最終更新 2019.4.22
※2017年4月1日から値上がる社会保障費値上げの記事です。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
2017年4月1日より、社会保障費が大きく変わり、保険料の値上げや給付の引き下げが待っていることを知っている人はどれほどいらっしゃることでしょうか。
値上げ分や引き下げ分は、何らかの手段で補てんしておかなければ、たとえ微々たる額ではあったとしても、長い人生を通じて、少しずつダメージが広がっていきます。
早めに対策を講じるためにも、新聞記事は要チェックです。こういった情報は、新聞が確実です。
- 1 年金額0.1%引き下げ
- 2 国民年金保険料月230円値上げ!毎月16,490円に!
- 3 雇用保険料賃金の0.8%から0.6%へ引き下げ
- 4 一人親児童扶養手当、特別児童扶養手当0.1%引き下げ
- 5 住民税非課税世帯への2人目以降の幼稚園保育園の保育料無料
- 6 後期高齢者医療制度における保険料特例制限縮小
- 7 対策
1 年金額0.1%引き下げ
マクロ経済スライドが適用されて、2年連続の下げとなります。
マクロ経済スライドとは、物価の上昇下落に合わせて、年金額を増やしたり減額したりする制度です。ただし、おそらく上げることはそうないだろうといわれています。
4月より、国民年金生活者の方は、毎月67円減ることとなります。
年間804円と屁みたいなものですが、減額というのは、心にダメージをかけるものです。
国民年金は、満額で月64,941円となります。
ここで注意したいことは、若い世代が、「ざまあみろ!」と思っているかもしれないことです。
しかし、この減額はすべての世代にかかってきます。
つまり、20歳の人が関係ないといっても、制度上45年後はこの減額が適用されます。
保険料が上がるのに、受給額がさがるとは、やるせないですね。
また、厚生年金の場合、モデル世帯で月227円の減額となります。
それでも、厚生年金受給世帯(会社員+専業主婦モデル世帯)は、月221,277円となります。
厚生年金受給世帯は、国民年金受給世帯と比較すると、毎月156,336円も支給額に開きが出ます。
まさにアリとキリギリスの世界です。
こうしたことからも、厚生年金に加入できる正社員や公務員を目指したいものです。
なお、2017年4月から、非正規労働者でも、労使合意があれば、厚生年金に加入できるようになります。
しかし、掛金は労使折半ですので、企業が積極的になるかどうかは疑問です。
2 国民年金保険料月230円値上げ!毎月16,490円に!
国民年金保険料が、4月から月230円値上げとなり、毎月16,490円となります。20歳以上の方は、すべからく40年間国民年金保険料を支払う義務があります。
しかし、今年4月より、受給額が67円減るにもかかわらず、支払額が230円も上がるのには、納得いかない人も多いと思います。
安くするための方法は、ひとつだけあります。それは前納制度を利用することです。
平成29年4月より、2年前納クレジットカード支払いが可能となります。
2年前納で、なんと15,000円も安くなります。
380,760/395,760=3.8%も安くなります。
また、クレジットカードの中には、ポイントがつくクレジットカード(0.5%~1.2%)があるので、前納する際はクレジットカード発行会社へ問い合わせるといいと思います。
まだ、ポイント加算については、公表していません。
3 雇用保険料賃金の0.8%から0.6%へ引き下げ
現役世代には少しうれしい制度もスタートします。雇用保険料がこの4月から0.2%分下がります。現役労働者には少しうれしい制度変更です!
雇用保険料は労使折半なので、年収500万円の人は、年間5,000円負担が軽くなることになります。
4 一人親児童扶養手当、特別児童扶養手当0.1%引き下げ
少し特殊なケースですが、一人親の児童扶養手当と障がい児の親への特別児童扶養手当も、マクロ経済スライドを採用しているため、国民年金と同じく、0.1%減額されます。
5 住民税非課税世帯への2人目以降の幼稚園保育園の保育料無料
この制度も少し特殊なケースです。住民税非課税世帯は、生活保護受給資格要件を満たす世帯ということで、合計所得が125万円以下の世帯です。
こういった世帯が、保育園は利用するにしても、幼稚園を利用するとはとても思えないのですが、制度を作りましたということなのでしょうか。
幼稚園は制服だけで、数万円はするので、入園させたら、大変なことになると思います。
6 後期高齢者医療制度における保険料特例制限縮小
後期高齢者で、年収が211万円以上の人は、月2,200円の保険料が月3,510円にアップします。
まあ、75歳以上で211万円ももらっているのなら、月1,310円の値上げはやむを得ないと思います。
7 対策
その昔、モーニング娘が、日本の未来は世界がうらやむ♪と謳って、熱狂の渦でした。(ラブマシーン)
しかし、それから20年経った現在、その未来が、社会保障のカットカットカットのオンパレードです。
年金については、すでに触れたように、前納2年制度のフル活用が最善の対策手段です。
2年前納で15,000円安くできるということは、1ヶ月に625円負担を軽くできるということです。
ぜひとも利用しましょう。
受給額が減額されることについては、何かを我慢して支出を減らすか、若しくは収入を増やすのどちらかしか選択肢はありません。
何かを我慢するには、嗜好品が一番節約の対象となりやすいです。
たばこを1本減らせば21円の節約です。
缶コーヒーを自販機ではなく、スーパーから購入すれば、130-98=32円の節約です。
何かを我慢することを通じて、節約倹約の意識が自分自身に浸透すれば、だんだんと行動様式にも変化が現れます。そうなればしめたモノです。
また、収入を得る方法で手っ取りばやい方法は、ネット上でポイントを獲得する方法です、
今や簡単なゲームやアンケートで、ポイントがもらえるサイトが山のようにあります。獲得したポイントは、nanacoやポンタなど金券同様に使えるもので、実質現金と同様です。1日数十分の時間で、数十円なら普通に獲得できます。
私が今スキマ時間を利用して、ポイントを獲得しているサイトは、マクロミルのアンケート調査です。
決して難しいものではなく、時間もそうはかかりません。
1日に20分程度でも、月に750円程度であれば十分に稼げます。
↓28/11~29/3まで、4ヶ月間通勤のスキマ時間を使ってやってみたら、こんなに貯まりました♪
ポイントサイトよりも貯まりやすいと思います。
こういった対策で、少しでも社会保障の減額を埋めていきたいものです。
Many a little makes a mickle.
ブログに愛と真の情報を
それでは