2018.4.5改
ようこそ(^^)/
今や、ほとんどの買い物には何らかのサービスが付く時代です。
クーポンをもらえたり、次回割引券がついたり、スタンプサービスがあったりと店側は、利用者の囲い込みに必死で。
利用者にとっては、お金を貯めるチャンス到来です。
特に電子マネーやポイントカードの利用で付与されるポイントは、どんどんポイントが貯まり、チリも積もれば山となる感覚でお金が貯まります。
利用しないと絶対損します。
2018年版最新ポイント事情を考えてみます。(^^;
1 ポイント時代到来
モノやサービスの対価に金銭を支払った際にポイントを付与するサービスが、もはや当たり前の時代となりました。
たとえば飲食店を利用すれば、20スタンプで1食分のサービスがあったり、吉野家を利用すると次回50円サービス券が配布されたり、マックの店頭では時折クーポンのついたチラシを配布しています。
最近はスマホアプリでの割引クーポン券サービスも増えています。
事業者がなぜ損してしまうポイントサービスを始めるのと疑問に思う方もいると思います。
ポイントサービスは、利用者サービスを充実させることにより、リピーターを増やす集客戦略です。
長い目で見れば、企業側は決して損するものではありません。
しかし、意外にもこういったサービスを面倒くさがる人は多いらしく、積もり積もって損している人は多数いると思われます。
私の会社の同僚もほとんど使っていません。
これはお金をドブに捨てているようなものです。
とてももったいない行為です。
2 得するポイントサービスとは?
ポイントカードとクレジットカードと電子マネーは、強い親和性があります。
電子マネーチャージ機能の付いたクレジットカードも増えていて、第二の流通革命ともいわれています。
条件によっては、ポイントの二重取り三重取りも当たり前となっていま。
ポイントサービスを利用しなければ絶対損します。
ポイントを獲得するためには、nanaco やwaonなど流通グループ系電子マネーやsuicaやPASMOなど交通系電子マネー、それとTポイントカード、ポンタカード、楽天ポイントカードなどポイント特化系(IT系)カードは必ず作っておく必要があります。
さらにはヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなどの家電系ポイントカード、ツルハなどドラッグ系ポイントカードそしてhontoカードなど書店系ポイントカードなども作っておきたいところです。
このようにポイントを付与するサービスは、電子マネーとポイントカードそしてポイント付与機能と電子マネー機能を併せ持ったクレジットカードの三種類が主な獲得手段です。
さらにぐるなびや食べログ、ポンパレホットペッパーなどの飲食系では、ネット上から無料若しくは低廉なクーポン割引ダウンロードによるサービスもあります。
この世界は、サービスの変化がとても早く、情報収集と迅速な行動がとても大切です。
大切なことは、現段階においては、絶対的に優位なポイントサービスはないということです。
ポイントサービス戦争は、まだまだ群雄割拠の戦国時代ですので、面倒はありますが、複数の電子マネーとポイントカード(含む付与機能付クレジットカード)を所有し、TPOに合わせて使い分ける方法が、一番だといえます。
その1 電子マネー
電子マネーは、nanacoとwaonとSuica等交通系電子マネーの3種類をベースとして押さえておき、そのほか仕分けが可能であれば専門店系や地方限定系の電子マネーを持っておきたいところです。
あまり増やすと、管理が大変なので、個人的にはこの3種類の使い分けをオススメします。
nanaco セブン&アイホールディングス 100円で1ポイント付与
waon イオン系 200円で1ポイント付与 ただし、イオンカードセレクトでwaon決済すると実質1%引き
Suica JR東日本系 PASMO ICOCAなど交通系カード共通
Suica利用により、距離数に応じた割引乗車運賃適用
例 150円区間→144円 4%引き
その他加盟店で、200円で1ポイント付与
現在JREポイントに移行中
その他に電子マネーには、Edyカード、iDカード、Paypalカードなどがあります。
