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オープンAPI活用「GMOあおぞらネット銀行」誕生の衝撃

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ようこそ(^o^)丿

お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、生きている限りお金は必要です。

お金を管理するためには、タンス預金は盗難や火事や震災などリスクがありすぎるので、銀行に預けておくのが一般的ではないでしょうか。

中でも、この数年の傾向として、みなさんもネット銀行にシフトを進めているのではないでしょうか。

管理人もすっかりイオン銀行がメインとなり、リアルな店舗型銀行に行く機会はめっきり減っています。

ネット銀行は、どんどん参入が増えています。

2018.7.1からは、GMOあおぞらネット銀行が誕生します。

2018.秋には、コンビニのLAWSONから、ローソン銀行が誕生します。

続々と増えるインターネット銀行で、管理人が注目しているのは、2018年6月1日付で、「あおぞら信託銀行株式会社」が社名変更した「GMO あおぞらネット銀行株式会社」です。

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この銀行は日本初のオープンAPIを活用します。

銀行界はもちろんのことフィンテック企業からもアツい注目を浴びています。

開業は、2018年7月1日からです。

インターネット銀行の開設を考えている方は、「GMO あおぞらネット銀行株式会社」の開業を待ってから検討した方がいいかもしれません。

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1 ネット銀行は続々と開業している

実は、ネット銀行という定義はありません。

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金融庁の銀行の定義によれば、「新たな形態の銀行」の分類にあてはまります。

インターネット専業銀行と店舗を持たない銀行を含めて、ネット銀行と読んでいます。 

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2 ネット銀行のメリット

ネット銀行は、基本的に無店舗型なので、固定費や人件費を格段に安くすることが可能です。

そのため、店舗型銀行ができなかったことを実現しています。

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◆営業は24時間であること

◆金利を高めに設定することができること

◆振込み手数料を一定回数無料にすることができること

◆全国ATMを利用でき、24時間無料サービスも可能であること

◆貸出金利(住宅ローンなど)を安めに設定することができること

など夢のようなサービスばかりです。

中でも管理人が一番感動しているのは、ネット証券への振込みが24時間可能しかも無料でできるサービスです。

ちなみにイオン銀行の場合は、WEB即時決済サービスといっています。

www.aeonbank.co.jp

管理人は株バカなので、夜毎株式を調べていますが、ときにこれは買い!とインスピレーションが働くときがあります。

そんなときネット証券に翌日朝一から買い注文を入れますが、ネット銀行の場合は、必要なお金が証券口座にないと買い付けることができません。

そんなときにリアル銀行を使っていたのでは、翌日銀行ATMで大枚を下ろし、証券会社に振込み手続きを行わなければなりません。

振込み手数料はかかるし、入金も1日は最低かかるので、約定するには早くとも2日はかかります。

そのうちに買おうと思っていた株式が値上がり買えなくなってしまったケースは何度も経験済みです。

瞬時にしかも無料で証券口座に振り込んでくれるネット銀行のサービスは最強といっていいと思います。

3 ネット銀行のデメリット

便利な分、当然デメリットは存在します。

◆引き落とし口座が、冷遇されていること

◆無店舗のため、口座開設、利用方法、ひも付きなどは、自力で行うしかないこと

◆100%安全なセキュリティ管理はないこと

◆IDやパスワードを忘れてしまうと、復帰労力は莫大な作業となること

メリットだけを見れば、もはや店舗型銀行は不要といっても良いくらいです。

しかし、残念ながらデメリットは存在します。

中でもネット銀行はまだまだ規制社会からは一般銀行としては認められていないところにあります。

管理人の会社でも、給与の振込先指定にネット銀行はひとつもありません。

また、公共料金の振込先も、管理人の住んでいる自治体ではネット銀行はひとつも対象とはなっていません。

無念です。

また、最大のデメリットは、何といってもウイルスに感染し、パスワードが盗まれることです。

最低でも週に1回は口座にアクセスして、預け金が盗まれていないかどうか確認することと不定期でのパスワード変更が絶対必要です。

パスワードは余り厳重にすると忘れてしまいますし、メモとしてワードに書いてパスワードを書けたり、ノートに記載して家の金庫の中に仕舞っておく方法が考えられますが、ちょっと面倒です。

