ようこそ(^o^)丿
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、みなさん冬のボーナスは支給されましたか?
我が社でも先週支給されました!
働いているという実感が湧く、心からうれしい年に2回のサラリーマンの祭典です!(ボーナスの支給がなかった方へは申しわけありません。)
しかし、仕事が忙しく、下ろせませんでした。(+_+)
現金を手に入れらなくて、何ともほろ苦いボーナス日になってしまいました。
もうそろそろネット銀行を認めてくれよと訴えたいです。
ボーナスの使い道の定番は、貯金やローン返済がいつも一番に来ますが、最近は異変が起きているようです。
効果的なボーナスの使い道について、考えてみます。
1 2017年冬ボーナス支給額
先週はほとんどの企業のボーナス支給日だったと思います。
我が社の取引先の情報しか持っていないので、まだだよという企業の方は申し訳ありません。
民間企業や公務員のボーナス支給日は大体下記の日に集中しています。
12月5日
12月第一金曜日
12月10日(公務員)→日曜日のため、2017年は12月8日
国家公務員の平均支給額は68万円です。
管理職を除く一般行政職(平均年齢35・9歳)の平均支給額は約68万1500円で、前年同期比で約2万3300円(約3・3%)減少した。
ただこの数字にはカラクリがあります。
一般職員の平均年齢を35.9歳にしているところです。
国家公務員は管理職員が圧倒的に多いことはあまり知られてはいません。
キャリアの上級国家公務員ですと、20代で管理職員となります。
ポストの作り過ぎについてはあまり批判はされていません。
地方公務員は、管理職員のポストが少ないので、必然平均年齢は上がります。
県職員一般職(平均年齢44・6歳)は人事委勧告に基づく支給月数の引き上げなどで前年同期比2・1%増の90万7745円。
以前当ブログのご意見番で大変お世話になっているtameyoさん(id:tameyo)が、共働き公務員の潤沢な生活に怒り心頭となったブログを記事にされていましたが、確かに多いなという感じは持っています。
ただし、公務員の場合は、民間ベース平均としているので、大企業によってはその数倍の支給額のところもあると思います。
管理人の同級生にも、冬のボーナスで国産高級車1台買えるほどもらっている奴もいるので、悔しいですが、上を見たらキリがないと思います。
他人の財布をいくら気にしても、自分には関係ありません。
支給されたボーナスの範囲で、使うか貯めるか増やすかを考えて実行するしかありません。
2 企業は労働者に利益の再配分はしない?
企業の営業利益や経常利益は軒並み最高益を更新するなどアベノミクスの恩恵をフルスペックで受けています。
マイナス金利誘導による低利での資金調達
マイナス金利円安誘導による輸出産業恩恵
法人税率の引き下げ(2018年にさらに引き下げ)
労働者派遣法改正による非正規雇用労働者の合法化・・・
アベノミクス、働き方改革、人づくり改革を進める中で、どうにも労働者には給与という形では収入が増えていないような気がします。
なお、厚労省勤労統計調査によれば、10ヶ月ぶりに賃金が0.2%上がったそうです。
企業にとってはアベノミクス様様です。
しかし、企業はリーマンショックで懲りていて、内部留保に必死です。
あの大トヨタでさえ、経営危機寸前にまで陥ったのですから、いざという時に備え、余裕資金を貯め込んでいます。
そして、還元するのは従業員にではなく株主にです。
管理人も持つ株(一部無配当のクソ株所有中・・・)も配当がずいぶん上がり助かっています。
ものいう株主には、配当を上げるが、従業員には我慢を強いている傾向が、今の企業にはあるのかもしれません。
東芝もタカタもシャープも消えて行く怖ろしい時代の中で、経営はなりふり構ってはいられないのかもしれません。
3 ボーナスの使い道
キャリアデザインセンター(人材派遣業企業大手)が、2017年11月に行ったボーナスの使い道アンケート調査結果です。
第一位 貯金33.8%
第二位 使う方が多い26.2%
第三位 貯金と使う半々くらい21.6%
第四位 ボーナスが出ない18.4%
やはり半分くらいの方は、できるだけ貯蓄に回しているようです。
この記事の中に、かつて管理人の先輩が必ずやっていた冬のボーナスで30万円の宝くじを買うという人がいたことにビックリしました。
宝くじは買わなきゃ当たりません。
しかし当てるためには、期待値40%の資金を投入しなければなりません。
競馬75%、パチンコ90%の期待値より悪い宝くじは、「愚か者の税金」とさえいわれています。
さすがに年末ジャンボの売上げも急減しています。
もう少し期待値を上げる工夫をしていかないと人気復活は厳しいと思います。
4 異変
しかし、貯金すると答えた人は、本当に定期預金0.01%、普通預金0.001%に貯金するのでしょうか?
100万円を定期預金に入れても、0.01%では100円にしかなりません。
しかも、ここから所得税、住民税、復興所得税がしっかり控除され、手取りは79.685%です。
79円しか利息がつきません。(嘆)
そして、ついに異変が生じました。
先週、株価とビットコインが暴騰しました。
特に日経平均株価は、2日で700円以上の暴騰です。
(引用:ヤフーファイナンス)
この状況は、管理人には、ボーナスが支給されたサラリーマンやOLなど給与所得者が、貯金を投資にシフトした結果と見えます。
いよいよ我が国も投資の時代がやってきたものとうれしく思います。
5 2017年12月は、NISA最後のチャンス
NISAが導入されて丸4年が経過します。
制度があまり普及しなかったことから、2018年からはいよいよつみたてNISAが始まります。
NISAを利用してきた人は、今持っているNISAを売却しなきゃならないの?と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで国は、1年に1回であればNISAとつみたてNISAを替えることができるとしました。
しかし待ってください。
つみたてNISAを1年ごとに替えては妙味はありません。
つみたてNISAは長期運用が基本戦略だからです。
そのため国は、2017年12月までのNISAについては、最長5年間NISAを適用するとしました。
つまり今年枠を使っていない人は、120万円までNISAで株を購入することができます。
こういったことがあって、ボーナス直後に株価が暴騰したと管理人はにらんでいます。
おかげで管理人がNISA枠で買おうとしていた株も暴騰してしまい、ちょっと悔しいです。
6 まとめ
いかがでしたか。
ボーナスを巡る動きについて、つらつらと書いてみました。
先に備えるためには、無駄使いせずボーナスを貯金しておくことは大切です。
また、アンケートには具体には書いてありませんでしたが、住宅ローンなど借金返済に充てるのも、極めて効果的な方法です。
マイナス金利で預金では資産は増えません。
残すは投資です。
中でもNISAは、来年からつみたてNISAが始まることを踏まえ、スムーズに移転できるようにと、2017.12月までのNISAであれば最長5年間非課税とする大盤振る舞いです。
NISAで買うなら年内いっぱいです。
投資とは悪魔のように細心に天使のように大胆に行うものです。
ボーナスに夢を賭けるのも大切な使い道ではないでしょうか。
なお、投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
それでは