ようこそ(^^)/ お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供するサイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、昨日より、私はかなり落ち込んでいます。
昨日、余命いくばくもない知人のお見舞いに行ってきたからです。
つらかったです・・・。
知人の病気の原因は、悪性新生物すなわちがんです。
がんという病気は、本当に許せません。
知人はタバコも吸わない、酒も飲まない普通の女性です。
そういう人の人生をなぜに奪おうとしているのか!
健康でなければ、人生なんて、何の楽しみもないと私は思います。
お金を貯めることは、一言でいえば明日への備えのためです。
明日があるという前提があるからこそお金を貯めるのであり、その大前提が崩れてしまったのでは、お金を貯める行為などむなしいだけです。
本日は、日本人の死因の第1位に君臨し続ける憎くき「がん」を防ぐ手立てを考えます。
スポンサーリンク
- 1 日本人の死亡者数(平成28年)
- 2 日本人の出生者数(平成28年)
- 3 日本人の死因 ワースト5
- 4 がんは、早期発見から予防の時代へ
- 5 がんを予防する方法
- 6 感染症予防だけが、がん予防方法ではないことに注意!
- 7 さいごに
1 日本人の死亡者数(平成28年)
死亡者や出生者の統計は、厚生労働省が所管していて、年に1回発表します。
死亡者数はなんと129万6千人!
死亡率は、1,000人当たり10.3人という恐ろしい現実があります。
1年の間に100人に1人が亡くなっているという現実です。
出典元:厚生労働省
2 日本人の出生者数(平成28年)
一方、出生者数は、98万1千人です。
統計を取り始めた明治32年(1899年)以来、初めて出生者数が100万人を割り込みました。
出典元:厚生労働省
つまり、我が国は出生者数(98万1千人)よりも、死亡者数(129万6千人)の方が多い人口減社会に突入しています。
1年に31万人が減っていき、50年後には2,000万人が減るとされています。
今後あらゆる社会保障の仕組みが、変わらざるを得ないことをこの数字は予見しています。
おそらくは、年金受給率の減少、年金受給年齢の延長、介護保険料や国民年金保険料の負担率アップなどは避けては通れません。
また、2,000万人もの人口が減ることにより、企業の倒産や解散の増大、労働人口の減少、失業者離職者数の増加、公務員の減少、治安の悪化なども考えられます。
IT社会の加速度的な進展により、ますますホワイトカラーの仕事は減ることも想定されます。
格差社会といわれてずいぶん経ちますが、今後さらに厳しくなる一方であることは間違いありません。
3 日本人の死因 ワースト5
死因の原因で最多いのが悪性新生物(がん)です。なんと死因の28.5%を占めています。
日本人の3人に1人はがんで死亡しています。
にっくきがんです。
天寿を全うする方(老衰)は、本当に限られています・・・。
1位 悪性新生物(がん) 37万131人
2位 心疾患 19万5,933人
3位 肺炎 12万846人
4位 脳血管疾患 11万1,875人
5位 老衰 8万4,755人
4 がんは、早期発見から予防の時代へ
国立がん研究センターが2012年に発表したがん予防法は、マスコミに大きく取り上げられたので、知っている人も多いと思います。
がんは早期発見ではなく、予防できる時代に入ったという研究結果です。
早期発見ではなかなかがんを防げないのは事実です。
冒頭の知人も毎年欠かさず乳がん検診を行っていましたが、がんの病に冒されました。
私も年齢を重ねるうちに、何人もの知人をがんで失っています。
20代の頃、同年代の親戚ががんで亡くなり、衝撃を受けました。
30代の頃、お世話になった40代の先輩が、何人も相次いでがんで亡くなりました。
厄年って、本当にあるんだということを実体験しました。
昨年12月には隣の部署の課長が、がんで亡くなりました。生前立場が違うこともあって、よくいがみ合っていました・・・。
亡くなったみなさん全員が、毎年職場がん検診を受けていました。
5 がんを予防する方法
がんを予防するためには、よくいわれる生活習慣を改めることです。
