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働き方改革のまやかしにだまされてはいけない説

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ようこそ(^^)/

お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当ブログの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

ブログの更新が遅れて申し訳ありません。<(_ _)>

昨日今日と月に一度の本社会議で、丸の内に行ってました。

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朝7時の新幹線に乗るために5時起きし、19時まで会議会議の缶詰で、その後は懇親会まであり、ホテルに戻ったのが23時・・・。

今日も8時半からの会議のため、ホテルは7時半出発です。

せっかく1万5千円のシングルに泊まったというのに、わずか7時間しか滞在しませんでした・・・(悔)

↓いいホテルだったんですが…。安ホテルが取れず、高級シティホテルにしたというのに、わずかな滞在とは・・・悔しいです。

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会議会議の缶詰と懇親会と昼食会で、自由になったのが、ようやく今日18時の新幹線の中です。

ノマドとなって、張り切って更新していたのですが、あろうことか、トンネルでアクセス不能となり、ブログが消えてしまいました。(泣)

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さて、1か月ぶりの東京は、雨から急に晴れ上がって快晴となり真夏そのものでした。相変わらずたくさんの人がせわしなく行き交っていました。

たくさんの人たちを見ていると、ふと働き方改革のことが頭をよぎりました。

働き方改革で、残業漬けの日本が大きく変わろうとしています。

実は働き方改革は、労働者の可処分所得が減るので、大喜びしているが経営者です。

悪意に満ちた働き方改革に打ち勝つ方法を考えてみます。

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1 働き方改革

平成28年9月2日働き方改革実現推進室が立ち上がり、突然政府主導による働き方改革がスタートしました。

みなさんもあれ?と思われたのではないでしょうか。

「働き方改革」の実現に向けて

 「働き方改革」は、一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジであり、日本の企業や暮らし方の文化を変えるものです。
厚生労働省では、女性も男性も、高齢者も若者も、障害や難病のある方も、一人ひとりのニーズにあった、納得のいく働き方を実現するため、「働き方改革」の実現に向けて取組を進めていきます。

www.kantei.go.jp

president.jp

2 働き方改革が進んだ理由は電通社員の過労死自殺?

働き方改革の議論が急に進んだのは、2015年に電通に就職した東大卒の高橋まつりさんの自殺がきっかけといわれています。

月に105時間の残業という人間らしい生活ができない中での自殺でした。

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母子家庭で、なんとか母親を楽にさせてあげたい思いで、東大と電通という超難関を突破し、親孝行をしようとした矢先の自殺であり、日本中に深い悲しみと強い憤りを生みました。

それに官邸は乗っかったわけです。

まさに桃太郎侍のような義憤にかられた政府の動きは急でした。

toyokeizai.net

3 第1次安倍内閣のホワイトカラーエグゼンプション法案(残業代0法案)があったはず

しかし、第1次安倍内閣は、ホワイトカラーの残業代を支払わないとするホワイトカラーエグゼンプション法案を通そうとしました。

おそらく覚えている人は少ないと思います。

2006年のことです。

この頃の日本は円高不況で苦しんでおり、労働基準法を改正し、ダラ勤で残業代を稼ごうとする不逞の労働者を排除したいという経済界の長年の思惑がありました。

 

ダラ勤とは、ダラダラ勤務して、超過勤務手当を稼ごうとするサラリーマンの風上にもおけない輩の行動をいいます。

残念ながら、どんな組織にもダラ勤常習者は存在します。

憎まれっ子世に憚るということわざは、本当です。

しかし、残業0法案は、当然のように労働界の猛烈な反対があり、労働組合が支援する政権交代もあって、とん挫した過去がありました。

働き方改革は、このホワイトカラーエグゼンプション法案の考えを色濃く反映していると管理人は見ています。

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4 働き方改革とは実は残業代0円法案と同じ

ワークアンドバランスを実現し、誰もが人間らしくバランスよく仕事ができる環境を整えようとするのが、働き方改革です。

しかし、その実態はというと、実はホワイトカラーエグゼンプション法案のときと根っこは同じです。

高度で専門的な仕事を担う人には、成果で報酬を得る仕組みにするとしています。

つまり、高度で専門的な仕事を担う人には、働き方は任せるが、成果が得られるまで残業代は出さないという仕組みとしようとしています。

現状では1,057万円以上の年収の方への適用としていますが、いずれこの下限は撤廃され、年収にかかわらず経営者が認めたときとすれば、歯止めがなくなることが指摘されています。

一説には年収400万円からとしようとすることが検討されているらしいです。

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つまり、成果が得られるまで、残業しても働いてもらうが、経営者側の判断で、残業代は出さないことができるわけです。

lite-ra.com

まさに、「働けど働けどわが暮らし楽にならざり」の世界へ舞い戻りです。

5 搾取されないために

労働時間を搾取されないようにするためのヒントは、高度で専門的な仕事を担う人という定義にあります。

反対に言えば専門職でなければ対象外ということになります。

へたに資格を取ったりスキルアップして、自分に付加価値をつけて自分を売り込む時代は、野心を持つバリバリのサラリーマン以外は終わったのではないでしょうか。

自分や家族を大切にしたい野心を持たないサラリーマンにとって、無資格無特技で、能ある鷹は爪を隠すごとく仕事をすることによって、自分の生活や命を守る時代がやってきたといえます。

能ある鷹は爪を隠します。

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今は超売り手市場の時代です。

自分の人生は自分で選ぶしかありません。

Still waters run deep .

それでは