最終更新2018.5.6
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お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、みなさんもNISA(少額投資非課税制度)のことはご存知のことと思います。
2014年から始まった制度で、上限120万円以内ならNISA口座で購入した株式に限っては、売却益にかかる税金20.315%が非課税となる制度です。
口座数も1,000万口座を超え、全世帯の5世帯に1世帯はNISAを行っているという人気です。
しかし、現実にはNISAには欠陥(リスク)もある制度です。
この欠陥を補い、若い世代が有利になる制度を金融庁は本気で考え、いよいよ2018年1月より、「つみたてNISA」が始まりました。
(引用:金融庁)
若い世代は、これからiDeCoとつみたてNISAの2本柱を使えば、ほぼ確実に資産形成が図られます。
スタートは2018年1月からです。
つみたてNISAは20歳以上であれば、年齢制限もありません。
また、必要なのは、上限年間40万円までです。
電子たばこを毎日2箱(840円)吸っている人は、さっさと止めてしまえば、そのお金を資金にすれば、実質ただで積み立てることができます。
まだまだ、定期預金0.01%の時代、この制度は20歳以上の方は、利用しないと20年後、大変な差となってしまうことは確実です。
1 つみたてNISAの概要
開始時期 2018年1月より
対象者 20歳以上の方なら誰でも
積立方法 毎月一定額積立が基本(商品によってはボーナス時に積立額加算)
積立上限 年間40万円まで
利用期間 最長20年 40万円×20年=最大800万円まで非課税
投資対象 投資信託とETF(金融庁が指定したものに限る 2017年10月より順次公開)
引き出し いつでも可能 ただし再利用は年間積立上限まで
従来NISA 併用不可!
2 現行NISAの概要
対象者 20歳以上の方なら誰でも(0歳~19歳はジュニアNISA 上限80万円)
上限 120万円
利用期間 5年間 ただし、追加5年間ロールオーバー可能(最長20年検討中!)
利用枠 120万円×5年=600万円まで非課税
投資対象 株式、投資信託、ETF、REIT
引き出し いつでも可能 ただし再利用は年間利用枠上限まで
3 iDeCoの概要
対象者 20歳以上60歳まで
上限 14万4千円(公務員)から81万6千円(自営業)まで非課税
利用期間 最長40年間
投資対象 定期預金、投資信託、保険商品
引き出し 60歳以降
その他 全額所得税控除対象
4 現行NISAのデメリット
2014年から始まったNISAには、重大な欠陥がありました。
それは投資期間が5年以内で延長も5年間しか認めないところです。
長期運用を目指す方には不向きの投資制度です。
また、投資額が中途半端な額なので、値嵩株は買えず、購入する株が限定されていました。
さらにいきなり120万といわれても若い世代にはなかなか投資に踏み切れないという欠陥も抱えていました。
こういった理由から、現行NISAは、60代、70代、80代の利用者に集中しています。
一発勝負で損を抱えてしまったNISA口座開設者は少なくありません。
5 つみたてNISAの超メリット
こうした現行NISA制度の反省点を踏まえて、特に若い世代に資産形成を図ってもらいたいとの思惑から始まるのがつみたてNISAです。
最大のメリットは、金融庁が選定する投資信託商品に限るという点です。
今や投資信託商品は、国内に5,000本以上あります。
中には資産価値が5割程度に目減りした投資信託商品がゴロゴロしています。
新聞の株式欄の下のほうを見るとその現実に腰を抜かすはずです。
金融庁としては、国民の資産形成を貯蓄から投資へ転換を狙っています。
それが安定した株式や不動産価格となり、経済も安定成長していくからです。
金融庁の選びに選び抜いた商品をつみたてNISAの対象とすることとしています。
下のグラフが示すとおり、投資信託は変動はありますが、これまでの実績では、年平均1.9%から4.0%の運用成績となっています。
20年間で資産が179.9%になります。
これまでの実績では、最大800万円を運用すれば、1439.2万円となります。
639.2万円が非課税となります。
課税されれば、129万8千円目減りすることになります。
(引用:金融庁HP)
条件
ノーロード(販売手数料0円)
信託報酬率 インデックス投信 国内0.5%以下 内外0.75%以下
アクティブ運用投信 国内1.0%以下 内外1.5%以下
分配方法 毎月分配型でないこと
2017年8月末現在、 上記に合致する商品が公募投信 114 本、ETF 6 本(合計 120 本)が届けられています。
信託報酬率が3%台もある中で、破格の信託報酬率です!
(引用:金融庁HP)
これは投資信託会社も相当に頑張っています。
口座数が増えれば薄利多売になるので、ビジネスチャンスであることは間違いありません。
利用者にとってはメリット特大です。
ただし、120本の中から選ぶのは利用者です。
じっくり検討していきたいものです。
(引用:金融庁HP)
また、分配金も解約時に支払う方式の商品のみを認めることとしています。
分配金が複利で増えていくことになるので、資産形成には欠かせない方式です。
(引用:金融庁HP)
長期積立は、株式の必勝法である長期投資法と原理はまったく同じです。
株式は30年間持てば、これまで約90%は購入額を上回る統計があるからです。
株式売買の世界一の投資家ウォーレンバフェット氏も長期投資による株式売買で、世界一の資産家となりました。
20年間コツコツと積み上げていけば、期待できない年金とは別に大きな資産になっていくことはまず間違いありません。
6 まとめ
いかがでしたか。
2018年1月からのつみたてNISAは絶対お得です。
なお、これまでのNISAとつみたてNISAは併用は認めていません!
管理人は年齢的につみたてNISAのメリットが享受できないのが無念です。(泣)
若い世代の方々は、iDeCoは、税控除を目的に確実な資産運用(定期預金)にし、つみたてNISAは運用期待のダブルで資産形成すれば、60歳までに大きな資産となって実を結ぶことでしょう。
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くどいようですが、電子たばこを吸うお金があったら、つみたてNISAに投資した方が、健康上もメリット特大です。
なお、くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは