最終更新 2021.10.15 4.19 2020.10.10 8.28 2019.10.18 6.10 4.9 3.7 2019.1.22
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは日常生活に必要不可欠な店舗とは、どんな店舗だと思いますか。
おそらくは、コンビニエンスストア、スーパーマーケットそしてドラッグストアではないでしょうか。
この数年、スーパーを利用すると気づくのは、セルフレジの急速な普及です。
購入した商品のスキャンと会計をセルフで行います。
しかし、管理人はセルフレジを使う理由がどうにも納得できず、従来からの有人レジに並ぶことを徹底しています。
管理人がセルフレジを使わない理由を紹介します。
1 セルフレジ登場の歴史
我が国に初めてセルフレジが登場したのは、2003年イオン系列のマックスバリュ松ヶ崎店(千葉県)に設置したのが初めてとされています。
レジでの慢性的な行列解消を緩和するのが目的であったそうです。
たちまちのうちにセルフレジは、スーパーマーケット業界に広がりました。
混雑しあうレジの解消と人材確保のためだとされています。
スーパーマーケット白書によれば、スーパーでもっとも人材確保が難しい部門はレジ係とされていて、慢性的な人材不足に苦しんでいるそうです。
半数以上のスーパーマーケットで、レジ係の確保に苦しんでいます。
(引用:2018年スーパーマーケット白書)
2 レジ係の仕事は過酷そのもの
スーパーを利用する側から見ても、レジ係は本当に大変な過酷な仕事だと思います。
世の中には理不尽な人がたくさんいます。
レジ係は、身勝手な客のルール無視やクレームで精神的に消耗する人は多いそうです。
詳しくは、下記リンクのキャリコネニュースをお読みください。
娘には到底レジ係のバイトだけは、させたくありません。
また、2020年2月からの新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、レジ係の仕事は命がけの仕事になりました。
1日中マスクとゴム手袋しての立ち仕事は過酷で、見るのがつらくなります。
3 セルフレジの種類
セルフレジは、当初購入した商品のスキャンと会計のすべてを利用者が行う「フルセルフレジ」が主流でした。
しかし、このフルセルフレジを利用してわかることは、操作に不慣れな利用者が圧倒的で、有人レジよりもはるかにレジ処理に時間がかかり、渋滞を招いている姿です。
◆スキャンの場所がわからない
◆クレジットカードや電子マネーの後先の順番がわからない
はかわいい方です。
◆バーコードのついていない果物の操作がわからない
◆テイクアウトのそうざいを購入したときのカテゴリーがわからない
しかし、わからないのが当たり前であって、利用者に求めるのはおかしいと思います。(怒)
そこで、最近目立つのは、商品購入のスキャンは有人のレジ係が行い、会計のみ利用者が行う「セミセルフレジ」の登場です。
すでにセミセルフレジは、スーパーマーケットの設置率が30%を超えていて、ますます設置率が高まることが期待されています。
セルフレジは、伸び悩んでおり、今後もあまり増えない調査結果となっています。
(引用:2018年スーパーマーケット白書)
レジでは、会計で渋滞を招くのは良くある光景です。
商品の精算が終わってから、おもむろに財布を取り出す利用者を見ると殺意を覚えることもあります。
◆レジ処理後に小銭やポイントカードを探し始める人
◆電子マネーにお金が入っていなくて、購入を止める人
◆クレジットカードで決済したはずなのにこれはいらないともう一度決済処理を求める人
などありえないと思うことがありえるのが、スーパーマーケットのレジです。
こういった人たちに殺意を覚えるのは管理人だけでしょうか?
