんこつラーメンともなれば、よく煮込まなければならないので、20万円はかかるとされています。

さらに人件費です。アルバイトを1人雇っても15万円はかかります。

目が眩みます。

毎月、固定費用として、80万円はかかり、さらに開業資金1680万円を回収しなければなりません。

ここまで来るとギャンブルです。

5   回収するには1日何杯売ればいいのか?

月に80万円の固定費を粗利益で売り上げなければなりません。

一番粗利益の高いしょうゆラーメンベースで考えてみます。

ワンコイン500円(消費税込み)に設定します。

しょうゆラーメン1杯につき、463円-185円=278円の利益が上がります。

80万円/30日=26667円/日

26667円/278円=95.9杯/日

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1日に約96杯売り上げれば、固定費は回収できますが、手元には一切残りません。

1日に200杯売り上げれば、固定費を除いて月に80万円ずつ収益を上げることができます。

ただし、15坪だと客席は70%目安とされているので、10坪程度です。

客席は坪当り1.8人が設計の目安とされているので、満員で約18人です。

1人当たり30分として、昼の回転数は最大3回転、夜の回転数は最大6回転程度です。

最大1日18人✖9回転=162人となります。

ただし、ボックス席は70%の満席率なので、カウンター席を含めて、最大120人程度となります。

つまり、最大稼働しても、しょうゆラーメン単品だけであれば、1日500円✖120人=60000円の収入であり、固定費を除いた収益は、1日278円✖20人=5560円となります。

 

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夫婦で切り盛りしても、年間5560円✖365日=2,029,400円の収益で、1680万円の開業資金を返していかなければなりません。

ざっと8年はかかります。

 

収益を上げるには、餃子などサイドメニューを充実させて、客単価を高める、アルバイトを雇わないで人件費を浮かす、光熱水費を削るため、スープは既製品を利用するなどの方法があります。

 

しかし、これらは諸刃の剣で、肝心の客が寄り付かなくなる可能性があります。

 

6   まとめ

いかがでしたか。

飲食店は10年で9割がた廃業する理由がお分かりになったでしょうか。

これ以外にも、7年に1回はリニュアルが必要なこと、什器類は3年に1回は、交換が必要なことなどまだまだお金かかります。

 

これで、客が来ないのでは、まさに地獄です。

脱サラや老後の趣味として、飲食店開業できるほど世の中は甘くはありません。

 

今日のブログは、何よりも妻に読んでもらいたいです。

頼むから、ラーメン店開業はあきらめてくれえええええ!

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それでは