ようこそ(^o^)丿
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語るサイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
突然ですが、私は大の嫌煙派です。
たばこの煙が漂うだけで、耐え難い気持ちになります。
心の中では、人前で吸うな!
吸うんだったら狭い換気もないたばこ部屋の密室で、たくさんの副流煙とともに肺の奥底まで吸えよと呟いています。
マナーを守る愛煙家のみなさんごめんなさい。<(_ _)>
ですが、嫌煙派は、愛煙家の横暴には本当に怒っています!
さらにこの頃は、加熱式たばこが大ブームで、本人たちは煙が出ないから健康的で迷惑をかけないと思っているらしいですが、NO!NO!
加熱式たばこ特にアイコスは、まるでハシッシュのような葉っぱを水蒸気でいぶしたような臭い臭いにおいが漂ってきます。
(引用:IQUOS(アイコス)(フィリップモリス)HP)
そんな嫌煙派に大朗報が9月上旬にありました。
なんと、来年度から加熱式たばこに大増税の動きです!(^o^)丿
楽しみです!最高です!
愛煙家の皆さんは、国家のために税金をたくさん払ってください。
それが嫌なら、直ちに禁煙し、嫌煙派になりましょう!
お金は貯まるし、健康にもいいし、周囲からも嫌われませんよ!
1 加熱式たばこに増税の動き
加熱式たばこは、今飛ぶ鳥を落とす勢いで急激に広がっています。
すでに全たばこ売り上げの1割を占めるまでになっているそうです。
(引用:グロー(BAT)HP)
それが原因なのか、4月~7月分のたばこ税が前年同期比2.6%も減ったそうです。
その原因が、たばこ税の安い加熱式たばこの普及にあるとされて、政府税制調査会では、加熱式たばこに増税すべきとの声が上がっています。
最高です!
紙巻きの税金は1本あたり約12・24円で、一般的な1箱20本入り(440円)の場合、価格の56%にあたる約245円がたばこ税だ。
これに対し、加熱式1箱の価格は420~460円と紙巻きと同水準だが、税金はフィリップ・モリスの「アイコス」が200円前後、日本たばこ産業(JT)の「プルーム・テック」が約34円と安い。
2 摩訶不思議なたばこ税
たばこ税は、たばこの本数によって税金が賦課される仕組みになっています。
ただし、パイプたばこ及び葉巻たばこは1gを1本に、刻みたばこ、かみ用及びかぎ用の製造たばこは2gを1本に、それぞれ換算するとされています。
つまり、紙たばこもパイプたばこも1,000本あたりの税率は同じでも、パイプたばこは重量換算するので、たばこの量を減らせばたばこ税が安くなる仕組みです。
フィリップモリスもブリティッシュアメリカンタバコ(BAT)も、日本の税法を研究した上で、加熱式たばこを開発したことがよくわかります。
紙たばこの代表メビウス(以前のマイルドセブン)は、定価440円で、うちたばこ税は245円です。
なんとメビウスは、定価の55.7%も税金です!
一方加熱式たばこは、加熱した蒸気を吸うことから、葉タバコの量が少なくて済みます。
また、JTのプルームテックは葉タバコの抽出液を加熱しています。
(引用:JTHP)
そして、加熱式たばこは、紙巻きタバコではなく、パイプたばこ(12.24円/g)に分類されます。
そのため、加熱式タバコは、紙巻タバコよりもたばこ税がとても少なくなっています。
3 加熱式たばこのたばこ税を紙巻きたばこ並みにするとしたら
紙巻きたばこのメビウスと電子たばこのアイコス、グロー、プルームテックはほとんど料金が変わりません。
これでは誰がどう見ても、たばこ税が不公平であることは間違いありません。
ここに政府税制調査会は目をつけました。
まるで第3のビールの増税のときとそっくりです。
メビウスの場合、たばこ税は、55.7%ですので計算してみます。
メビウスの正味価格は、440円-たばこ税245円=195円です。
定価440円=正味価格195円+たばこ税245円となっているわけです。
実はたばこ税ありきで、定価を決めているから、摩訶不思議になっていることがわかります。
(引用:財務省HP)
1箱のたばこの55.7%がたばこ税で、さらに消費税が加算されるので、全体で63.1%が税金ということになります。
メビウス並みに245円にすると・・・
あくまでも管理人の試算ですので、ご注意ください。
ついにたばこも500円の壁をぶち破ります!
愛煙家は毎日死ぬまで500円が、財布から消えて行きます!
アイコス吸っているお兄さんは、毎月15,150円です!
1年で181,800円です!
30年吸い続けてもらえば、5,454,000円もアイコスにお金をかけてくれます!
300万円以上もたばこ税を負担してくれる国民の鏡です!
4 驚愕のたばこ税収
たばこ税額の総額はあまり知られていません。
喫煙率は年々下がっていて、平成29年調査結果によれば、男性28.2%女性9.0%にまで下がっています。
昭和40年男性82.3%女性15.7%から比べると隔世の感があります。
しかし、税収はほとんど変わりません。
平成27年度は2兆1,900億円です。
(引用:財務省HP)
つまり、税収が下がるたびにたばこ税を上げて、税収を維持しているということがおわかりかと思います。
単純計算となりますが、男性6,000万人×28.2%=1,692万人、女性6,000万人×9.0%=540万人計2,232万人で、2兆1,900億円の税収を支えていただいてます。
嫌煙派は、愛煙家2,232万人に感謝しなければなりません。
2兆1,900億円も税負担してくれてありがとうございます!
愛煙家1人当たり年間9万8,000円の納税です。
愛煙家は、1人当たり約17万6,000円を年間たばこ代に支出している計算になるので、税収の上からも上記試算は、正しいということになります。
これからも喫煙率が減れば減るほど、たばこ税は上がっていくはずです。
近い将来1箱1,000円の時代もやってくるかもしれません。
それでもたばこを吸い続けますか?
5 まとめ
いかがでしたか。
いよいよ今年度の税制委員会で、加熱式たばこのたばこ税増額が具体的に検討されます。(衆議院解散で時期はずれるかも?)
1日に500円(試算)負担するとなると、昼食牛丼をはるかに超えた額を支出することとなります。
サラリーマンのこづかいが平均3万円代なのに、たばこにこづかいの半分も支出することとなります。
それでもたばこを吸い続けますか?
今回は加熱式たばこの健康影響については、触れませんでしたが、植物の生理活性物質を体内に取り込むので、人体に悪影響がないわけはありません。
コカインも麻薬も植物由来です。違法ドラッグもしかりです。
健康には良くない、お金もかかる、嫌煙派からは蛇蝎のごとく嫌われる・・・
それでもたばこを吸い続けますか?
それでは