4 セルフレジ導入のメリット
セルフレジ導入のメリットは、何といっても人材不足の解消です。
また、その裏には、人件費を抑制できるという目的もあります。
レジ係の時給は、人材不足もあり高騰しており、平均1,000円を超えるそうです。
年中無休で10:00~22:00営業時間で、3人のレジ係を雇ったとします。
365日×12時間×1,000円×3人=1,314万円の人件費を減らすことが可能です。
さらに現金処理をしなくても良いという財務管理ができるのは、経営者サイドからは大きなメリットとなります。
5 セルフレジ導入のデメリット
本題です。
セルフレジ導入は、時代の流れといえばそれまでかもしれません。
すでにローソンでは完全自動レジを試験的に開始しています。
将来的にレジ係は、AIに取って代わられる職業のひとつであることは間違いありません。
しかし、だからといって利用者にレジ行為をさせることには、管理人はとうてい納得がいきません。
セルフの波はどんどん押し寄せてきています。
古くは銀行のATMがあります。
また、ガソリンスタンドのセルフ給油も規制緩和されました。
この10数年の間にネット銀行やネット証券が一般に普及しています。
さらにこの数年はネットスーパーもどんどん増えています。
これらのセルフを使う理由は、安く済むからです。
銀行のATMで振り込んだ方が、窓口で振り込むより振込料金が安く済みます。
ネット銀行の場合は、無料サービスもあります。
セルフガソリンスタンドは、有人給油よりもリッターあたり5円から10円も安く給油できます。
つまり、セルフは利用者に労働を負担してもらうことにより、人件費を抑えて、セルフ利用者に負担分の一部を還元するというウインウインの構造になっているからこそ、セルフを利用しているわけです。
しかし、現時点においてはスーパーマーケットのセルフレジを利用しても何のメリットもありません。
利用者がレジ係の労働を負担しているにもかかわらず、還元がないのはどうにも納得できません。
(一社)新日本スーパーマーケット協会「消費者調査2017」のアンケート調査によれば、セルフレジの評価は58.8%の消費者しか良いとは評価していません。
(引用:2018年スーパーマーケット白書)
20代30代の消費者は概ね好意的に受け入れていますが、60代となると男女とも厳しい評価を下しています。
特に暴走老人世代とまで揶揄される60代の男性層の評価は、最もきびしく、47.1%しか良いとしていません。
6 セルフレジが受け入れられるための方法私案
セルフレジが万人に受け入れられるようにするためには、メリットを創出するしかないと思います。
普及がむずかしいとされた高速自動車道のETCや電子マネーが爆発的に普及したのも、利用することで割引やポイントが付与されるというメリットがあったからです。
有人レジでレジ係の人がひとつひとつ精算してくれるのとセルフでバーコードの場所を探し、後ろの並びのプレッシャーにあたふたして精算するのが、同じ買い物であるなら、管理人は絶対に有人レジを使います。
レジ係さんのおもてなしのサービスの供与を受けられるのに、あえてセルフレジを使う必要などないからです。
私がセルフレジを使わないのは、レジという労働を搾取し、利用者に労働分を還元しない点にあります。
実際、フルセルフレジ導入から会計のみのセミセルフレジに切り替わり始めたのも、サービスの効率化による顧客の利用離れが原因とされています。
おもてなしを捨てて効率化ばかり追求したのでは、手痛いしっぺ返しを喰らうことになると思います。
この現状を打破するためには、セルフレジ利用者には、買い物袋無料進呈とかポイント還元のサービスを供与すれば、たちまちのうちにセルフレジ利用者が増えることは間違いないと思います。
7 まとめ
管理人は先日廻る寿司の全国チェーン「はま寿司」に久々に行ってきました。
出迎えたのは、Pepperくんです。
来店案内をAI化していました。
明るい声で、接客には好感が持てました。
しかし、それは最初の5分だけでした。
延々と店内に鳴り響くPepperくんの声は、せっかくの食事を興ざめさせてしまうのに十分なインパクトを与えました。
顧客満足度を図るための効率化とサービスの両立は、サービス業界にとっては永遠の命題です。
効率化ばかりを促進してサービスがおざなりになると、顧客の逃げ足は速く回復は困難となります。
しかし、だからといってサービスに重点を置いて価格を下げないと、やはり顧客は集まりません。
サービスだけで企業成績が上がるかというと、昨今の百貨店業界の不振や大塚家具の経営不振をみても明らかです。
商売というものはかくも難しいものです。
セルフレジを使わない理由をおわかりいただけたでしょうか。
◆おまえバカじゃね?
◆生きた化石はすぐに滅ぶんだよ!
◆おまえそこまで金の亡者なのか!
という批判は重々承知です。
しかし、行列解消という大義名分よりも人件費圧縮のためという理由で、客にレジの労働を強制しているようにしか見えない現状のセルフレジは、管理人はとうてい使う気にはなれません。
レジ係の方は、新型コロナウイルスに感染しないよう万全の対策を講じてください!
ブログに愛と真の情報を
それでは