最終更新2018.8.15
ようこそ(^o^)丿
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、前回、日本のものづくりの底力について記事にしました。
2019年には、曙ブレーキ工業が、30年の歳月をかけて完成する新しいブレーキシステムが世界中の自動車で利用されると思うとワクワクします。
重量30%減量に成功し、燃費にも大いに寄与しそうです。
そして、もうひとつ、200年目にしてついに夢がかなった自転車のクランクギアの大発明がTVで放映され、人気に火が点きました。
なんと電動ではないアシスト自転車です。
電動でもないのに自転車に推進力を与え、坂道もスイスイ登れるという自転車です。
その名もフリーパワー自転車といいます。
価格も4万円台とリーズナブルです。
クランクギアだけだとなんと9,000円です。
今、知っている限りについて紹介します。
これはぜひとも乗ってみたいです!
1 自転車の発明
自転車が発明されたのは1818年、ドイツのドライス男爵が発明し、特許を取得しました。
その名をドライジーネといい、ペダルのない地面を蹴って走る乗り物だったそうです。
(引用:wikimedia).
その後、1879年、イギリスのローソンが現代の自転車の原型となるチェーンを付けて後輪を回す仕組みを発明し、「ビシクレット」と名づけました。
この名前が、現代のバイシクル=自転車の語源です。
2 自転車発明200年でも叶わなかった夢
現代の自転車の原型となったビシクレットが発明されてから、139年となりますが、解決できない自転車最大の課題を抱えていました。
それは、自転車にはペダルを踏んでも、推進力が伝わらない箇所(クランク)があることです。
ペダルが12時の地点と6時の地点に来たときは、まったく推進力がギアに伝わりません。
みなさんも坂道を登るときペダルが12時と6時の位置に来たときに、推進力を失い、こけそうになった経験はおありかと思います。
この推進力が伝わらないクランクを克服するために、なんと200年を要しました。
なお、最近は高級ロードバイク用に楕円チェーリングが開発されています。
12時と6時にも負荷をかける仕組みですが、それでも完全には無推進力ポイントは克服してはいません。
この世紀の大発明したのが、日本の企業です!
それも本業は食品スーパーという何ともドラマチックな展開です!
夢が膨らみます!!
3 電動アシスト自転車の課題
一方、ヤマハ発動機は、バッテリーの力を補助力とする電動アシスト自転車を発明しています。
電動アシスト自転車に乗ってみるとわかりますが、急な坂道を座って、ペダルをスイスイと漕げるのは感動ものです。
電動アシスト自転車の発明は、自動車やバイクに乗れない子供やお年寄りの行動範囲を格段と広げました。
管理人の母親も、3km先に借りた家庭菜園まで、ほぼ毎日電動アシスト自転車で通っています。
しかし、課題もあります。
我が家の2人の娘は、通学用に電動アシスト自転車を利用しています。
妹は4月から乗り出しましたが、踏み込んでからアシストに若干のタイムラグがあるため、当初は違和感だらけだったようです。
1週間でガードレールに激突し、修理が1万8千円(泣)かかりました。
電動アシスト自転車は、ペダルを踏んだ時と推進力のタイムラグが、どうしても生じてしまい、慣れるまでこけやすいところがあります。
また、時間の経過とともにどうしてもバッテリーの容量が落ちてしまいます。
姉の自転車の容量も3年でだいぶなくなり、先日交換したところ、なんと37,000円もかかってしまいました。(泣)
たまたま、車のバッテリーも交換しましたが、車は23,000円でした。
車より電動アシスト自転車の方が高いとは、ちょっとした驚きでした。
また、やはり価格が高いです。
昨年はふるさと納税で安く入手できましたが、正価で購入すると12~15万円は必要です。
タイムラグ、バッテリー劣化そして高価格が電動アシスト自転車の大きな課題です。
なお、走行距離は最近は一度の充電で100kmも走行できる20Ahバッテリーも発売されています。
大容量がおススメです。
4 オリンピック(8289東証一部)とは
オリンピック(Olympic)とは、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬の首都圏で、食品スーパー、ディスカウントストア、自転車店、動物医院など様々な小売り事業を展開している企業です。
売上高も1,000億円を超え、配当も15円ある優良企業です。
1962年東京都立川市内に1号店を出店しています。
5 フリーパワー自転車の大発明
このオリンピックの自転車部が、10年の歳月をかけて開発したのが、フリーパワーというクランクギアです。
すでに日本、台湾、中国で特許を取得しています。
現在アメリカとEUにも特許を申請済みです。
ポイントはクランクギアに仕込まれたシリコーンゴムにあります。
ペダルを踏むとシリコーンが圧縮され、ばねのように反発力を持ちます。
そして反発力を失う12時と6時の時点で、反発力が放出され、推進力として漕ぐ力をアシストするわけです。
原理的には簡単ですが、この発想や素材に行き着くまで、200年を要しました。
世紀の大発明です。
(出典:オリンピックHP)
発売自体は、2018年3月でしたが、あまり反応はありませんでした。
しかし、2018年6月17日(日)にTBS系のガッチリマンデーで取り上げるやいなや、問い合わせが殺到しています。
しかも、翌日6月18日と翌々日6月19日は株価がストップ高となる人気ぶりです。
窓を開けての空前の2日連続ストップ高です!
しかし、その後7月17日に最高値1,317円をつけた後は、下げ止まらず、株価は一気に500円近く下がっています。
(引用:ヤフーファイナンス)
ホームページやユーチューブにも実践記が掲載されています。
効果は間違いなくあるそうです。
ただ乗り心地がうどんを踏んでいるような感覚で、ギアの感覚がないところが好みの分かれるところだそうです。
オリンピックのユーチューブを見てもスイスイ感は明らかに違います。
これで4万円台なら安いんじゃない!と思ってしまいます。
なお、シリコーンゴムの交換は3年に1度だそうです、
首都圏でしか販売されていないのかなあと思いましたが、Amazonや楽天でも取り扱っています。
6 まとめ
いかがでしたか。
高価でメンテナンス代がかかる電動アシスト自転車が、シリコーンゴムというローテクで可能になるとは、まさに世紀の発明です。
試乗した人の感想によれば、電動アシスト自転車のアシスト効果の1/3の能力はあるそうです。
電動アシスト自転車の1/3の価格で、アシスト自転車が手に入り、しかも3年間メンテ不要で、バッテリー切れの心配はない。
しかも、特許取得済みなので、コモディティ化をしない。
独占販売も、委託販売も思いのままであれば、株価が2日連続ストップ高となる理由がわかります。
それが、スーパーの自転車店で発明されたとは驚きです。
試乗してみたいです。(渇望)
全国販売とはいかないものでしょうか!
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を!
それでは