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たった1日で96%下落する恐怖のVIX上場投資信託(ETF)を一般投資家は買ってはいけない

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ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、2017年1月からのiDeCoの事実上の解禁、2018年1月からのつみたてNISAスタートなど、我が国の金融政策は、貯蓄から投資へと大きく方向転換しました。

少なくとも1月までは、干支も「戌笑う」と、2018年の日経平均株価は3万円いや4万円にも上がると誰もが思っていたはずです。

突然のダウ平均株価が暴落するまでは・・・。

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読者の皆さんの中には、個別株式は変動が激しくて読めなくて怖いから、証券会社のトレーダーが知恵を絞って作った投資信託商品の方が安全確実だと思う方が多いと思います。

答えはNOです。

個別株式は、少なくとも半値8掛け2割引とされ、滅多なことでは最高値の3割までは一気には下がらないものです。

1日あたりの値幅制限というセーフガードがあるのが大きいです。

しかし、投資信託商品の中には、一日で96%も下がるギャンブルそのもののハイリスク投資信託もあります。

投資信託の中には、むしろ個別株式投資よりも複雑で難しい商品がたくさんあり、管理人も怖くて手が出せません。(@_@)

今回のダウ平均株価大暴落の中で、たった1日で96%も暴落し、ひっそりと繰上げ償還となってしまい、天に召されたケースを通じ、投資信託商品の怖ろしさについて考えてみます。

ご注意ください。

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1 恐怖指数それはVIX指数

当サイトに関心のある読者の方であれば、VIX指数という言葉を聞いたことがあると思います。

VIX指数とは、日本語では恐怖指数と呼ばれる何とも不吉な指数です。

VIX指数(恐怖指数)とは、シカゴ・オプション取引所が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ(変動)を元に公表している指数のことをいいます。

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S&P500とは、東証市場でいう日経平均225のようなもので、アメリカのNYSEアメリカン市場やNASDAQ市場に上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出した時価総額の加重平均の株価指数です。

この数値の変動が激しく、数値が高くなると、相場の先行きが不透明感となるとされていて、通常の取引では、10から20の間で推移しています。

この数字が、2018.2.6には49.21とまで跳ね上がりました。

2 ETF(上場投資信託)とは

ETFとは、Exchange Traded Fundsといい、「上場投資信託」と呼ばれています。

指数を株式、債券、REIT、商品などにし、株式市場と同様に上場して、リアルタイムで売買ができる商品です。

簡単に言うとインデックスファンドは1日1回しか取引ができませんが、ETFは証券取引所でリアルタイムで取引ができる商品のことをいいます。

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ETFもインデックスファンドも、指数の動きに連動して、運用成果をめざす、指数連動型の投資信託です。

対象指数と同じ銘柄・比率で株式や債券を保有する方法や、定量的な分析によってその株式や債券の保有比率を工夫する方法、また、派生商品を使う方法で、指数の動きに連動する運用成果を可能としています。

今回取り上げるのは、「NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」という「円換算したS&P500 VIX短期先物インバース日次指数」への連動を目指す金融商品です。

もう少しおつきあいください。

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3 NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETNとは

NEXT NOTESとは、日本一の証券会社である野村証券グループが発行するETN/JDR(信託受益証券)のブランド名です。

ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ(野村證券の海外法人)が、野村證券を保証会社として作った商品で、実際の裏付資産を持たずにノムラグループの信用力を担保とした「次世代の金融商品」です。

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NEXT NOTESは、全部で20本あり、NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETNは、100億円を上限に、2015年3月に東京証券取引所に上場しました。

上場日 2015.3.16

基準口 1万円

売買単位 1口

指数 S&P500 VIX短期先物インバース指数は、日々の騰落率が、S&P500 VIX短期先物指数の騰落率の-1倍として計算される指数です。

ポイントは、S&P500VIX指数騰落率の-1倍というところです。

VIX指数が低ければ安定して上がっていき、高ければドーンと下がることを見越しています。

しかし、このETFの設計は、S&P500は右肩上がりに上がることを想定した商品であり、まさか大暴落が来るとは予想もしてはいませんでした。

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1口10,000円の価格も、世界的な株高の流れで、順調に上がっていました。

2015年3月からスタートし、2018年1月15日にはなんと40,150円となり、資産は4倍に増えました。

こんなに順調に上がるETFはなかったと思います。

あの「ひふみ投信プラス」と互角の値上がり率です。

ところが、2018.2.6のニューヨーク市場の大暴落で、VIX指数は一気に49.21倍に跳ね上がると、NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETNは、連動しました。

わずか1日で、1,144円と96%も下がってしまいました。

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 この商品の条件に、期限前償還の留意点があります。

S&P500 VIX短期先物インバース日次指数(終値を含むすべての値)が前日終値の20%に相当するまたはこれを下回った場合、早期償還額の支払をすることにより、本ETN/JDRの信託財産である外国指標連動証券は償還されます。

 期限前償還とは、繰上げ償還のことで、一方的に強制終了です。

基準価格10,000円で購入した人は、1,144円に手数料を差し引いた額の支払いを行うはずです。

悲惨なのは、20181月15日に40,150円で購入した人です。

わずか3週間後の2月7日に、1,144円で終了です。

【ETN】「NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(2049)」早期償還のお知らせ(続報) | 野村證券

株式のように値を戻すまで塩漬けにすることもできません。

当然この商品を購入する場合は、注意事項として期限前償還のことも書いてあることを承諾の上購入したはずであり、すべては自己責任です。

しかし、こんな株式よりもハイリスクで一方的なルールの商品が、普通に一般人が購入できるのはいかがなものと思いますが、みなさんはどう思われますか?

4 まとめ

いかがでしたか。

世にも怖ろしいETFが、この現代社会の金融商品として存在しているとは驚きです。

仮想通貨の変動など相手にもならない超ハイリスクローリターンな商品です。

この商品は、株価が暴落することに備えて、リスク回避のためのオプション取引(株式でいう信用売り)に使う商品であり、一般投資家は決して手を出してはいけない商品です。

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しかし、この10年の間にリーマンショックを経験していない投資家も増え、高配当が見込めるさまざまな金融商品に手を出してしまいがちです。

投資信託に手を出すのであれば、しっかりと勉強し、約款や条件などしっかりと確認してから、自己責任において購入すべきものと思います。

ご注意ください。

それでは