最終更新2019.7.25
ふるさと納税制度は、2019年6月1日より大きく変わりました。
当ブログは昔はよかったアーカイブとしてお読みください。
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さて、ふるさと納税の返礼品があまりに豪華すぎるという批判に危機感を募らせる総務省は、2017年2月、3月と続けざまに通知を発出し、全国市町村に対し、豪華な返礼品を止めるように要請しました。
さらに豪華な返礼品を目玉にして、多額のふるさと納税寄附金を集めていた市町村に対し、直接指導を行い、中止に追い込んできました。
7月31日を持って、ふるさと納税人気に一役買ってきた山形県米沢市と岡山県備前市が高額返礼品をひっそりと終了しました。
そして今度は、三重県志摩市と鳥羽市は、真珠の返礼品を終了すると正式にコメントを発表しました。
ふるさと納税返礼品は、完全にバブル崩壊です。
まだ納税が終わっていない方は、至急納税しないとラストチャンスを逃します。
- 1 2017年7月31日 ふるさと納税上位常連2市が、高額返礼品終了
- 2 三重県志摩市と鳥羽市は、2017年11月に真珠返礼品終了
- 3 福岡県久留米市も2017年9月30日で終了
- 4 平成29年度ふるさと納税 管理人の選択
- 5 まとめ
1 2017年7月31日 ふるさと納税上位常連2市が、高額返礼品終了
2017年7月31日は、2017年5月9日と並んで、ふるさと納税ファンにとっては忘れられない1日となりました。
ふるさと納税で、常に人気上位だった山形県米沢市と岡山県備前市が高額返礼品を取り止めたからです。
山形県米沢市 平成28年度ふるさと納税全国 第7位 納税額35億35百万円
岡山県備前市 平成28年度ふるさと納税全国第13位 納税額27億44百万円
人気の理由は、米沢市はNECとレノボのノートパソコン、岡山県備前市はダイソン製品、iRobot製品、マイクロソフト社サーフェスから電動アシスト自転車やGショックまで垂涎の商品を返礼品として準備していたので、その人気はうなづけます。
ちなみに管理人は平成28年度に米沢市にふるさと納税を行い、ノートパソコンを手に入れることができました。
なお、平成29年5月9日は、平成28年度ふるさと納税第2位の長野県伊那市が、家電の返礼品を終了した日でした。
なんと72億5百万円もの寄付額を集めました。
3万円でHDDなどちょっとしたパソコン周辺品など充実していたので、とても残念です。
2 三重県志摩市と鳥羽市は、2017年11月に真珠返礼品終了
ふるさと納税ファンが打撃を受けていたその矢先にまたも残念なニュースが報道されました。
三重県志摩市と鳥羽市は、「真珠」の返礼品を取り止めることとしました。
(引用元:三重県志摩市)
確かに100万円以上寄附の方に真珠のネックレスでは、資産性が極めて高くやりすぎという気がします。
金持ち優遇と批判されても仕方なかったかもしれません。
両市によると、2016年度のふるさと納税額は、志摩市で約7億8600万円、鳥羽市で約5億4600万円。そのうち、ネックレスやピアスなどの真珠製品を返礼品で希望する寄付は志摩市で約3割、鳥羽市で約2割を占めていた。
それにしても、2017年5月31日には竹内市長が絶対止めないと息巻いていましたが、コロリと転向してしまいました・・・。
3 福岡県久留米市も2017年9月30日で終了
福岡県久留米市は、市内にブリジストンの工場がある縁で、ふるさと納税にブリジストンタイヤや電動アシスト自転車などを返礼品にして大人気です。
平成28年度もベスト20には入りませんでしたが、それでも20億円の寄附がありました。
しかし、久留米市もまた総務省の強い行政指導で、2017年6月15日に高額返礼品を断念しました。
2017年9月30日を持って終了です。
4 平成29年度ふるさと納税 管理人の選択
管理人の私は悩みました。
岡山県備前市 納税額23万円 マイクロソフト社 SurfacePro4 icore5 14万円相当
岡山県備前市 納税額27万円 ヤマハ電動アシスト自転車 14万円相当
福岡県久留米市 納税額22万円 ブリジストン電動アシスト自転車 12万円相当
三重県志摩市 納税額10万円 あこや真珠ペンダント
個人的にはSurface4が欲しかったのですが、WiFiモデルしかないこと、Officeではないことから断念しました。
来年娘が高1に進学することを考えて、ブリジストン電動アシスト自転車 アシスタ(2017版)に決定しました。
もちろん足がでます。
22万円の納税では、単純計算で年収1,100万円が必要だからです。
私の収入は、サラリーマンの平均収入(600万円)に毛が生えた程度なので、ふるさと納税寄附で全額還付されるわけではありません。
電動自転車アシスタは、ヨドバシドットコムでは117,700円ですが、自転車店では123,000円で販売されています。
つまり、寄附額220,000-123,000=97,000円を超えれば、ふるさと納税した方がお得ということになります。
97,000円ですと、理論上の年収は6,500,000円以上であれば、全額ふるさと納税で控除できます。
久留米市の手続きは変わっていて、2,000円で1Pとなります。
先にポイントを買ってから、返礼品の選択サイトに行く形です。
HPを見ると限定40台です。
もしも売り切れてしまい、納税寄附だけ続けてしまうと厄介なことになりかねません。
そこで、久留米市に問い合わせてみました。
翌日には親切なメールが2本も届きました。
現在残り4台であること。もし、手続きの間に売り切れても、返金できること
クレジットカードで支払えること
ヤフー公金を使うけれど、ヤフーカードでないクレジットカードを利用できること
発送は4ヶ月後になること
早速手続きしました。
残り4台になんとか間に合いました!
画面に従いながら手続きを進めれば、間違いなくできます。
もちろんクレジットカードは、リクルートカードプラスを利用しました。
2%のポイントが還付される今では免罪符のような国内無敵カードです。残念ながら昨年3月14日で発行を停止しています。
これから作られる方は、リクルートカードがおススメです。年会費無料でポイント付与率1.2%は、現在国内最高の付与率を誇ります。
220,000円を利用したので、4,400ポイントも付与される予定です。
ポンタポイントに移行すれば、昭和Shellでガソリンをそのまま給油できます。
5 まとめ
いかがでしたか。
ふるさと納税バブルは、完全崩壊です。
もはや抗らうことができない現実です。
もちろん地域の特産品などは生き残るとは思います。
しかし、特産品は来年以降のふるさと納税の返礼品とできます。
電化製品など高額返礼品は、今年限りの公算大です。
今年は、地域特産品を我慢して、電化製品やタイヤ、自転車、楽器などの返礼品に絞るのが、賢い選択ではないでしょうか。
なお、上述したとおり、ふるさと納税でクレジットカードを利用できる自治体が増えています。
クレジットカードはふるさと納税の二重取りできるので、クレジットカードが使える自治体であれば、ふるさと納税の支払いにはクレジットカードが絶対です。
久留米市のふるさと納税見直しは、2017年10月1日からですので、まだ間に合います。
今年のふるさと納税で悩んでいる方は、お早めに手続きを!
そのほか、大分県国東市(キャノンカメラレンズ)と静岡県磐田市(ヤマハ楽器、バイク、電動アシスト自転車)もまだ終了していません。
「ふるさと磐田」へ応援をお願いします~ふるさと納税(寄附金)制度~|市政情報|磐田市役所
それでは