一見するとnanacoが還元率1%と一番得するからnanacoだけでいいと思われるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
nanacoは、セブン系のためセブンイレブンやイトーヨーカドーの系列そして独立系には使えますが、ライバルであるイオン系には残念ながら使えないという不文律があります。
ファミマは、nanacoもwaonも両方使えるのが少し笑えますが、利便性を考えるとこの方法が利用者にとっては一番ありがたい方法です。
また、waonはイオンセレクトカードでのwaon支払いにすると、実質約1%引きになりますし、Suicaもポイントクラブに入ると、ポイントが付きます。
このように電子マネーのポイントサービスは、使い方や手続きを知らないと、ずっと損したままとなるので、常に最新の情報を把握しておく必要があります。
その2 流通系ポイントカード
Tポイント、ポンタ、楽天ポイントカードなど流通系ポイントカードは、当初ポイント付与サービスでスタートしましたが、今や電子マネー機能やクレジットカード機能を持つようになり、流通系電子マネーや交通系電子マネーと同等の機能を持ち、垣根がなくなりつつあります。
電子マネー市場は4兆円市場に拡大し、今後の提携や再編の動きには目が離せません。戦国時代から淘汰が進み、流通系ポイントカードはTポイント、ポンタ、楽天Rポイントカードに絞り込まれつつあります。
流通系ポイントカードも、増やすと管理が大変ですが、Tポイント、ポンタ、楽天ポイントカードに加え、よく使う店舗独自のハウスカードも持っておきたいところです。
Tポイント 主な利用先 ファミリーマート、TSUTAYA、ENEOS
提携先によってポイント付与率・ポイント還元率が異なりますが、ほとんどの提携先が支払い額100円か200円につき1ポイント=1円付与されます。
2013年よりYahoo!JAPANと包括提携し、物販のみならず広くネット上でも利用可能範囲が拡大し、ますます目が離せません。
2015.6.30よりTポイントを電子マネーとして使えるTマネーがスタートしました。全国1万1400店舗で使えます。
引用元:Tマネー
ポンタ 主な利用先 ローソン、昭和Shell
提携先によってポイント付与率・ポイント還元率が異なりますが、ほとんどの提携先が支払い額100円か200円につき1ポイント=1円分付与されます。
2015年にはドコモdポイントやリクルートカードと提携し、利用範囲が拡大中です。
また、2015年3月よりPontaは、おさいふPontaとして、電子マネーに参入し、nanacoやwaonと同じ使い方が可能となりました。JCBと提携し、全国960万箇所で使える電子マネーとなり、電子マネーの選択に頭を悩ます機会が増えそうです。
楽天ポイントカード 主な利用先 サークルKサンクス、出光、ツルハ
提携先によってポイント付与率・ポイント還元率が異なりますが、ほとんどの提携先が支払い額100円か200円につき1ポイント=1円として、付与されます。
ネットECの雄、楽天も負けじと2014.10月より、リアルポイント電子マネー市場に参戦しました。楽天ポイントカードの強みは、インターネット上のポイントをリアル市場でも使えるところです。
なお、ファミリーマートとサークルKサンクスが合併し、サークルKサンクスで使えた楽天ポイントカードの行方が注目されていました。
しかし、ファミリマートでの楽天カードは使えなくなりました。
楽天ポイントが貯まる主要加盟店は、ミスタードーナッツ、ツルハドラッグ、PRONTO(プロント)、ポプラ、生活彩家等と限られるところでした。
2016.秋より、JCBと提携することとなりました。
一気に960万箇所に利用範囲が広がる可能性となりました。
その3 ドラッグ系ポイントカード
ドラッグ系は、全国的にドラッグストアの統合が進んでいますが、地域ブロック系のドラッグストアもまだまだ有力です。
ここでは全国区のドラッグストアのうちマツモトキヨシとツルハとウェルシアについて説明します。
全国主要ドラッグストア(18社)
