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今頃ようやく気づき始めた「先行き不安病」の恐怖

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最終更新 2019.8.28 2018.9.22

ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるヒントを提供する当ブログの管理人の「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、「先行き不安病」という言葉をご存知でしょうか?

NHKクローズアップ現代+で、取り上げた病名です。

www.nhk.or.jp

日経平均株価が、1年半ぶりに2万円の大台に乗ったり、ダウ平均株価が史上最高値(2万1千ドル)を更新するなど、世界情勢が不安定な中でも、景気は着実に回復しています。

国内でも、求人倍率がバブル期を超え、国内企業も好景気で沸いています。

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しかし、実質給料の目減り、国民年金保険料の値上げ、各種物価の上昇、そして年金受給年齢の延長論議など先の見えない不安が増大しています。

先が見通せない時代に、生活を防衛しようと節約や投資に走るのは、至極当然のことですが、それでも先が見えないという心配で、不安でたまらないという先行き不安病が広がっています。

今回は先行き不安病を通して、安心して生涯を過ごせる手段について考えてみます。

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1 恐怖の値上げラッシュ

2017年は、世界的な原油高、円安ドル高の傾向が続き、電気代の値上げ、ガソリンの高止まりが続いています。

また、4月からはトイレットペーパーの値上げ、バターの値上げなどが続いています。

6月1日からは、酒安売り規制法が施行され、庶民にとって酒すらも安く買えない法律が施行されました。

また、ネットをやっている人は、ご存知と思いますが、ほとんどのスマホにはテザリングといって、スマホの通信容量を他の情報通信機器に振り分けて使う機能がついています。

契約している通信量をシェアできる技術ですが、ソフトバンクとKDDIは、このテザリングを有料にしました。

k-tai.watch.impress.co.jp

ドコモは有料化の予定はありません。

自分の契約する通信容量さえも、テザリングすると有料化されるのは、なんだか腑に落ちません。

いつの時代も、搾取されるのは、我々利用者です。

2 働き方改革による給料の目減りスタート

昨日のブログでも触れましたが、働き方改革によるワークライフバランスを進めた結果、どんどん超過勤務が減って、残業代のカットが進んでいます。

経営者にとっては、ついに労働者の人件費にメスを入れることができ、内心したり顔のことと思います。

我が社の若い社員も、この4月から飲み会で口説くことが多くなったような気がします。

我が社ではワークライフバランスを達成するために、今年度から昨年度比30%の超過勤務時間を減らす方針です。

我が社の全社員の超過勤務時間は平均すると年間400時間なので、1人平均120時間の減となります。

1時間当たり平均2,500円(1.25倍~1.5倍計算)として、1人あたり年間30万円の減収となります。

月約20,000円の減収です。

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クローズアップ現代+と同じ現象が生じ始めています。

経済界はしてやったりだと思います。

労働基準法の下で、絶対に手を付けられなかった人件費に堂々とメスを入れることができるようになったからです。

被雇用者側(サラリーマン)にとっては、冬の時代の到来です。

働き方改革とは、別な視点から見ると、超過勤務など人件費のかかる部分を非正規雇用労働者やアルバイトで補てんし、人件費を圧縮する改革です。

高い正社員の労働賃金を安い非正規雇用労働者やアルバイトでまかなうカラクリです。

3 先行き不安病の根源は、国の社会保障の改悪が原因

その他、国民年金保険料の値上げ、介護保険料の値上げ、年金受給率や年金受給年齢の繰り下げ論議など悪夢のような社会保障の改悪がこれから待っています。

年金受給年齢を60歳から65歳への繰り下げが5年かかって完了し、その後は68歳説、70歳説が飛び交っています。

もしも、70歳に繰り下げられでもしたら、死ぬまで働けということと同じです。

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何がワークライフバランスでしょう!

私が新入社員の頃は、勤続20年を迎えた社員に花束を贈呈して祝ったものです。

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20年で年金受給資格者となるので、よく頑張ったとお祝いし、退職後の切符を手に入れたねと言われたものでした。(遠い目)

その姿を見て、俺もなりたい!と私も働く意欲が沸く強い原動力となりました。

しかし、その後年金受給資格は25年に延びました・・・。

これは本当につらかったです。ようやく20年が経ったと思ったら、さらに5年延長でした。

それでも前を見ず、毎日を懸命に生き、ようやく受給資格者となりほっとしました。

しかし、数年前に年金完全受給年齢は60歳から65歳に変わりました・・・。

現在5年かけて経過措置期間となっていますが、私が60歳を迎える頃は、完全移行となります・・・。

3年前に退職した人と私は、年金額が1,000万円も違います。

それは私以降の人が全員です・・・。

そして、将来さらに受給年齢を引き下げます。

また、受給率改悪も待っています。

これでは、若い人の働く意欲が薄らいでしまうのはやむを得ません。

若い世代こそ「先行き不安病」にかかってしまう理由がわかります。

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4 先行き不安病に打ち勝つ方法

先行き不安病に勝つ方法は、たった一つしかありません。

国の社会保障が劣悪となり、制度そのものの維持が不安視されている中では、自分自身の責任において、老後に向かって備えるしか方法はありません。

当ブログのテーマそのものです。

収入ー支出>貯蓄

収入を増やすこと
支出を減らすこと

この2つです。

長寿命が進み、老後を安心して暮らすためには、貯蓄額は世帯当たり最低3,000万円は必要とされていますが、クローズアップ現代では、それでも足らないとされています。

理想は世帯当たり1億円です!

若ければ若いほど1億円を貯める可能性は膨らみます。

アリとなるか、キリギリスとなるか

その選択は、一人一人の日々の努力に委ねられています。

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ポイントは正社員になること、結婚し共働きすることです。

そして浪費しないで節約することです。

さらに一歩進めてお金がお金を生む投資することも加えたいところです。

また、得する情報を仕入れて確実に実行していくことも大切です。

当ブログでは、これからも有用な情報の提供に努めてまいります。

Constant dripping wear away a stone.

ブログに愛と真の情報を
それでは