みなさんこんにちは 管理人のpanpanpapaです。
唐突ですが、私は3人兄弟の次男坊で、一人弟がいます。
私が言うのもなんですが、弟は私よりもはるかに出来のよい男で、花の都大東京は銀座に本社がある大企業の本社課長をやっているそれはそれは立派な男です。
弟は仙台に出向していたときに結婚し、マンションを購入しました。いつかは東京本社に戻るのがわかっていたはずですが、奥さんが、仙台で仕事を続けたいからとあえて仙台に終の棲家を求めたやさしい男です。
すでに20年以上週3回のペースで仙台に帰り、単身赴任を続けながら、日本中を飛び回っています。
弟の奥さんは病弱で、この2年ほど病気休暇を取って入退院を繰り返しています。
最近は容態も回復し、愛犬と自宅療養中でした。
ところが、年末に自宅で入浴中に突然下半身が麻痺し、動けなくなってしまい、這うようにしてなんとか携帯電話で弟に連絡したそうです。
ところが弟は熊本に出張中でどうしようもありません。
弟は仙台の消防本部に電話をかけ、救助を求めたそうです。自宅のマンションは高度なセキュリティ機能があり、中からロック解除しないことには、消防隊も入れません。
下半身が麻痺しているので玄関にもたどり着けず、困り果てた中、愛犬が猛烈な勢いで泣き出し、驚いた隣の住民が来てくれ、隣の住民のベランダからガラスを割って、何とか救出できたそうです。
私も報せを聞いてから、お見舞いに行き、義妹の姿に愕然としました。まだまだ若いと思っていたのに(私より5歳以上は若いと思います。)、まるでおばあちゃんのように白髪となり、縮こまってベッドに横たわっていました。
話によれば、脊髄に悪性腫瘍が転移してしまい、神経を圧迫してしまったため、下半身が麻痺してしまったということでした。
義妹は、酒もやらないし、タバコも吸わないで、ただひたむきに真っ直ぐ生きてきた人です。
病魔というのは本当に残酷です。
ある日前触れもなく、下半身が麻痺し、感覚が戻らないで動かなくなるなんて私には到底想像もできません。
言える言葉もなく、お大事になさってくださいというのが精一杯でした。
私は体だけは丈夫で、今まで入院や手術をしたことがありません。ですが、身内にこのような残酷な運命が訪れたことを真近に見ると、健康こそが他のすべてよりも勝るというこに改めて思い知ります。
お金も地位も権力も健康でなければ何の役にも立ちません。
今現在健康であることを誇りに、そして明日以降も健康であり続けることを願うしかありません。
義妹の奇跡の回復を今はただ願うばかりです。
もしも、神がいるのなら奇跡を義妹に与えて欲しいと願います。
あまりにも突然の絶望の淵に追いやられてしまった弟夫妻に幸多かれと祈るばかりです。
このブログは、少しでもお金を貯めて、お金に不自由しない人生を送ることができるようにと思い、立ち上げたものです。
それには条件があることをすっかり忘れてしまっていました。
健康であることが絶対条件でした。
嗚呼・・・。