2018.2.7改
ようこそ(^o^)丿
お金を貯めて人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
と明るい出だしを始めたいところですが、本日は気分はどんよりしています。
チチカカ湖は本日も土砂降りです。
まるで海泥の底をのた打ち回っている海鼠(ナマコ)のように心は荒んでいます。
理由はお察しの通り、日経平均株価の大暴落です。
2018年2月5日の日経平均株価は、22,682.08円、前日比-592.45円(-2.55%)と今年最大の下落です。
そして、2018年2月6日です。
2018.2.6ダウ平均株価は、本日も1,175.21ドル (4.60%)の大暴落です・・・。
世界同時株安の始まりです。
日経平均株価は一時1600円の下落となりました。
21,610.24円、前日比-1,071.84(-4.73%)
過去3番目の下落率です。
(引用:ヤフーファイナンス)
管理人の保有する株式もあらかたドーンと下げてしまい。2018年の株式運用は1ヶ月目にして、大きくマイナスの世界に移行してしまいました。(泣)
この数日の株価の変調で、3ナンバーの国産車を買えるくらい、含み資産が消えてしまいました。
こんなつらいときは、どのようすれば心を折らずに生きることができるのかについて、考えてみます。
買ってしまったのは自己責任です。
売らなかったのも自己責任です。
株式投資自体が自己責任です。
わかっています。
でもつらいです。
- 1 狼狽売りだけは絶対しない
- 2 株式情報は見ない聞かない話さない
- 3 ピンチはチャンスととらえて再投資(ただしリスクあり)
- 4 ピンチはチャンスととらえて物色
- 5 損失を別な方法で取り返す
- 6 まとめ
1 狼狽売りだけは絶対しない
狼狽売りとは、或る日何らかの理由で突然株価が暴落したときに、保有した株式が損失を蒙ってしまうと、半ばパニック状態となって、持ち株をいい値で売却して、換金してしまうことです。
よほどの大事件(戦争や放射能事故など)が起きない限り、株価は通例数日間で落ち着きを取り戻し、再び戻ってきます。(経験則)
後々なぜ売ってしまったのかと後悔してしまいます。
株価チャートは、人間の心理を反映した動きなので、どんなにAIが進んでも、パニック状態となり、一斉に売り浴びせ、株価全体が暴落してしまうことがあります。
このときにピンチはチャンスとリスクを背負いながら買いに向かった人だけが、大きく利益をあげることができます。
まさに人の行く道の裏山に道有り花の山です。
まずは耐えることです。
2 株式情報は見ない聞かない話さない
しかし、耐えることはつらいことです。
ダイエットや依存症と同じです。
自分の保有する株価が下がるのを見て、喜ぶ人は信用売りする人をのぞいて、誰もいません。
そのためには、株式関係の新聞やネットは一切見ないで、嵐の過ぎ去るのを待つという方法は、精神衛生上極めて大切です。
管理人もリーマンショック、東日本大震災、ポケモンGOショックをどうにか生き延びてきました。
管理人の経験ですが、当時プラス200万円だった含み資産が、一瞬のうちに400万円のマイナスとなり、差し引き600万円のマイナスになったときは、正直心が折れそうになりました。
同僚にぼやく訳にはいけません。
妻には絶対にいえません。
しかし、狼狽売りはできないし、いつかは上がることを信じるしかありませんでした。
一切株式情報を見るのを止めました。
現実逃避です。(^^;
まず生き延びろ!儲けるのはそれからだ。
天才投資家ジョージソロス氏の名言が心に染み渡ります。
3 ピンチはチャンスととらえて再投資(ただしリスクあり)
市場の暴落は、これまでの統計でもほとんどの場合、数日後には戻ります。
実は暴落の直後は、株式投資の最大のチャンスです。
暴落時、売り一色のときに果敢に買いに走る勇者だけが、巨万の富を得ることができます。
ただし、これにはリスクもあります。
保有する株式の平均取得額を下げる方法として、ナンピン(難平)買い下がりという方法があります。
たとえばAという株式を1000円で1000株所有していたとします。
A株が500円にまで下がると、50万円の損失を被ったことになります。
そこで500円のときにさらに1000株買います。
取得平均単価は、1000円+500円=1500円を2で割るので、750円となります。
株価が500円でも750円で買ったことになります。