(株)アインファーマシーズ、ウエルシアホールディングス(株)、(株)カワチ薬品、(株)キリン堂ホールディングス、(株)クスリのアオキ、(株)クリエイトSDホールディングス、ゲンキー(株)、(株)ココカラファイン、(株)コスモス薬品、(株)サッポロドラッグストアー、(株)サンドラッグ、(株)CFSコーポレーション、スギホールディングス(株)、(株)ツルハホールディングス、(株)トモズ、(株)マツモトキヨシホールディングス、(株)薬王堂、(株)レデイ薬局
なお、イオン系のウェルシアは20日はTポイントで1.5倍、ツルハは1日と5日と20日は5%引き、マツモトキヨシは月初めに500円以上購入で、翌月10%引き券配布などドラッグストアは使い方によっては、すごく得するセールスを展開しています。
ツルハ
「ツルハドラッグ」、「くすりの福太郎」、「ドラッグストアウェルネス」、「ウォンツ」、「くすりのレデイ」などのブランドで、全国で1,642店舗(2016年1月現在)を展開です。
ツルハポイントカードは200円に1ポイント付与ですが、2016.夏より楽天ポイントの二重取りができるようになりました。
waonでの支払いができるので、三重取りで、常時1.5%引きとなります。
また、ツルハお客様感謝デー(1日、10日、20日)は5%引きとなるので、waon(0.5%)とツルハカード(0.5%)と楽天ポイント(0.5%)の三重取りで、6.5%引きとなります。
ウェルシア
東北・関東・甲信越・北陸・東海・関西に1,485店舗(2016年10月現在)を展開中です。108円につきTポイント1ポイントを付与します。
イオン系なので、waonが使用できるので、イオンセレクトカードのwaon払いで、常時1.5%となります。
また、毎月20日は、Tポイント200ポイント以上で、1.5倍の買い物ができます。実質33.3%引きという史上最強の割引セールを月に1度行います。
常備薬を揃えるときは絶対利用したいサービスです!そのためにもTポイントはたくさん貯める必要があります。
引用元:Tポイント|ウエルシア薬局
マツモトキヨシ
2015.3月現在1,528店舗を展開する日本最大のドラッグストアチェーンです。
100円につき1ポイント=1円を付与します。電子マネーの導入は、ドラッグストアでは一番早く、2005年からEdyカード利用が利用できます。(0.5%引き)
マツモトキヨシには、レシートクーポン券やアプリダウンロードといった裏技が豊富です。月初めの500円以上の買い物で、翌月に5%や10%引きクーポンがもらえます。しかも、1品ではなく、お買い上げ全部が対象なので、絶対得します。
さらにマツモトキヨシのアプリから、クーポンをダウンロードできるサービスが随時行われていますので、チェックが必要です。
医薬品はほとんど値引きがないので、マツモトキヨシのクーポンの破壊力はすごいものがあります。
その4 書店系ポイントカード
書店は出版不況で統合や提携が進んでいます。
中でも、最も大きな提携は、ジュンク堂と丸善と文渓堂の3社の提携です。この3社の共通ポイントがhontoカードです。
hontoカードは、2016.6月に制度が改悪され、200円につき、1ポイント付与となってしまいましたが、ないよりはいいに決まってます。
3社の中で、ジュンク堂は、Quoカードが使えます。
ということは、リクルートカードでnanacoにチャージ(1.2%)し、nanacoでQuoカードを購入(1.8%)し、hontoカードを提示(0.5%)すれば、合計3.5%引きとなります。
ただし、2016年6月よりhontoポイントチャージ用チケットを発売開始しました。このチケットは5%引きですので、実際にはポイントよりもお得となります。
3 ポイント生活の極意
ポイント生活の極意は、チリも積もれば山となるの一点です。
どんな買い物のときでも、ポイントカードの提示や電子マネーまたはクレジットカード支払いで、ポイントゲットを怠らないことです。
私の或る日の休日を例にとります。
1 自宅→秋葉原駅 切符470円 Suica464円
2 昼食 吉野家牛丼セット 500円 waon2Pときめき2P
3 ヨドバシカメラ CD購入 3,024円 ヨドバシカード11%ポイント=332P
4 秋葉原駅→東京駅 切符140円 Suica134円
5 丸善丸の内店 書籍3000円分購入 リクルートカードプラス2%分=60P hontoカード 30P
