最終更新 2019.5.22
ようこそ(^o^)丿
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
先日、全国銀行協会が私たちの暮らしを一変させる重大な発表を行いました。
2018年10月9日より、銀行間の入金振込みが15時までだった「全国銀行資金決済ネットワーク」の稼働時間を延長し、24時間365日対応可能とすると発表しました!
(引用:全国銀行協会HP)
これは私たちの暮らしを一変させる革命といってもいい稼働時間延長です。
2018年10月9日から変わる新たな世界と銀行の選択について考えてみます!
- 1 24時間365日即時入金振込みの衝撃!
- 2 全国銀行間振込みは、全国銀行協会が担っている
- 3 4年の歳月をかけ、ついに新ネットワーク導入へ
- 4 何が生活を一変させるのか?
- 実例1 キャッシュレスでの他銀行間振込みが可能
- 実例2 24時間365日リアルタイムでの振込み実現
- 実例3 24時間365日リアルタイムでの即時決済可能
- 5 24時間即時入金が待つ夢の世界
- 6 まとめ
1 24時間365日即時入金振込みの衝撃!
現在ほとんどの銀行には、インターネットバンキングがあり、24時間いつでも入金出金が自由な時代とはなっています。
また、ATMの共通化も進んでいて、特にネット銀行は一歩進んでいます。
今さら銀行が、24時間365日の即時入金振込みなんて、何を今さら?と思う人は少なくないと思います。
管理人もメインバンクはすでにイオン銀行に移しています。
管理人は株バカで、仕事が終わってから家でのんびりとヤフーファイナンスや会社四季報、みんなの株式などを調べることを日課としています。
ごくまれに「これは買い!」と稲妻が身体を貫くような株式に遭うことがあります。
すぐにでも欲しいと思うともうダメです。
買うしかない!
しかし、ネット証券は便利ですが、資金の前借りは認めていません。
そんなとき夜中でも銀行から証券会社に24時間お金を振り込んでくれるといいのにと思います。
ネット銀行は、それを可能としています。
管理人の使うイオン銀行も、WEB即時決済サービスを導入しています。
ネット証券会社の口座への入金が24時間365日無料です。
これは感動以外の何ものでもありません。
こんな便利なサービスを何故店舗型銀行はやってくれないのかと長年疑問に抱いていました。
2 全国銀行間振込みは、全国銀行協会が担っている
銀行間の振込みは、銀行間でやっていて、遅くまでの振込みをやらない理由は人件費を抑えるためと思っていました。
大きな間違いでした。<(_ _)>
銀行間の振込みは、全国の銀行が出資する一般社団法人全国銀行協会による「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の全国銀行資金決済ネットワークによって担われています。
その決済は、なんと1日平均750万口、12.7兆円にも及びます。
年間にすると年間約18.3億件、約3,112兆円と想像を超えるデータ量です。
1銀行や1ネット銀行で対抗できるネットワークシステムではありません。
その日の15時で振込みを締め、翌日回しにしてシステムの保守管理をしなければ、巨大なシステムの保守管理ができないということがお分かりかと思います。
3 4年の歳月をかけ、ついに新ネットワーク導入へ
ネットの普及により、銀行の振込みの時間延長は企業側や利用者側から強く求められてきました。
全国銀行協会も手をこまねいていたばかりではありません。
全国銀行協会(全銀協)は、他行向けに現金振り込みできる時間帯について、現在の「平日午後3時まで」から最低でも「平日午後6時まで」延長する努力目標を設ける方針を固めた。
全銀協は24時間365日処理できるシステムを構築するが、地方銀行などが参加しやすい目標を掲げる。メガバンクなど大手銀行はさらに延長する。
銀行の他行向け振り込み、午後6時まで延長へ 2018年の新システムで - 産経ニュース
方針決定から、約4年の歳月をかけて、ついに夢の24時間365日間の全銀行間振込みが可能となります。
4 何が生活を一変させるのか?
