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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、管理人は先月7年半使ったiモードのガラケーを止め、先月ついにスマホデビューを果たしました。
NTTドコモが、iモードを止めるまで使い続けてやろうと意地でも止めるつもりはありませんでした。
しかし、7年半も使うとシェルは剥げ落ち、液晶漏れも起こすしで、ついに手放さざるを得ない事態となりました。
交換しようにも、もはやどのショップに行ってもiモード対応FOMAガラケーは売っていません。
昨年11月にiモードを止めるとドコモが発表してから、一気に品薄になりました。
12月にあせって手に入れようショップ巡りをするも、品切れでした。
ネット上には高額で出回っており、一瞬考えましたが、保証のことを考えるとトラブルが厄介だと思い、あきらめました。
スマホは使ってみればそう不便でもないですが、やはり字が小さいのが不満です。
これは管理人のように老眼が進んだ人間はまだしも、30代からスマホ老眼が進むのは、本当だと思いました。
一瞬、メガネ関連株や目薬関連株を考えました。
株バカです。
以前一世を風靡したメガネスーパーです。中国製造の安売りに押され厳しい経営が続いています。超低位株ですが時々噴き上げます。11/1より持ち株会社に移行します。
(引用:ヤフーファイナンス)
さて、今のスマホには、ペイジーなどの決済機能やSuicaなど電子マネー機能もあり驚いています。
先日中国では、現金より電子決済の方が圧倒的に伸びていて、それがビットコイン人気の一端でもあると報道していました。
ニセ札対策にもっとも有効だそうです。
本日は、せっかくついているスマホによる電子決済が我が国でも普及するのか考えてみます。
1 管理人の現金レス決済黒歴史
今や最新のスマホには電子決済機能や電子マネー機能がついていたり、アプリでつけられたりと、その進化はもはやSFといってもいいと思います。
考えてもみれば、普段何気なく使っているクレジットカードや電子マネーでさえ普及はそう遠くない昔です。
管理人の話で恐縮ですが、管理人が社会人になった1980年代は、クレジットカードの黎明期であったと記憶しています。
まだまだ月賦販売が普通でした。
管理人の初任給は安かったので、眼鏡も冬のコートも12回の月賦払いで購入せざるを得ませんでした。
仕組みは会社に互助会なる厚生組織があって、そこが一括払いします。
借りた社員は、厚生組織に金利5.6%で返す仕組みでした。
何しろ、アパート代を払うと恥ずかしい話ですが、手元には3万円しか残っていませんでした。
恥ずかしい思い出です。
そんな男が、後に6500万円の借金を抱えるとは夢にも思ってはいませんでした。
でも貧乏でも、昔は夢がありました。
管理人のマネタイズはこの貧乏暮らしの原体験で、醸成されたと思っています。
2 クレジットカードの爆発的な普及
クレジットカードの普及は、個人的な感覚では平成以降だと思います。
一般社団法人日本クレジット協会でも統計は平成16年度からで、当時の発行枚数は22,640万枚で会員数は19,745万人です。
この統計は有効期限の切れた会員や家族会員を加えていないので正味の統計です。
一説には、クレジットカードは国内全体で3億枚、国民1人につき3枚は持っているといわれていますが、案外使われていないクレジットカードは多いのかもしれません。
ちなみに最新データは平成25年度末の段階で、発行枚数25,979万枚会員数22,781万人です。
クレジットカードが爆発的に利用が増えたのもこの10年の間ではないでしょうか。
各社積極的にポイント還元を競い合うようになり、お得感が一般人にも急速に広まったからだと思います。
また、インターネットの普及で気軽に申し込めるようになったのも大きな理由だと思います。
さらには、柔らかいCMや窓口などで、借金に対する罪悪感が減り、若い世代を中心にリボ払いを利用するという意識変化もあると思います。
リボ払いだけは管理人は、断固反対ですが。
3 電子マネーの爆発的な普及
一方、電子マネーも爆発的に普及しています。
日本銀行の最新調査(2016年10月末)によれば、国内の電子マネーの発行枚数は、なんと3億1,727万枚と国民1人当たり3枚持っている計算となります。
管理人もサイフの中には、waon,nanaco.Suica,Edy,iDの5枚も電子マネー若しくは電子マネー機能を併せ持ったクレジットカードを持っています。
やはり、使えば0.5%から1%もポイント還元される電子マネーの威力はすごいです。
80代の母まで使っているくらいです。
人間お得となれば、どんなに最先端のものでも使うものだと思います。
なお、電子マネー機能を持つ携帯やスマホは2004年から認可されました。
みるみるうちに電子マネー機能を持つスマホは増え、すでに3000万台を突破しています。
4 日本のスマホなどモバイルでの決済率
しかし、驚きの報告です。
現在スマホなどで電子マネー決済に利用している人は、日本銀行調べで、わずか6%にすぎません。
世界一の権威である日銀とFRBのレポートです。
まず間違いはありません。
管理人の周りで使っている同僚は、知っている限り皆無です。
以前は定期代わりにスマホを改札で使う人をよく見たものですが、最近はスマホケースに電子マネーや定期券を入れて使っている人ばかりです。
5 モバイル決済が普及しない簡単な理由
世界で一番電子マネーを使っている国は、断トツで日本です。
なんと399億ドル=約4兆円で、第2位のイタリア188億ドルの倍以上です。
(引用:日本銀行)
なぜモバイル決済が普及しないのでしょうか?
その理由は、単純明快で、スマホを信用できないからです。
命の次に大切なお金が、セキュリティが不安なスマホで使える訳がないと考える人が少なくありません。
これは日本銀行のアンケート調査結果でも同じです。
また、スマホは壊れたり、フリーズしたりするかもしれないので、決済では怖くて使えないという人も多いと思います。
現に電池は3日くらいしかもたず、バッテリー切れで電話やメールができなかった経験はありませんか。
スマホは紛失や盗難も多く、亡くした場合のリスクを考えれば、とてもじゃないですが、モバイル決済には使えません。
意外なことにIT社会を体現しているアメリカも普及率は5.3%(2015年)です。
アメリカ人自身が、モバイル決済を信用していないことに普及が進んでいない大きな要因が潜んでいると思います。
現在一番普及が進んでいる国は、ケニアと中国というところに何かがあると感じざるを得ません。
6 まとめ
いかがでしたか。
モバイル決済、うまく使えば最高に便利だと思います。
キャッシュカードもクレジットカードも電子マネーも定期券もいらない世界です。
しかし、重要な機能を1つにまとめればまとめるほど、失くしたリスクや壊れたリスクは大きくなります。
管理人は以前運転免許証、クレジットカード、身分証、各種会員カードを一緒にして財布として、持ち歩いていました。
そして、落としてしまいました。
その後始末は、本当大変でした。
それ以来管理人は、運転免許証とクレジットカードと各種会員カードと現金は別々に持ち歩くこととしています。
今年の秋より、三大メガバンクのうち、三菱東京UFJ銀行は仮想通貨で、決済を始めようとしています。
よりセキュリティが高まる仮想通貨による電子決済であれば、今後大いに期待できると思います。
それでは