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オハマの賢人ウォーレン・バフェット氏の仮想通貨に対する発言考

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ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、当サイトはしばしば「株式投資」のことを話題としています。

管理人はいつも株式投資のことばかり考えている株バカです。

しかし、へたくそです。

利益を上げることを至上主義としないお気楽株バカだからです。

ですが、素人の9割は株式投資で失敗するといわれている中で、バブル崩壊以降、なんとか30年間生き延びてきました。

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生き延びてきた理由は、優良企業への長期投資に徹してきたからです。

短期投資(ディトレ)は一切せず、優良安定銘柄は長期保有というルールに徹してきたからです。

ただし、仮想通貨の出現など世界ルールの変化が想像もできない激しすぎる中で、これからも生き延びることができるかどうかはわかりません。(^^ゞ

実際、優良安定銘柄といわれたシャープも東芝もタカタも買収や切り売りや解散に追い込まれる時代です。

これからも何が起きるかはわかりません。

ところで、私には株式投資に3人の師匠(思い込み)がいます。

将棋の米長邦雄元名人(2012年死亡)、さわかみ投信設立者の澤上篤人氏、そしてオハマの賢人と称される投資会社「バークシャー・ハサウェイ」の最高経営責任者のウォーレン・バフェット氏です。

中でも、ウォーレン・バフェット氏は、株式投資の世界では、神のように尊敬されている人物です。

そのバフェット氏が仮想通貨について発言した途端、仮想通貨は急落しています

これから仮想通貨に投資しようとされている方は、より慎重にそして迅速な判断力が求められるのではないかと思い、考えてみます。

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1 仮想通貨は悪い結末を迎えるのは確実と発言

バフェット氏は、以前より仮想通貨に対しては否定的な見方をされていました。

2018.1.10のインタビューに対しては、より踏み込んで、仮想通貨の価値上昇は短命に終わると確信すると発言しました。

 バフェット氏は10日にCNBCとのインタビューで、「仮想通貨は総じて悪い結末に至るだろうと、ほぼ確信を持って言える」と発言。

「それがいつ起こるのか、どのように起こるのかなどは分からない。ただし、これだけは分かっている。全ての仮想通貨について5年物のプットを買うことができるなら、私は喜んでそうするだろうが、10セント分すらもショートにすることは決してない」と述べた。

www.bloomberg.co.jp

2 バフェット氏の発言に仮想通貨市場は下落

バフェット氏が発言したタイミングは、仮想通貨市場が不安定となっていたタイミングでした。

2018.1.12の仮想通貨市場における主要な仮想通貨の価格は、軒並み10%近い暴落となりました。

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バフェット氏の一言は、世界中の誰よりも重い発言です。

主要仮想通貨の12日9時時点の価格は、ビットコイン(BTC)が1BTC=149万1634円(過去24時間比9.3%安)となったのをはじめ、イーサリアム(ETH)が1ETH=12万8118円(同9.6%安)、時価総額4位のビットコインキャッシュ(BCH)は1BCH=27万3795円(同15.0%安)と大きく値を下げ、時価総額上位12通貨がマイナス圏で推移している。

vc.morningstar.co.jp

3 絶妙なタイミングでの発言にバフェット氏の賢人振りがうかがえる

2018年に入ってから、仮想通貨の価格はとても不安定な状況になっていました。

1 SEC(米証券取引委員会)はビットコイン先物を使ったETF(上場投資信託)の上場申請に否定的

2 中国は国内でのマイニング禁止の動き

3 韓国は国内での仮想通貨取引禁止法案の動き

4 北朝鮮が仮想通貨モネロ(XMR)をサイバー攻撃で不正獲得の疑い

こうした動きがある中での、バフェット氏の発言が、仮想通貨市場が10%近く下がった原因とされています。

4 ムニューシン米財務長官は、仮想通貨をスイスの銀行口座にしてはならないと発言

こうした動きのある中で、ムニューシン米財務長官は、仮想通貨のウォレット提供会社は、ユーザーを捕捉する義務を負うと発言し、犯罪に使われないようにG20と連携していくと発言しました。

www.bloomberg.co.jp

仮想通貨の水面下での最大の利点は、マネーロンダリングです。

瞬時に脱税や犯罪で得たマネーを匿名性の高い仮想通貨に替えてしまえば、遡及することが困難になります。

これまで性善説の名の下で、仮想通貨市場は盛り上がってきましたが、ダークな部分は許さない各国の姿勢が明確になりつつあります。

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5 これからの仮想通貨

世界の仮想通貨市場の約50%は日本、20%が中国、10%が韓国、残りをアメリカとロシアとEUその他といわれています。

日本だけが仮想通貨に前のめりとなっている現状です。

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世界第3位の取引を誇った韓国は、仮想取引禁止法案を準備中で、一気に10%もの仮想通貨取引がなくなることは大変な懸念材料とされています。

