お金にまつわる人生を語る当サイトにようこそ(^^)/ 管理人のぱんぱんぱぱです。
昨日上梓した「シャープ」の記事が、このブログ始まって以来のアクセスをいただき、大変驚いています。ありがとうございます。
これからも、できるだけ有用なブログの更新に努めてまいりますので、よろしくお願いします。<(_ _)>
さて、最近、ネット広告のレクタングル(囲み広告)に銀行カードローンの広告が目立って多くなっていると思いませんか?
そもそも銀行カードローンって何?という読者の方がほとんどだと思います。
以前は、個人向け融資(ローン)の広告といえば、アコムやプロミスなどのいわゆる消費者金融(サラ金)の広告がほとんどでした。
20年ほど前のバブル期の終わりの頃までは、消費者金融のコマーシャルはすさまじいものでした。
武富士ダンサーズやアコムのチワワやプロミスのやりくりやりくりや無人君などのCMが、大量に流され、ご記憶の方も多いかと思います。
当時を知らない若い世代の方は信じられないと思いますが、深夜のテレビのCMは、どのチャンネルを回しても、サラ金とたばことパチンコの宣伝に占領されているかのようでした。
リンク元:Yahoo!リサーチ
今では、たばこのCMは放映自粛になるなど隔世の感があります。
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1 銀行カードローンって何?
銀行カードローンとは、使い道が限定されていないフリーローンの一種です。
使い道が限定されているローンであれば、住宅ローン、学資ローン、自動車ローンなどが我々にはなじみのあるローンです。
なんとなく、フリーローンとなると、消費者金融いわゆるサラ金のイメージがあり、怖さを感じると思います。
そのため、銀行カードローンは、ネット銀行専門のローンのような気がしますが、今や都市銀行や地方銀行が、個人市場まで積極的に参入する金融自由化の時代となっています。
三菱東京UFJ銀行や、みずほ銀行など大手都市銀行や横浜銀行など地方銀行のトップ銀行が競い合うように参入しています。
リンク元:
私は、平成17年に三菱東京UFJ銀行から、6,500万円の融資を受けて、住宅ローンを組みました。
その頃は金融自由化の規制緩和が始まり、都市銀行も個人の住宅ローンの分野に進出を始めた頃でした。
個人向けの貸付には消極的で、本当に貸してくれるのか不安でした。
私のような収入の高くない者にも、一発で限度額を超えて貸し付けてくれて、金融自由化の波を肌で感じとりました。
2 銀行カードローンと消費者金融の違い
銀行カードローンは、銀行法により、規制されていますが、消費者金融は、貸金業法により、規制されています。これが決定的な違いです。
銀行法は、総量規制が適用されないため、貸付額は法律上は無制限となります。
貸金業法は、総量規制が適用され、年収の1/3までの制限となります。
当然のことですが、銀行は、バブルの崩壊で、放漫な貸し付けで、多額の不良債権を生んでしまいました。
この反省を踏まえ、銀行カードローンの対象者は、一定の定期的な収入のある勤労者となり、かつ、審査も厳しいとされます。
ネット上では、来店不要!即日利用可!などの文字が躍っています。
これではまるでサラ金並みと感じるのは、私の思い込みでしょうか。
反対に消費者金融は、融資の条件が、相変わらず甘いようです。
3 気になる金利は?
レクタングル広告を見ると金利は、1.7%~17.8%が一般的で、相当の幅があります。
実際には、この金利幅にはからくりがあって、低金利は大口の利用者用、高金利は小口の利用者用となります。
大口ですと、1,000万円まで借りることができますが、カードローンでこのような高額を借りることは、普通の生活をしている限りまず考えられません。
人生で一番高い買い物は、なんといっても住宅です。人によっては車にもお金をかけるのでしょうが、どちらも目的ローンがあります。
高級腕時計や宝飾品が急に欲しくなるとか、高額医療費とかが、理由なのかもしれません。
借金には違いはないので、安易な理由で借りることは、しっかりとした返済計画が無い限り慎んだ方がいいと思います。
4 カードローンの借入金の返済方法
銀行カードローンは、カードローン専用のカードで、借入金を返済することができます。
銀行のATMでも、返済できるので、誰にも気づかれないことが銀行カードローンの売りとなっています。
そこまで、やましい目的でのローンはあるのでしょうか?
その他振込と口座振替による返済ができます。
返済は基本は約定返済といって、ローン締結時の約定により毎月決められた額を返済する方法です。
ただし、臨時返済はどの銀行も同じで、一定額をまとめて支払いできます。
私は若い頃、自動車ローンを、年利8%の60回払いにしたのですが、部分返済ができないと思って、ほったらかしにしてしまいました。金利にすれば相当の額になってしまいました。本当に無駄なことをしたものだと後悔しています。
借りるのであれば積極的に部分返済をとりいれましょう。
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5 最大の利点は、リボ払い解消
非常に残念なことですが、銀行カードローンを借りる人は、多重債務者が含まれるそうです。
だからこそ、「誰にも知られずに」「即日融資可」などの文字が躍るわけです。
ただし、ローンをまとめることは、金利を抑える意味で、最良の選択です。
特にリボ払いのクレジットカード払いをしている場合は、すぐにでも銀行カードローンに切り替え、金利を減らすことが重要です。
できれば、お金は借りないのが一番です。
借りるのであれば、爪に火を灯し、塩を舐め舐め暮らす覚悟が絶対に必要です。
銀行が運営しているからといって、手軽に利用しないように、毎日を計画的に暮らしていかなければなりません。
Out of debt, out of danger.(借金なければ危険なし)
それでは