1000円まで反発は難しくとも750円までなら戻りやすいので、損失を減らすことができます。
ただし、この方法はリスクが大きく、ナンピン買い下がりは悪手なりという格言もあり、資金が潤沢でなければあまり推奨はできません。
なぜなら、株価がいつ底を打つのか、誰にもわからないからです。
特に一気に株価が上がって、高値掴みしてしまうと、最高値を更新するエネルギーは並大抵のことではありません。
一例として、さくらインターネット(3778)をあげます。
インターネットのプロバイダーとして有名な会社で、地味な株でした。
買おう買おうとして結局違う株を買ってしまい、テンバーガーのチャンスを逃した大バカ者が、この大バカ管理人です。
この株式を見るたびに今でも心が痛みます。
この株が、フィンテック契機の際に寵児扱いとなり、200円台の株価が一気に2000円台になりました。
しかし、まさに泡沫で一瞬の出来事で、あとはダラダラと下げています。
高値つかみをした投資家は、また上がるまた上がるとナンピン買いを繰り返しても反発力が弱く、ますます損失を膨らまします。
思惑だけで上がる株式の最高値更新はむずかしいものです。
(引用:ヤフーファイナンス)
4 ピンチはチャンスととらえて物色
むしろ、保有する株のナンピン買い下がりではなく、暴落時は違う株式を買うチャンスです。
株式投資をやり始めると、自分の保有する株式ばかり気にして、他の株式に目が届かなくなる場合が往々にしてあります。
しかし、それではチャンスを逃してしまうことになります。
暴落時には手の届かなかった株式を安く買えるバーゲンチャンスと考えると、むしろ楽しくてしょうがなくなります。
ただし、自己資金で余裕がある場合に限ります。
信用などで勝負をしたのでは、破滅は目に見えています。
必ず自己資金で、それももしも0円になっても生活を維持できるレベルで行うことが絶対条件です。
5 損失を別な方法で取り返す
差し引き600万円の損失を被ったときに心を折らずに維持した方法を紹介します。
それは自己責任で損失を被った金額を質素倹約、経費節減で取り戻すロードマップを作り、確実に実行する方法です。
この方法は、まさに当ブログのテーマそのものです。
昼食は弁当持参
缶コーヒーは買わずにマイボトル持参
ワイシャツは自宅でアイロンかけ
近距離は歩く
クレジットカードや電子マネーのポイントを集める
株式配当はストックする
貯金は利率のいい社内預金とする
保険料を見直し、不要な保険は止める
ネットバイトでお小遣いを貯める・・・
こうした地道にコツコツの積み重ねで、通常の貯蓄のほかに、毎年約100万円を貯めることができました。
これを6年続ければ、損失を補填できるとひたすら続けてきました。
幸いアベノミクスで、損失は埋められ、むしろ含み資産は増えています。
この損失補てん方法もずっと続けているので、貯蓄+株式含み益+節約で、お金は順調すぎるほど増えています。
損失を被ったのは、すべて自己責任であるという枷(かせ)を自分自身に課して、生活を改めることは、自分を律する上で大切なことだと思います。
6 まとめ
いつかは来る来ると思っていた、株価の調整がついにやってきました。
アベノミクス第3波で、昨年の衆議院解散後異常なほどに速度が速い上昇だったので、誰もが調整が来るとは思っていたはずです。
それは、ビットコインなど仮想通貨にもいえます。
特に昨年11月に最高値230万円を突破したビットコインは、今や70万円を切ったりしています。
まだまだ上がるとブル(強気)の投資家もいれば、下がる一方とベア(弱気)な投資家もいます。
一時ビットコインは将来5000万円はおろか、1億円まで上がるという予想も出ていました。
反対に今では価値は2,000円程度の価値しかないという投資家もいます。
相場は常にデッドオアアライブのゼロサムゲームです。
投資家にとっては、つらい毎日が続きますが、明けない日はないことを信じて、生きていくしかありません。
投資信託オンリーの方も打撃は大きいです。
2月5日の楽天日本株ブル4.3倍は、なんとマイナス12.21%の‐1,820円の13083円でした。
2月6日は、なんとマイナス21.23%の‐2,770円の10306円でした。
もうすぐ基準価格(10000円)を割り込みます。
投資信託といえ、下げたときのレバレッジ4.3倍のブルの怖ろしさに目まいがします。
まず、生き残りましょう。
このかなしみをひとつに統ぶる力はないか(八木重吉)
それでは