ようこそ(^o^)丿
お金を通じて、人生を豊かにするヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」
です。
さて、みなさんはeスポーツという言葉を聞いたことがありますか?
eスポーツとは、ご存知TVゲームやアーケードゲームの対人ゲームを競技化し、スタジアムなどで、巨大画面に映し出し、観客が一体となって楽しむものです。
たかが、TVゲームを大画面で見るだけでスポーツなの?と疑問に思われると思いますが、今やYouTubeでも、OTTと呼ばれるゲームプレイのネット配信は大人気です。
TVゲームがプレイするから見るものに大きく変わっています。
米調査会社Newzooによれば、eスポーツの世界市場は、2019年度には11億2800万ドル
へと拡大すると見込まれています。
2018年8月18日からジャカルタで開催される第18回アジア競技大会には、eスポーツが初めて公開競技として加わります。
世界中で盛り上がるeスポーツですが、なぜか我が国では今ひとつ盛り上がりません。
eスポーツが、今後投資の大チャンスになるのか、教育には悪影響はないのか、かつてアーケードゲームにはまり、人生を失いかけた経験のある管理人が語ります。
- 1 思わず吸い込まれるOTT
- 2 eスポーツのジャンル
- 3 eスポーツは今後拡大の一歩
- 4 日本はeスポーツ後進国
- 5 世界最大のゲーム市場中国が突如ゲーム規制
- 6 ゲーム関連株は、山師の世界
- 6-1 ネクソン(3659東証一部)
- 6-2 KLab(3656 東証一部)
- 7 まとめ
1 思わず吸い込まれるOTT
我が国ではコンピューターゲームというと、スイッチやPS4を始めとするTVゲームを思い浮かべる人は多いと思います。
しかし、世界の趨勢はオンラインのコンピューターゲームが主流です。
オンラインゲームは敵プレーヤーと対戦して、勝利という目的を成し遂げるゲーム性が世界では熱く支持されています。
オンラインゲームの中には、月間1億人もプレイするゲームまであります。
また、攻略法やプレイ技術を動画にしたOTT(Over The Top)と呼ばれるネット配信ゲームプレイ動画は、超のつくほどの大人気です。
高校生の娘も、いつもスマホでOTTを見ていて、他人のプレイのどこが楽しいのか?と聞いても、面白いと意に介しません。( ゚Д゚)
そんな面白いのかと思い、管理人も話題のバーチャルユーチューバー「キズナアイ」が実況するLIMBOを見てみました。
お、面白い!おもしろすぎる!
ついついシリーズ12編の全部を吸い込まれるように見てしまいました。
なお、娘はミラクルぐっち一択です。(^^;
すでに人気のゲーム実況サイトは登録者数が200万人を超えています。
世界的にもゲームは見て楽しめるジャンルに発展しています。
2 eスポーツのジャンル
一言に対戦型のコンピューターゲームといっても、ジャンルはたくさんあり、決まってはいません。
中でも人気のジャンルは、FPS(ファーストパーソンシューティング)とRTS(リアル
タイムストラテジー)から派生したMOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)です。
何を言っているのかわからないかもしれませんが、もう少しおつきあいください。(^^;
MOBAは、Multiplayer online battle arenaの略称で、我が国ではモバと呼ばれています。
ゼルダの伝説のようなイメージです。
代表的な作品は「DotA 2」と「League of Legends」です。
「DotA 2」は、世界で最も高額な賞金獲得eスポーツと呼ばれ、すでに総額1億3千万ドルの大会実績だそうです。
基本料金無料であり、一度入り込んだら、そのゲーム性は中毒性があり、抜け出せなくなるかもしれません。
かつて、アーケードゲームにはまり、人生を失いかけた管理人は絶対に近寄りません。(^^;
リンクを貼ろうと思いましたが、自主規制します。