韓国の朴相基(パク・サンギ)法相は「仮想通貨に対して大きな懸念を抱いており、法務省が取引所での仮想通貨取引を禁じる法案を準備している」と述べた。

法案は全て国会で可決される必要があるが、可決すれば、世界3位の規模を誇る仮想通貨市場の取引が実質的に終わることになる。

www.nikkei.com

また、中国は昨年詐欺的被害が広がっているという理由から、昨年9月、仮想取引所の停止とICOの発行を禁止しています。

現在は店頭市場(OTC)のみで取引が認められています。

また、中国は一番マイニングが盛んですが、2018.1月に止めさせる旨通知しています。

中国でマイニング(採掘)を止めると、世界の仮想市場の適正な流通に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

jp.wsj.com

www.bloomberg.co.jp

6 日本だけがババを引くのか?

中国が取引所を停止し、韓国は取引自体を禁止させます。

また、アメリカも上場を認めない、犯罪抑止手段を講じさせるなど規制強化の動きは一段と高まっています。

しかし、日本は現状では規制しない方針を明確にしています。

 麻生太郎財務・金融相は12日午前の閣議後の記者会見で、価格の乱高下が続くビットコインなどの仮想通貨に関し「何でもかんでも規制すればいいとは思わない」と語った。

「利用者保護とイノベーションのバランスを注意しながらやっていかなければいけない」と述べ、当面は状況を見極める姿勢を示した。

www.nikkei.com

7 オハマの賢人ウォーレン・バフェット氏の発言再び

再びウォーレン・バフェット氏の発言を引用します。

ただし、これだけは分かっている。

全ての仮想通貨について5年物のプットを買うことができるなら、私は喜んでそうするだろうが、10セント分すらもショートにすることは決してない。

 これは強烈な自信です。

5年後の仮想通貨をプット(売りつける権利)オプションがあるなら、喜んでそうすると発言しています。

その際に10セントも損はしないと断定しています。

8 まとめ

いかがでしたか。

仮想通貨市場について、2018年1月12日時点の状況をまとめてみました。

2018年になってからは、仮想通貨の市場環境は、悪材料ばかりです。

日本ばかりが前のめりに突き進んでいるような感さえあります。

実際、仮想通貨取引所を開始するSBIホールディングスやGMOの株価は一時高騰しています。

NEMコインを始めたセレスの株価も高騰しています。

一方、ブロックチェーン関連やビッグデータ関連株も1月に入り爆騰しています。

Eストアー <4304> [JDQ]

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(引用:ヤフーファイナンス)

ホットリンク <3680> [東証M]

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(引用:ヤフーファイナンス)

株価上昇を見る限り、日本の仮想通貨市場は、安泰のような気さえしてしまいます。

管理人の持っている株の中にも、いつのまにか仮想通貨関連株とされてしまい、仮想通貨市場とリンクしたように乱高下を繰り返すようになり、内心穏やかではありません。

投資はあくまでも自己責任によるものです。

ただし、株式の神さまとも称えられるウォーレン・バフェット氏の仮想通貨に対する発言は、忘れてはならないと思います。

戦前、戦争相場などで成金と呼ばれたたくさんの投資家がいたそうです。

しかし、相場の魔力に魅せられ、勝っていたところで止められず、ズルズルと取引を続け、ほとんどの投資家は財産のすべてを失ってしまったといいます。

大阪市中央公会堂(通称:中之島公会堂)を建てた相場師岩本栄之助は、一代で財を成した伝説の相場師でしたが、最後に失敗し、自殺したそうです。

残った中之島公会堂は、国の重要文化財として今に名を残しているのは皮肉な話です。

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生き延びるためにみなさんもお気をつけてください。

Never lose money.

(お金は決して損してはいけない。)

by  ウォーレン・バフェット(2017年世界長者番付第2位)

勝っている奴が一番偉いのはいうまでもありませんが・・・。

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それでは 

 

本日、管理人のもうひとつの株ブログ更新しました。

戯けたお気楽株ブログです。

よろしければご訪問ください。(^^ゞ

papayapapa.hatenablog.jp