「私、株なんて興味ないから、24時間365日振込み可能となったって関係ないわ。」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
管理人の実例で話しましょう。
実例1 キャッシュレスでの他銀行間振込みが可能
旧郵便局は、銀行ではなかったので、以前は振込みができませんでした。
2014年に郵便局はゆうちょ銀行となったので、振込みは可能となりましたが、それでもATMではゆうちょ銀行と提携していない銀行は少なくありません。
管理人は12年前マイホームを新築するためにハウスビルダーと建築請負契約を結びましたが、その際に頭金600万円を入金する契約でした。
その600万円は、郵便局の口座に入っていて、管理人は銀行へ振り込みできると思っていて、契約履行日の前日に振り込むことにしていました。
前日に銀行窓口に話しに行くと、窓口のお姉さんが「郵便局とは取引していないので、振込みはできません。」という冷たい返事でした。
「何か方法はありませんか?」と尋ねましたが、当行ではわかりませんという冷たい冷たい返事でした。
ない頭で考えました。
方法は郵便局ATMで6回に分けて現金を下ろし、銀行で振り込む方法しか思い浮かべられませんでした。
恐怖でした。
その当時、ATMからの引き出しは、100万円以内なら何度でも可能だったからこそできる方法です。
できるだけ現金は持ちたくないので、14時45分に下ろしにいきました。
ひったくりに遭わないようにロングコートを着て内ポケットにしまい、そのまま銀行に駆け込みました。
そのときの銀行窓口のお姉さんの不快な顔つきは生涯忘れません。
身を削って貯めた600万円に対して、リスペクトもなく、「こんな窓口閉鎖時間に面倒くさい振込み持ってきやがって、これじゃ帰りが遅くなり、デートできないわ。」という顔色が手に取るようにわかりました。
ふざけるなよ貴様といいたいところでしたが、ぐっと堪えました。
AI化が進めば、あんたの仕事は真っ先になくなるよと心の中でつぶやきました。
名前は忘れましたが、あのときのあの銀行への恨みは生涯忘れません。(恨)
実例2 24時間365日リアルタイムでの振込み実現
管理人の勤める会社の給料日は、25日に指定されています。
もう長いこと25日にお金が口座に振り込まれるので、25日を起点に当たり前のように暮らしています。
若い頃、管理人はアパートでひとり暮らしをしていて、駐車場を借りていました。
月極め駐車場で、払い込みは25日です。
毎月25日に口座に振り込んでいましたが、ときどき入金されていないと苦情が駐車場のオーナーからありました。
間違いなく給料日に振り込んでいたのですが、銀行での当日決済が間に合わなったのが原因です。
振込みは15時までと標榜していますが、入金だけしておいて、他行振込みは翌日回しというあこぎなことを銀行では平気でしていました。
銀行屋とは、なんて高飛車で高慢な商売をするんだろうと思うきっかけとなりました。
実例3 24時間365日リアルタイムでの即時決済可能
管理人は株式投資を行う場合、高額な株式は店舗型のリアル証券会社を利用しています。
やはり高額となると、ネット口座だけでは不安だからです。
店舗型証券会社の株式売買手数料はバカ高いです。
ネットで数百円の手数料が、1万円台となるのも普通です。
しかし、便利なのが、入金は約定後4日以内という規定です。
4日間の前借りができます。
反対にいえば4日以内に必ず入金しなければ、口座差し押さえとなる可能性があります。
100万円以上を振り込むには、ATMでは下ろせないので、混雑する銀行で下ろすしかありません。
さらに振込み手数料も必要です。
月末や月曜日だと銀行窓口は大混雑なので、仕事の都合で銀行への時間が取れないときは恐怖すら覚えます。
差し押さえとでもなったら、生涯屈辱の人生です。
5 24時間即時入金が待つ夢の世界
すでに参加金融機関が公表されています。
心配していたゆうちょ銀行も参加です。(^o^)丿
また、店舗型リアル銀行の目の上のたんこぶであるネット銀行も全銀行参加です。
↓2019.4.10現在の参加銀行一覧です。ご確認ください。
これは何を意味するか。
冒頭に書いたイオン銀行のWEB即時決済サービスは、特定のネット証券とFX証券だけが対象でした。
これが、あらゆる銀行口座での振込みが24時間365日可能となるということです。
実例で書いたゆうちょ銀行へも可能です。
振込み期限日も自宅で24時間可能となるので間に合います。
なんという革命でしょうか。
銀行に行くこと自体激減するのではないでしょうか。
6 まとめ
いかがでしたか。
24時間即時入金振込みが可能となれば、「銀行員は雨の日に傘を取り上げ、晴れた日に傘を差し出す。」傲岸不遜な窓口対応から解放されます!
銀行へ行くという1日がかりの無駄な大仕事もなくなり、その時間を利用して人生を大いに楽しむことができます。
革命の日は2018年10月9日午後からです。
なお、三大メガバンクやネット銀行は、すでに24時間365日即時入金振込みを宣言していますが、地方銀行や信金の中には、午後6時終了とする銀行もあるそうです。
利用者本位のサービスに合わせていかなければ、淘汰されていくのは歴史の必然です。
10月9日までの各銀行の対応如何によっては、メインバンクの鞍替えも考えた方がいいと思います。
ブログに愛と真の情報を
それでは