また、Google ChromeやAndroidを利用している場合は、Smart Lockで管理は可能ですが、管理人はなんとなく使っていません。

4 オープンAPIの誕生

このようにネット銀行やネット証券が普及したからといって、IDパスワードやログインパスワードは、面倒ですし、セキュリティは完全ではありません。

人間だんだんと慣れてくると危機管理がなくなってきますが、たとえばクレジットカード入力などウィルスが入り込んでいれば相当に怖ろしい話です。

そこで、2017年5月26日「銀行法等の一部を改正する法律」が成立し、同年6月2日に公布されました。

この中で、オープンAPIの努力義務が銀行に課せられ、期限を2年間としました。

API=アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略です。

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金融機関は、膨大な金融システム情報を保有していて、厳重な管理がなされています。

私たちの銀行口座も、銀行のシステムセンターで二重三重に厳重に保管されています。

この信用があるからこそ、銀行にお金を預けているわけです。

しかし、ネット銀行が便利とはいえ、実際のお金のやり取りはリアルタイムでは行っていません。

購入した際のカード決済は、カード会社が銀行へ請求し、請求を受けた銀行がシステムセンターの台帳と突合したうえで、カード会社に振り込んでいます。

経費と労力が莫大です。

そこで、銀行のシステムセンターの接続仕様を外部の事業者(フィンテック事業者)に公開し、あらかじめ契約を結んだ外部事業者のアクセスを認めることで、金融機関以外の事業者が金融機関と連携して、利便性の高い、高度な金融サービスを展開しやすくするという目論見が、オープンAPIというものです。

莫大なコストを減らすことができることから、世界中でオープンAPIへの期待が高まっています。

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(出典:全国銀行協会HP)

フィンテック技術は、仮想通貨で話題となりましたが、本丸は世界中の銀行間をオープンAPIで結んで、瞬時に出入金ができる夢の技術です。

まだ、世界でもイギリスで取り組みが始まったばかりです。

我が国は、2019年から努力義務で全銀行で、世界最速でスタートする計画です。

まだまだ未知の領域の技術であり、何か革新的なフィンテック技術が公開されるたびに関連企業の株価が爆騰するのは、これからオープンAPIが待っているからです。

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5 GMOあおぞらネット銀行は、オープンAPI導入を始める予定

そこで、GMOあおぞらネット銀行の開業につながります。

少し長いですが、2017 年 10 月 19 日付けのあおぞら信託銀行株式会社のプレス発表資料を引用します。

我が国初となるオープンAPI活用銀行の誕生です。

サービス開始当初は、預金、為替といった銀行の基本機能をベースとする、銀証連携や EC 運営者向けのサービスなど、GMO インターネットグループとお取引のある法人・個人のお客さまにとって利便性の高いサービスを低コストにて提供いたします。
以降は、No.1 テクノロジーバンクを体現すべく、インターネットを基軸とした各種サービスとの連携を通じて、「オープン API」活用や FinTech 企業との提携による金融サービスのプラットフォーム化を核としたオープンバンキング戦略を推進してまいります。

GMOは、我が国の決済のSSLのほとんどを担っているGMOペイメントゲートウェイを子会社として持っている企業です。

グローバルサインといったらわかりやすいと思います。

これがあるからこそ、オープンAPIを始めることができるという強みを持っています。

まだ、一度もセキュリティが破られたことがないSSLです。

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また、ECでも、カラミーショップなど4万店近いECのHP作成づくりを請け負っているので、銀行設立により、一体化したサービス提供が可能となります。

さらには国内ドメインシェアの90%近くを押さえており、ネットインフラの基盤を支えている企業です。

このようなサービスの提供が順調に行けば、銀行の維持コストが下がるので、利用者にとっては、定期預金金利が上がる可能性、振込み無料サービス拡大の可能性、貸出金利低下の可能性など願ったりのサービスが充実する可能性があります。

これらの動きを受け、GMOグループの株価は爆騰しています。

GMOペイメントゲートウェイは、わずか5年で株価は20倍以上です。

ビットコインに引けをとりません。

買わなかった管理人は時折り夢にうなされます。(@_@)

50万円が1,100万円になってしまいました・・・。

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(引用:ヤフーファイナンスHP)

本家GMOも5月に入って、連日最高値を更新し、1000円以上の爆騰です。

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(引用:ヤフーファイナンスHP)

6 まとめ

いかがでしたか。

ネット銀行の普及は目を見張るものがあります。

しかし、ネット銀行は、まだまだこれからの本当のネット社会が始まる上での入り口に過ぎません。

オープンAPIが普及すれば、瞬時にアプリを通じて、世界中の銀行やECと取引ができたり、個人間のやりとりも可能となります。

これからどんな未来図が待っているか、ワクワクドキドキします。

まずは2018年7月1日に開業する「GMOあおぞらネット銀行」のお手並みを待ちましょう。

劇的なサービスが待っているかもしれません。

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株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。

ブログに愛と真の情報を

それでは