ようこそ(^o^)丿
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、みなさんはバリウムによる胃のX線透視による検査「胃がん検診」を受診していますか。
管理人は本日がん検診センターで受診してきました。
集団検診など意味がないという説もありますが、やはり安心感が違います。
本日は検診について、考えてみます。
病気は人生で最大のリスクです。
いくらお金があっても足りません。
また、健康でなければいくらお金を貯めても空しいだけです。
検診で、少しでも早く体の異変に気づき、健康であり続けませんか。
1 日本国民は等しく保険制度に加入する義務がある
最近、無保険で病院に通えないと訴える報道が目立ちます。
我が国は世界に冠たる国民皆保険の国です。
生まれたら、必ず次の制度の枠組みに属し、74歳を超えたら必ず後期高齢者医療制度に移行します。
(引用:健保組合連HP)
大まかにいえば、
我が国の保険制度は5つから成っています。
社会保険(健保組合(700人以上若しくはグループで3000人以上)と協会けんぽ)
共済組合(国家公務員、地方公務員対象)
国民健康保険(上記以外の国民で、74歳以下)
後期高齢者医療制度
(引用:協会けんぽ)
です。
しかし、社会と縁を断っている人、職を失って国民健康保険の手続きをしていない人、働かず、保険料も払わず、親の保険や家族の保険を使えない人もいます。
そういった生活保護受給一歩手前の人のために無料低額診療事業があります。
国民は等しく保険で健康が守られています。
ただし、永久に無料となるわけではありません。
実費を払った上で、診療費が振り込まれる制度なので、とても使いにくい制度です。
2 国民健康保険でもオプション保険の対象は広がっている
通称職域保険と呼ばれる「健保組合」と公務員のための特権的な保険である「共済組合」は、別格です。
さまざまなオプション検査が格安で受けられます。
あまり知られていないことですが、大企業や官僚は給料以外に保険でも優遇されている現実があります。
一方、国民健康保険は、職域保険に加入していない自営業者などが加入していますが、ご存知の通り未納者が多く、財政は火の車です。
そこで、定期健康診査の中で、オプション検診と呼ばれる検査は有料となっており、区市町村から一部助成があったり、無料となっています。
一例を上げます。
胃がん検診(K市)
職域保険に加入していない74歳以下の市民
40歳以上の市民に限り、1,000円
残念ながら、20才から39才の方は有料で受診ということになってしまいます。
3 実費はいくらくらいかかるのか
管理人のいとこは、20代後半で胃がんで亡くなっています。
その影響もあり、管理人は胃がんがとても怖くて、20代から胃がん検診を受けていました。
今は職域保険もどこも財政的に厳しくなり、国民健康保険のように40才以上や35才以上と足切りを始めています。
特にがんは年齢に関係なく発症するので、できるだけ若いうちから受診できた方がいいと思いますが、足切りはとても残念です。
管理人は、胃がん検診で引っかかることが多く、顔面蒼白になることが多かったです。
引っかかると、がんセンターに呼び出され、問診後紹介状が渡されます。(有料)
紹介状を持って、病院で胃カメラによる内視鏡検査を行います。
保険が効いても数千円かかります。
相場としては15,000円~20,000円の実費ということになります。
ちなみにバリウムによる透視検査の相場は、10,000円~15,000円です。
保険に入っているおかげで、これら検査が無料ないしは3割負担で済むのは、本当にありがたく思います。
4 脳ドック受診
管理人の会社ではありがたいことに、5年に一度脳ドックを自己負担5,000円で受診することができます。
CTスキャンで、頭を輪切りにして、動脈硬化や脳細胞が萎縮しているかどうか調べます。
とても結果が出るのが怖いので、受けずにいましたが、妻が泣いてせがむので昨年受診しました。
CTスキャンはとてもうるさいので、耳栓がプレゼントされるのがうれしいおまけです♪
助成がないと、相場はなんと150,000円前後です。
このときは社畜となって良かったなと思いました。(^^;
検査結果は、3か月ほど前に郵送されましたが、実は怖くて見ていません。
多分腐れたこの脳みそなので、何か引っかかっているような気がするからです。
妻にはまだ?とせがまれますが、知らんぷりしています。
5 集団健康診断結果
昨日、会社の厚生部から部下社員の健康診断結果が送られてきました。
レベル5の要精検者には、所長から病院へ行くよう厳命せよという通知文付きでです。
要精検とは、健康診断で治療を要する重大な異常値が出たので、直ちに病院へ行くようにという通知文がピンクの紙に印刷されています。
社員はこれを兵役徴集になぞらえて、赤紙といって怖れています。
数十人しかいない事業所ですが、なんと7人も赤紙でした。
中性脂肪異常値、血糖異常値、血圧異常値、眼底検査異常値などさまざまです。
これを持ってとっとと病院へ行って来い!
といいましたが、誰も行きません。
お決まりの時間がない、お金がかかる、面倒、今は元気で問題ない・・・。
何のための集団検診なんだ!
だから健保組合が赤字なんだぞ!
有給でなくていいから行って来い!
といいましたが、おそらく行かないと思います。
喫茶店かどこかでだべって戻って来ることでしょう。
それがこの会社の伝統です。
この管理人自身が、脳ドックに行っても結果を見ないくらいですから・・・。
こうした実態では、健保組合は泣くばかりです。
早期発見早期治療ができれば、社員も苦しまなくともいいし、財政的な負担も軽く済みます。
まるで禁煙指導と同じレベルです。
自覚症状がなければ、人間病院には行きたくないものです。
6 まとめ
いかがでしたか。
国民健康保険加入者の方が読めば、ふざけるなよ、てめえ!と怒り心頭のことと思います。
確かにお怒りはごもっともです。
職域保険は、福利厚生の充実や潤沢な予算があるからこそ、オプション検査も格安で受けられます。
それに甘えて、検査と治療を別にとらえてしまっている実態があるのが現実です。
集団検診やオプション検診をリクレーションのひとつととらえている節さえあります。
しかし、これが格差社会の現実です。
健康維持にまで、格差社会が出現しています。
これを乗り越えるには、自己負担で定期検診を受け、早期発見に努めること、健保組合など充実している制度の方に転職し乗り換えること、検査しなくとも普段から健康に気をつけることしか方法はありません。
まあ、病気はところかまわずなので、収入も帰属も生活態度も関係はありませんが・・・。
健康で長生きしたいものです。
それでは
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