最終更新 2021.11.13
当記事は、2017年11月6日時点の記事です。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
またもはてなブログ以外からの流入率が90%になってしまいました。
ドメインパワーは相変わらず22/100です。高いのか低いのかよくわかりません。
今回は、サラリーマンなら絶対に忘れてはならない年末調整についてです。
年末調整をしないと大損してしまいます。
ただし、確定申告すれば取り返せます。
年末調整では、11月から12月にかけて自宅に届く生命保険料控除証明書や地震保険料控除証明書等が必要です。
1 正社員や公務員は、12月に何回もお金をもらう真実
自営業の方、学生、無職、フリーター、アルバイト、主婦などの方々には申し訳ありませんが、ボーナスを支給する企業や官公庁のサラリーマン、OLそして公務員は12月に何回も給料が出ます。
我が社の場合、伝統的に冬のボーナス、本給、ベースアップ差額そして年末調整額が、別々に別の日に4回も出ます。
12月ほどサラリーマンやOLにとって、仕事は多忙を極めますが、これほど良い月はないと思います。
管理人は、12月のために1年をじっと我慢しているようなものです。
たとえば標準的なケースとして、給料を40万円もらっているとします。
(年収600~700万円モデル)
冬のボーナス2.5ヶ月分、ベースアップ分5,000円と仮定します。
ボーナス100万円、本給40万円、ベースアップ分約6万円、年末調整約2万円
と12月に計146万円ももらえます。
これが共働きになると、倍額です。
また、管理職員になれば、加えて管理職員手当てが加算されますし、扶養者がいれば扶養手当が加算されます。
12月はサラリーマンやOLにとって、ウハウハな月です。(^^)
お金を貯めるには正社員になることが一番の近道だと思います。
さらに厚生年金や共済年金の掛金は、会社や官公庁が労使折半してくれます。
大卒なら38年、高卒なら42年の間、会社が半分も年金掛金を払ってくれます。
こんな夢みたいな制度はありません。
会社が、入社から退職まで人生トータルで、1,000万円前後の年金を負担してくれます。
社畜上等です。
はてブに会社を辞めると宣言しているブログを見かけることがあります。
しかし、働くことはお金をもらうこと、お金をもらうことはお金を貯めることと割り切ることはできないものでしょうか。
会社を辞めれば、正社員の特権をみすみすドブに捨てるようなものです。
余計なことかもしれませんが、自分の人生はそう簡単には変えられません。
石にかじりついても辞めない覚悟が必要ではないでしょうか。
管理人は、一時の激情で会社を辞めてしまい、不幸な人生に墜ちて行った人の末路を何度も見てきています。
いつか後悔しても、こぼれたミルクは元に戻らないことを忠告します。<(_ _)>
なお、サラリーマンやOLや公務員にはウハウハな12月ですが、ローンや借金を抱えているのなら、すぐさま返済することを強くオススメします。
どんなにマイナス金利の時代であっても、借りた以上は金利がかかります。
できるだけ一括返済または一部繰上げ返済を駆使して返すようにします。
特に若い世代に多いリボ払いを設定している方は、まとめて払い、すぐにでも返済に努めるべきです。
2 年末調整と確定申告
さて、サラリーマンやOLの場合、基本的に確定申告は不要です。
会社が代わりに、毎月の給料から所得税と復興特別所得税の源泉徴収を行ってくれているからです。
しかし、源泉徴収は所得に対して徴収を機械的に行っているため、納めるべき所得税は必ずしも一致するわけではありません。
そこで、年末までに、納めるべき所得税を計算して、その差額を還付、場合によっては徴収することを年末調整と呼んでいます。
管理人はこれまで一度も年末調整で追加徴収されたことがないので、ありえないとは思いますが、過払いなど可能性としてはあります。
年末調整の対象となる控除は、扶養控除と保険料控除の2つです。
サラリーマンがこのほかに控除を受けることができる出費は4つです。
つぎの4つについては、確定申告しなければならないので、年末調整はできません。
医療費
寄付金(ふるさと納税含む。)
住宅ローン1年目(2年目以降は年末調整で控除)
雑損控除(株式売却やマイホーム売却で損失を生じた場合など)
3 年末調整(扶養控除)
人生において、家族の形はさまざまに変化していきます。
結婚、退職、出産、独立、寡婦、寡夫、障害者など家族の数や家族の状態にさまざまなことが起きる可能性は誰にでもあります。
扶養控除が生じた場合は、必ず会社に申請しましょう。
なお、配偶者となっている方で、ブログ等でASPやアフィリエイトを行っている場合は、収入は給与所得ではなく、事業所得になります。
給与所得は103万円まで扶養控除の対象ですが、事業所得は38万円までとなります。
38万円を超えると、配偶者控除が受けられなくなります。
場合によっては、会社から配偶者手当が出なくなる場合もあります。
会社員がASPやアフィリエイトなど副業で会社にばれると厄介になるのと同じく、主婦もあんまり副業で儲けると後々大変になる可能性があります。
ブロガーにとって、サラリーマンにしろ主婦にしろ、副業による収益は、大問題です。
管理人もまだ結論が出ず研究中です。
配偶者控除(合計年間給与所得額が38万円以内の人)
配偶者特別控除(合計年間給与所得額が38万円から76万円未満の人)
控除対象扶養親族(16歳以上)
障害者控除
寡婦、特別の寡婦、寡夫
16歳未満の扶養親族
4 年末調整(保険料控除)
保険料控除には、生命保険料控除と地震保険料控除の2つがあります。
生命保険料控除は、
①一般の生命保険料控除 最大5万円
②介護医療保険料控除 最大4万円
③個人年金保険料控除 最大4万円
生命保険料控除の金額は①+②+③で最大12万円です。
地震保険料控除は最大5万円です。
合わせて最大17万円の控除となるので、最大約1万7千円が年末調整されることになります。
5 まとめ
いかがでしたか。
サラリーマンやOLにはウハウハな12月の季節ももうすぐです。
年末調整は納税者の責務ですので。必ず手続きは行いましょう。
保険料関係だけでも年末調整で最大1万7千円は、戻ってきます。
扶養控除は、それぞれのライフステージでさまざまでしょうが、その都度手続きは行っておきたいものです。
なお、特に保険料控除証明書は早い保険会社ですと10月初旬には書類を郵送してきます。
忘れてどこかにやってしまうことがあります。
その際は速やかに保険会社に連絡し、再発行してもらいましょう。
また、再発行が間に合わない場合は、再年調が翌年1月まで手続き可能ですのであわてなくとも大丈夫です。
管理人の場合、12月は忘年会のシーズンでもあり、憂鬱です。
また、ご祝儀を出さなければなりません。
そのためにも少しでも、年末調整でもらうものをもらい、それを忘年会のご祝儀に充てています。
それでは