これまでも喫煙、不規則な食事、偏食、過度な飲酒、運動不足、過労などががんの原因となることが指摘されていました。
これらはもちろん間違いないがんの原因ですが、新たに感染症が、がんを誘発することが有力となりつつあります。
肝がん=肝炎ウイルス
胃がん=ヘリコバクターピロリ菌
子宮頸がん=ヒトパピローマウイルス
5-1 肝炎ウイルス
肝炎ウイルスは、A型、B型、C型、E型などたくさんの種類があります。
最近、注目されているのは、ジビエを生食することによって感染するE型肝炎です。
エゾジカやイノシシなどの野生動物の肉には、E型肝炎ウイルスが存在していることがあります。
リンク元:ヤフーニュース
ジビエの生食は、冗談でも絶対に食べないようにしましょう。
また、B型は、血液や同性愛者の体液から移るとされています。
国内には130万人~150万人が感染していると推計されています
B型肝炎、どのような病気?|B型肝炎|一般社団法人 日本肝臓学会
リンク元:旭川医科大学
5-2 ヘリコバクターピロリ菌
胃がんの原因物質であることが、ほぼ明らかとなっています。
今や胃腸科クリニックでも、検査及び除菌が可能な時代となっています。
リンク元:一般社団法人日本臨床検査薬協会
これまでヘリコバクターピロリ菌は、胃潰瘍の原因と考えられていました。
私も胃潰瘍には若い頃から苦しめられていて、20年ほど前、主治医よりピロリ菌除去の臨床試験をやってみない?と声掛けされました。
もしものことがあっても提訴しませんというサインをして、2週間違う種類の抗菌剤を飲んだところ、全治です!
感動しました!それ以来現在まで胃潰瘍の再発がまったくありません。
あのボナパルトナポレオンも夏目漱石も、苦しんだ胃潰瘍が全治する時代になったことにいたく感動しましたが、さらに胃がんを防ぐという研究結果に感動感激です。
胃がんによる死因は減少しているとはいえ、がんによる死因の男性2位、女性3位を占めています。
みなさんも医師の勧めがあった際にはピロリ菌の除去を行ってみてはいかがでしょうか。
5-3 ヒトパピローマウイルス
ヒトパピローマウイルスは、性経験のある女性の50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。
特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えていることもあり、問題視されているウイルスです。
リンク元:国立感染症研究所
子宮頸がんワクチンの接種は、2013年4月に定期接種として義務化されました。
しかし、ワクチン接種により副作用を訴える女性が続出(186名)し、現在訴訟中となっています。
このため、厚生労働省は2013年6月より、より子宮頸がんワクチンの積極的勧奨を中止しました。
一方、世界保健機関(WHO)は子宮頸がんワクチンの接種を推奨しています。
日本産科婦人科学会は積極的勧奨の再開を求めています。
子宮頸がんワクチン、未接種でも「副作用」と同じ症状 :日本経済新聞
私には、二人の娘がいますが、二人とも子宮頸がんワクチンの接種をさせました。
がんを予防するためには、接種は必要と考えてのことです。
副作用を恐れて接種をしない若い女性が増えている中、どういう判断を進めていくのか、注目する必要があります。
スポンサーリンク
6 感染症予防だけが、がん予防方法ではないことに注意!
しかし、感染症はがんとなる有力な原因であることは間違いありませんが、最大の原因はやはり喫煙です。
タバコの煙の中には、細胞を刺激し、細胞を変異させがん化させてしまう物質が、山ほど含まれています。
たばこを止めることが、がんを予防する最大の予防法であることは、決してわすれてはいけません。
7 さいごに
知人は、現在1本3万円もする抗がん剤を打っています。
高額医療費である程度還付されるとはいえ自己負担分があります。
また、全身が痛み苦しいので、個室ベッドが必要です。差額ベッド代がかかります。
毎月何十万円も負担しなければならないそうです。
病気になることを想定して、お金を貯めること本意ではありませんが、転ばぬ先の杖が必要です。
人生のリスクに備えた必要経費分のお金は貯める必要があります。
Look before you leap.
それでは