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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、2017年3月から始まったふるさと納税の総務省規制がじわじわと進行しています。
本気で自治体の過剰な返礼品をつぶしにかかっています。
さくらんぼやノートパソコンなど返礼品が最も充実していた山形県は、知事が「半返しという文化がある。」と反発していましたが、一転して市町村へ3割以下とするよう立場を変えました。
このせいで、山形県米沢市はノートパソコンの返礼品中止に追い込まれました。
今までのバブルは総務省が始めたからじゃないの?といいたくなりますが、止むを得ません。
前回は、ノートパソコンが2017.7.31を持って実質終了をテーマにしましたが、実は商品券もほとんどなくなっています。
ノートパソコンは高額納税者でなければ、むしろ足が出ますが、商品券は10,000円から始められます。
なくなる前に商品券を入手できる最後のチャンスになるかもしれません。
- 1 商品券も総務省指導の対象
- 2 静岡県小山町
- 2-1 リンガーハット商品券
- 2-2 サーティワン商品券
- 3 長野県小谷村
- 3-1 モンベルポイントバウチャー
- 3-2 コールマンオンラインポイント
- 3-3 ネスレプレミアムクーポン
- 4 岐阜県関市
- 4-1 世界の山ちゃんお食事券
- 5 まとめ
1 商品券も総務省指導の対象
2017.4.1総務大臣通知をあらためて読んでみます。
ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品について
(1) 次に掲げるようなふるさと納税の趣旨に反するような返礼品は、換金の困難性、転売防止策の程度、地域への経済効果等の如何にかかわらず、送付しないようにすること。
ア 金銭類似性の高いもの(プリペイドカード、商品券、電子マネー・ポイント・マイル、通信料金等)
※1 使用対象となる地域や期間が限定されているものを含む。
※2 ふるさと納税事業を紹介する事業者等が付与するポイント等を含む。
イ 資産性の高いもの(電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾品、時計、カメラ、ゴルフ用品、楽器、自転車等)
ウ 価格が高額のもの
エ 寄附額に対する返礼品の調達価格の割合(以下、「返礼割合」という。)の高いもの
(2) (1)エの返礼割合に関しては、社会通念に照らし良識の範囲内のものとし、少なくとも、返礼品として3割を超える返礼割合のものを送付している地方団体においては、速やかに3割以下とすること。
商品券やポイントなど金銭類似性のあるものはダメと言っています。
また、返礼割合は速やかに3割以下にしなさいと言っています。
このことからも、商品券を返礼品にしている自治体は、総務省から個別指導が入る可能性が高いと思われます。
現在も商品券を返礼品にしている自治体は、ほんのわずかです。
地域限定商品券を除いた全国区の商品券を返礼品にしている自治体は、わずか3自治体のみです。(2017.7.22現在管理人調べ)
静岡県小山町
長野県小谷村
岐阜県関市
2 静岡県小山町
民話金太郎のふるさと静岡県小山町です。商品券だけでなく、電化製品も充実しています。今となっては少数派のふるさと納税返礼品に積極的な自治体です。
2-1 リンガーハット商品券
10,000円の納税で、なんと4,000円のリンガーハット商品券が返礼品としてもらえます。
リンガーハットは長崎ちゃんぽんの飲食店チェーンで、全国に約600店舗あります。
商品券はもちろん無期限で、全国区で利用できます。
金銭類似性があり、しかも返礼率4割です。
いずれ総務省の指導が入ると思います!
納税はお早めに!
2-2 サーティワン商品券
10,000円の納税で、なんと4,000円のサーティワン商品券が返礼品としてもらえます。
商品券はもちろん無期限で、全国区で利用できます。
金銭類似性があり、しかも返礼率4割です。
いずれ総務省の指導が入ると思います!
納税はお早めに!
3 長野県小谷村
栂池や白馬で有名な長野県小谷村です。
3-1 モンベルポイントバウチャー
17,000円のふるさと納税で、5,000円分のモンベルポイントバウチャーの返礼品がもらえます。
返礼率は29.4%です。
モンベルは純国産の山ブランドで、耐久性に優れ、デザイン性もすばらしいです。
直営店でもネット上でも購入できます。
なお、ポイントバウチャーは、そのほかにも30,000円寄附、50,000円寄附から833,000円寄附までできます。
3-2 コールマンオンラインポイント
キャンプ用品で有名なコールマンのオンラインポイントが、10,000円のふるさと納税で3,000円分もらえます。
返礼率は30%です。
TOPページ|キャンプ用品やアウトドアならコールマンオンラインショップ
こちらも最大50万円のふるさと納税で、150,000円分のポイントがもらえます。
3-3 ネスレプレミアムクーポン
ネスカフェやバリスタで有名なネスレのオンラインショップのクーポンが17,000円のふるさと納税で、5,000円分のクーポンがもらえます。
返礼率は、29.4%です。
キットカットの詰め合わせなどコーヒー好き、キットカット好きにはたまらないふるさと納税です。
4 岐阜県関市
刃物の町、岐阜県関市です。
こちらは一風変わったふるさと納税商品券があります。
4-1 世界の山ちゃんお食事券
50,000円のふるさと納税で、なんと24,000円分のお食事券がもらえます。
返礼率はなんと48%です。
世界の山ちゃんは、鳥の手羽先で大ブレイクし、今や全国展開や世界進出も進めています。
今は愛知県を中心とし、首都圏や関西圏にも進出していますが、全国展開を進めています。近くに店舗がある方はお得です。
5 まとめ
いかがでしたか。
ふるさと納税は、ノートパソコンなどの高額電化製品、そして商品券などの金銭類似性の高い商品は、どんどん総務省の強力な指導の対象となり、取り止めていく流れは変わりません。
今回紹介した商品券もいつなくなるかわかりません。
行動は迅速機敏にそして果敢に行う必要があります。
ご検討を祈念します。
我が家も今真剣に検討中ですが、少なくともリンガーハットとサーティワンの商品券は押さえるつもりです。
それでは