最終更新 2022.5.3 2021.4.16 2020.12.20 2018.8.31
※長らく続く出版不況で、PR小冊子の休刊や廃止が相次いでいます。アーカイブとしてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、最近書店の異変をご存知ですか?
以前は、レジカウンターの上に大手出版社が無料で配布する定価100円ほどのPR小冊子が並んでいたものですが、今やほとんどおいてありません。
出版不況で、PR小冊子を置く余裕がなくなってしまったものと考えられます。
PR小冊子なんて、たかが販促だろうと思われる方もいるかと思います。
なかなかどうして、内容はとても充実しています。
1か月十分楽しめる知的興奮に満ちている内容ばかりで、無料が申し訳ないと思うくらいでした。
毎日たくさんの本が出版される中で、当代随一の筆者が、これはと思った本を書評して、紹介してくれます。
伝えたいことをしっかり伝え、読者を引き込む文章力には本当に舌を巻いてしまいます。
ブロガーのみならず、小論文が苦手な学生さんや社会人のみなさんにも読む価値は大いにあると思います。
もはや書店での入手が困難であれば、購入するしかありません。
送料込みで年間1,000円程度で、このすばらしい小冊子が手に入るなんて、考えてみれば超お得です。
1冊1,000円以上の価値はあると思います。
本日は、この超お得な出版社のPR小冊子について、情報を提供します。
ブログネタに困っている方、文章力を上げたいと考えている方は必読です。
1 青春と読書 集英社
管理人一押しの小冊子です。
毎月20日発売で、1冊83円+税という安さです。
年間12冊発行で、送料込みで年間購読料が、なんと910円です。
しかも、クレジット払い、コンビニ支払いができます。
配達はネコポスです。
引用元:集英社
小説がとても充実しています。連載小説もあり、また、読み切り小説もあります。
特に連載小説は、たいていの場合、いずれハードカバーの本として販売されるので、一足早く出版社一押しの小説を読むことができるのは、本当にありがたいです。
2010年直木賞受賞作品「漂砂のうた」(木内昇)も連載されていて、これは賞を取るなと思いながら読んでいて、当たったのはとても嬉しかった記憶があります。
また、新書のレビューも読みやすく、知的好奇心が湧き、つい購入してしまいますが、外れがありません。
超一流の作家や学者による書評で、本が選択できるなんて、考えてみれば贅沢の極みです。
青春と読書(セイシュントドクショ)の【定期購読】『青春と読書』通販 | 集英社HAPPY PLUS STORE
2 新潮社 波
毎月27日発売 1冊100円です。
年間12冊発行で、送料込みで年間購読料が、1,000円です。
3年間だと、なんと2,500円です!
引用元:新潮社
この本は、連載小説はもちろんのこと、当代きっての作者のインタビュー、書評、政治の動き、世界の動きなど、内容がとても充実してボリューム満点です。
活字や段組みも他のPR小冊子より小さくて、とにかく情報量が多いです。
さすが新潮社というべき情報のデパートというような内容で、とても100円では割が合わないほどの充実さです。
定期購読して絶対損はありません。1か月は優に楽しめます。
3 講談社 本
無念にも2020年12月号で休刊となりました。
天下の講談社までPR雑誌の休刊に追い込まれる時代です。
復活を祈り、そのままアーカイブとして残します。
2020.10.24
講談社はこのたび、読書人の雑誌『本』を2020年11月25日発売の2020年12月号をもって休刊することを決定いたしましたのでお知らせいたします。
長年にわたって刊行してまいりましたPR誌でございますが、市場状況と今後の展望について慎重に検討を重ねた結果、今回の結論に達しました。
詳しくは最終号となる11月発売の『本』12月号をご覧ください。1976年1月の創刊以来『本』を支えていただいた読者の皆様、執筆していただいた皆様に心より感謝申し上げます。
毎月25日発売で、1冊90円(税込み)という安さです。
年間12冊発行で、送料込みで年間購読料が、なんと1,000円です。
ただし、講談社からの直販はなくなり、Fujisanからの配送となりました。
(Fujisanは、7%引きで、初回だと500円引きになります。)
引用元:講談社
この本もとても幅広いジャンルに渡った小冊子です。
講談社は、以前よりブルーバックスや学術文庫といった自然科学関係本を充実させてきたせいか、サイエンス関係やスポーツ関係が特に充実しています。
講談社が読書人に贈る月刊PR誌
読書人のための月刊情報誌「本」。 講談社発行の新刊書籍のガイド、著者自身によるPRエッセイをはじめ、文学やアート、社会科学やサイエンス、スポーツに至るまで、幅広い話題を提供しています。ノンフィクション、学術のジャンルから文芸、科学、哲学・思想まで知的好奇心を縦横にかきたてる読み物が毎号満載。カルチャー最前線のエッセンスがぎっしり詰まっています。
4 小学館 本の窓
2020年11月に紙媒体からWEB媒体に変わりました。
管理人も大好きだったのでした。無念でなりません。
アーカイブとして残します。
毎月20日発売で、1冊100円(税込み)です。
年間10冊発行(3月と9月はなし)で、送料込みで年間購読料が、1,000円です。
引用元:小学館
この本の名物は、何といっても著名人の対談です。
冒頭の対談は時代を読む示唆に富んだ対談が多く、仕事やブログにも大変役に立ちます。
豪華執筆陣による、エッセイ、小説、ノンフィクションや対談などの読み物連載に加え、読書案内、小学館の新刊情報も満載。小さな雑誌で驚くほど充実した内容。あなたの好奇心を存分に刺激すること間違いなし。
5 朝日新聞社 一冊の本
年間1,100円 郵送と朝日新聞からの直接配送の2つの方法が選べます。
3年契約となると3,000円です。
出典:朝日新聞出版
朝日新聞は、朝日ジャーナルのイメージが強く苦手意識がありましたが、執筆陣にタレント太田光やSF系菊池秀行、夢村獏もいて面白そうです。
講談社や小学館も休刊の中、貴重な存在です。
6 岩波書店 図書
引用元:岩波書店
一冊93円+消費税
年間1,000円(送料込み)
私が学生時代の頃は、1冊10円で、年間購読料はなんと100円という安さでした。
家に届くのが嬉しかったです。
ただし、極めて高度な内容のため、一般人には少しつらいかもしれません。
『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。
古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。
文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。
魅力的な本との出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。
7 PR小冊子で、郵便受けが楽しみになる
年間購読料が1,000円のPR小冊子を3種購読すると、毎月3回も郵送されることとなります。
各出版社とも自社PRのため、赤字覚悟で発行しているだけあって、内容は非常に充実しています。
また、出版社が今後企画していること、売り出そうとしている作家のことなどが手に取るようにわかり、情報通となること間違いなしです。
また、当代随一の作家の書くエッセーや書評のまとめ方は、ブログを書くうえでも、ものすごく参考となります。
わずか年間1,000円から3,000円で、毎月有用な情報が入るのであれば安いものです。
本当にお得ですし、食わず嫌いな作家も好きになるきっかけにもなります。
オススメです。
ブログに愛と真の情報を
それでは