また、「League of Legends」(LOL)は、現在世界で最も人気のあるオンラインゲームといわれ、月間プレイ者数なんと1億人だそうです。
今回のアジア競技大会での種目ともなっています。
FPSは、First-person shooterの略称で、その名のとおり1人で闘うシューティングゲームです。
人気作品には、「Counter-Strike( Global Offensive)」の他に、我が国のTVゲーム「STREET FIGHTERⅤ」や「鉄拳」が人気です。
3 eスポーツは今後拡大の一歩
世界中では、eスポーツはますます盛り上がっています。
特にeスポーツ先進国といわれる韓国を始め、インド、中国、アメリカで大人気です。
こういった盛り上がりを受け、eスポーツをスポーツとして認知し、新たなジャンルにしようという動きが加速化しています。
第18回アジア競技大会を始め、2019年にはなんと栃木国体に合わせて、「都道府県対抗eスポーツ大会」が開催されます。
さらに驚くことには、2024年オリンピックパリ大会では、オリンピックの正式種目としてeスポーツを採用するかどうか検討が続いています。
4 日本はeスポーツ後進国
我が国のTVゲーム産業は、ハードソフトともに世界第一位です。
しかし、eスポーツは今ひとつ盛り上がっていません。
その最大の理由は、高額賞金は、賭博性があるとして認められていないからです。
大きな壁は、景品表示法と風俗営業法と賭博法です。
その抜け道として、AppBankが仮想通貨「BLAST(GACKTコイン)」を景品にしたオンラインゲーム大会を計画しましたが、急きょ取りやめとなりました。
AppBankは2か月で株価が1/3となる大暴落となっています。
(出典 ヤフーファイナンスHP)
5 世界最大のゲーム市場中国が突如ゲーム規制
eスポーツの世界的人気が、やがて我が国でも高まるのではないかと、ゲーム関連株は一時株価が暴騰しました。
しかし、ゲーム市場世界最大国である中国が、突如ゲームを規制する動きを見せていることが報じられるとゲーム関連株は大きく値を下げました。
今や中国なしには日本のゲーム市場は成り立たないほど、中国ゲーム市場は巨大化しているからです。
公に話すことが認められていないとして匿名を条件に話した関係者によると、これは政府機関の間での権限見直しを受けた措置。
監督当局は一部のゲームにおける暴力やギャンブルについても懸念を示していると関係者の1人が話した。
オンラインとモバイル、コンソール型ゲームが軒並み影響を受けている。
ニューズーの調査によると、中国は世界最大のゲーム市場で、売上高は推定379億ドル(約4兆2200億円)。
6 ゲーム関連株は、山師の世界
この報道を受け、ゲーム関連株は軒並み下落の阿鼻叫喚です。
つくづくゲーム関連株の世界は恐ろしいと思います。
ちょっとした景気や政治経済の動き、そして新開発のゲームのヒット状況などによって振れ幅が凄まじいからです。
それは医薬品株や鉱山株の世界と共通しています。
一発当てれば株価はとんでもない上昇となりますが、ひとたび薬害などが発生すると株価は暴落します。
昔から、鉱山株と医薬品株に素人は手を出すなといわれます。
ゲーム関連株もよほどの知識と度胸と決断力がないと阿鼻叫喚の世界になると思います。
結果的に管理人が買えなかった株式を紹介します。
6-1 ネクソン(3659東証一部)
本体は韓国企業です。東証市場に上場を果たしました。
確か上場価格は1,000円前後でした。
韓国で大人気のオンラインゲームのNo.1企業で、テレビゲーム主体の我が国の市場を狙っての参入でした。
買いたかったんですが、外国企業という一抹の不安があり、買えませんでした。
しばらく1,000円台でしたが2016年頃には2,000円台となり、2018年3月に1対2株式分割を実施することとし、株価は急騰しました。
しかし、現在は中国のゲーム市場規制の思惑により、株価が暴落中です。
1,000円のときに買っていれば、最高値時は4,000円を突破したので、悔しい思いをしましたが、まあ最高値では売れなかったなあとと思っています。
500円→2000円→1355円とIPOで購入した人はまだまだ含み益があると思います。(^^;