6 マック マックフィズゆず250円 waon1P
7 東京駅→自宅 切符470円 Suica464円
8 夕食 デニーズ パスタうにといくらのクリームソース 1,098円 リクルートカードチャージQuoカード+Tポイント( 1.2+1.8+0.5%)=30P
9 ファミマで雑誌と缶コーヒー購入 630円 nanaco6P Tポイント3P
現金で支払った場合 9,582円使ったことになりますが、電子マネーやクレジットカードやポイントカードを利用すると総額で、482P=482円分も得したことになります。
すごいです。まるで現代の錬金術です。
このように毎日の生活でポイントを貯めていけば、年間2~3万円は確実に貯まります(実証済)。
使えば使うほど貯まっていくのは、とても不思議な感覚です。
一方、マイナス金利の時代、1年定期でさえ、金利は0.01%~0.03%程度です。
3万円を利子で貯めようとしたら円を1年間定期預金に預けなければなりません。
ポイントサービスおそるべしです。
4 もうひとつのポイント収集方法(ネットポイント)
ポイントを獲得するためには、購入した金額に応じて付与される方法の他に、もう一つの方法があります。
それはポイントサイトをクリックするとポイントが獲得できる方法です(詳しくはお手軽!ネットポイント生活をご参照ください。)。
ネット上では、お小遣いサイトと呼ばれています。モッピー、ゲットマネー、ハピタス、げんたまなどが有名なサイトです。
このサービスは企業コマーシャルの一種で、コンシュマーに自社サイトをクリックしてもらうことにより、自社商品購入に誘導するというもので、ワンクリック当たり0.1円から1円程度のポイントが付与されます。
ネット上では、クリックだけで月10万円以上も稼げるなどの煽りサイトを見かけることがあり、驚く人もいると思います。
確かにリスクはないので、努力と根性さえあれば確実にポイントを増やすことは可能です。
しかも、獲得したポイントは、たいていのサイトでは、nanacoやwaonやsuicaなど電子マネーと交換可能です。
時間と根気と根性さえあれば、ある程度おこづかいを得ることは可能です。
クリックするだけなら一見簡単と思いがちです。
しかし、アンケートに答えなければならない、動画を見なければならない、階層が深くさまざまなサイトを経由しなければならないなど、サービスを提供する企業としてもあの手この手でコンシュマーを増やす目的があるので、ポイントを獲得するにはとても手間と時間がかかります。
サイト側も飽きないようにゲームでポイントを獲得したり、紹介者制度を採用してポイント獲得の可能性を増やしたりとさまざまな方法で、コンシュマーを増やそうとしています。
何事もほどほどにしないと、ポイント獲得に夢中となり、大事なものを失いかねませんので、注意が必要です。
誰よりもポイントを得ようとするのなら、すべてを失う廃人になるくらいの覚悟が必要です。
あるサイトは10ポイントで1円ですが、そのためには10本以上のリンクを開いてたどり着かなければならず、最低でも10分は時間を費やさなければなりません。
時給に換算すると、時給6円です。
ノーリスクですが、余りにも効率が悪すぎます。
私も以前ポイントサイトで儲かってしょうがないというネット情報が氾濫しているので挑戦したことがあります。
結果は地獄でした。1日3時間ほど続けても、1か月で稼いだポイントはわずかに137円でした。
しかもそのサイトは最低交換金額が3000円以上でした。
交換するために2年も続けなければもならず、結局挫折し、ポイント交換はできませんでした。
実は儲けている人は、紹介制度(2ティア制、3ティア制)で儲けているようです。これはブログやSNSで誘導してポイントサイトに紹介登録すると、紹介した親に子の稼いだポイントの1/3から1/2程度が付与されるからです。
しかし、時代は変わり、ネットポイントWeb2.0とでも呼ぶ新たな時代となりました。敷居が低くなり、ネットポイント獲得が楽にできるサービスに変貌しており、チャンス到来です。
チリも積もれば必ずや山となります。
コツコツ貯めればいつか大きな山となります。
完全ノーリスクですので、思い立ったら今日からでもやってみる価値は大いにあります。
それでは