(出典 ヤフーファイナンスHP)
6-2 KLab(3656 東証一部)
ラブライブのスマホゲームで有名です。
2013年に中国最大級のオンラインゲーム会社Qihoo 360 Technology Co. Ltd.(チーフーサンロクマル)と資本業務提携を行いました。
中国系という外資が入っていることもあり、リスキーだなと思いました。
わずか1年ほど前は600円前後でしたが、買いませんでした。
これがあれよあれよというまま、2300円まで上がってしまいました。
立ち直れないほどのショックでした。
しかし、中国は社会主義国家です。規律を正す方向に舵を切り出したことから、株価は急落です。
約1年で600円→2,300円→903円に変動する株式は、個人にはなかなか買えるものではありません。
無念です。
(出典 ヤフーファイナンスHP)
その他にもenish(3667 東証一部)という地獄のようなチャートも、つい2017年にあったばかりです。
450円→3760円→680円(2018.8.16)なんて、チャートは信じられません。
安値で買って最高値で売った人は3310円儲け、反対に最高値で買った人は3080円の損です。(掛ける1,000や10,000にしてください。)
これが株式投資の世界の暗黒面です。
(出典 ヤフーファイナンスHP)
7 まとめ
いかがでしたか。
eスポーツが我が国に根づくためには、法律の環境整備とゲームに対するリテラシー教育が絶対です。
オンラインゲーム先進国である韓国では、ゲーム依存症が大きな社会問題となっています。
ゲーム依存症で死者が相次ぐほどの深刻な事態に直面しています。
中国が国家をも揺るがしかねないとゲーム規制を始めたのも、やむを得ないことかもしれません。
我が国はというと、幸い景品表示法と風俗営業法と賭博法で高額な賞金が禁止され、それほど深刻ではありません。
しかし、カジノIR規制法&実施法にあったように、たちまちのうちに規制緩和になってしまう恐れは十分にあります。
もし規制緩和ともなれば、我が国の未来を担う子供たちに深刻な影響を与えてしまうことは、韓国の姿を見れば明らかです。
節度ある距離感を持ったゲームとのつき合いが大切です。
私事で恐縮ですが、私が大学に入学したころにインベーダーゲームが大流行し、国民は憑かれたようにゲームにはまっていきました。
私もハマってしまいました。
入学してから3か月大学にも行かず、ゲームセンターに入り浸ってしまいました。
これじゃいけないと思っても身体がゲームセンターに吸い込まれていきました。
貸与された奨学金は、すべてゲームで使い果たし、生活することもままなりませんでした。
いつしか子供たちには、名人と呼ばれるようになり、私がゲームを始めると子供たちが周りを取り囲み、気分は最高だった記憶があります。
抜け出せるきっかけとなったのは、サークルの先輩の叱咤でした。
おまえこんなことのために、つらいきびしい受験勉強をしてきたのか!
入れたくとも入れなかった人のことをどう思っているんだ!
親を悲しませていいのか!
目が覚めました。
なんとかゲーム依存症から脱出することができました。
もし、あのとき先輩の言葉がなかったら、ズブズブとなり、中退していたと思います。
人生がメチャクチャになっていたことでしょう。
ゲームとは節度あるつきあいをしなければ、人生を破滅に追いやることは大いにあると、体験から断言できます。
それは、今後作られるカジノでもそうでしょうし、公営ギャンブル、私営ギャンブル(パチンコパチスロ)、株式売買、FX取引、商品先物取引、クラウドファウンディングなどでも同じだと思います。
ゲームの腕を磨くだけで、何億円もの巨万のお金を手にすることができるとは、ゆめゆめ教育しないことが大切だと思います。
eスポーツの是非を巡っては、今後さまざまな議論を重ねて行くことと思います。
当ブログはあくまでも管理人の考えや実体験に基づくものであることをご容赦ください。
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは