ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、日経平均株価は26年ぶりにバブル崩壊後の戻り高値を記録するなど、株価はバブルの世界が始まっています。
株式投資や投資信託はやっていないから関係ないでは、これからのきびしい未来を切り拓くことは容易ではないと思います。
日本に自己責任の言葉が広まったのは、平成の時代に入ってからです。
平成の時代は、いよいよ終わりを告げます。
年金支給70歳説の具体化
消費税のさらなる増税
社会保障負担額の増大
世界で初めての加速的少子高齢化社会の到来
など、我が国に待っているのは、暗澹(あんたん)たる未来です。
それを救うのがAI革命ではないか!
それを支えるのが5G革命ではないか!
ロボットが少子高齢化社会を支えてくれる!
など楽観的な見方もあります。
しかし、常に最悪な事態を常に想定して、先んじて対策を講じるのが、安心して生きる方法であると管理人は信じます。
だからといって、闇雲にあわてて推奨される株式や投資信託商品を購入していたのでは、飛んで火にいる夏の虫です。
投資の世界は、魑魅魍魎の蠢く世界です。
株式投資を行うには、クリティカルマスの法則を頭に入れておくと高値掴みして、塩漬けにしてしまう事態を大幅に減らせる可能性があります。
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。
さて、クリティカルマスの法則とは一体何のことでしょうか?
難しい中身ではないので、どうぞおつきあいください。(^^;
- 1 クリティカルマスの法則とは
- 2 イノベーター理論
- 3 イノベーター(Innovators:革新者)
- 4 アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
- 5 アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
- 6 レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
- 7 ラガード(Laggards:遅滞者)
- 8 どのグループに所属すれば利益を得られるか
- 9 イノベーターとアーリーマジョリティとラガードのグループに入るには
- 10 先回りしておくには時代を読むこと
- 11 まとめ
1 クリティカルマスの法則とは
クリティカルマスの法則とは、かなり古いイノベーター先行者利益理論のひとつです。
1962年にアメリカのエベレット・ロジャーズが唱えた法則です。
ある商品やサービスの普及率が16%を超えると普及率が急上昇して、一気に市場に定着するという法則です。
誰もが知らない新製品や新サービスが、口コミやCMで評判となり、それが爆発的に広がっていく姿は常にある姿です。
たとえば、2018年5月から全国の映画館で話題沸騰となっている「カメラを止めるな」は、2017年11月にわずか3館で上映していたそうです。
しかし、評判が評判を呼び、全国上映となって、今や大ヒット中です。
この法則を株式投資に応用すれば、クリティカルマスによる先行者利益となり、莫大な富を得ることができるかもしれません。
2 イノベーター理論
たびたび聴きなれない言葉が出てきて申し訳ありません。(^^;
クリティカルマスとは、新商品や新サービスの臨界点を16%とするイノベーター理論の一つです。
イノベーターとは革新者という意味で、先にその新商品や新サービスがヒットすることを見込んで投資し、先行者利益を得る人たちのことを指します。
イノベーター理論では、世の中の人々を5つのグループに分類します。
3 イノベーター(Innovators:革新者)
最も早くに新商品や新サービスなどを採用する人たちを指します。
2000年の時点で、ここまでインターネットが普及し、私たちの暮らしを変える社会がやって来ることを想像できた人はいたでしょうか?
このグループに所属する人は、冒険心に溢れているので、革新者とも呼ばれます。
市場全体から見たイノベーターの割合は、わずか2.5%です。
ソフトバンクを創業した孫正義氏、楽天を創業した三木谷浩史氏などが、このグループに属します。
管理人も、インターネット黎明期に14.4Kアナログ回線でインターネットを楽しんでいましたが、まさかこんなにインターネットによる便利な革命的な時代が来るとは夢にも思いませんでした。
その頃投資していたら億万長者か、借金まみれの裸同然になっていたかのどちらかだったと思います。
4 アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
トレンドに敏感で、自ら情報収集を行って、投資の判断を行うグループです。
影響力が大きいため、カリスマとかオピニオンリーダーとも呼ばれます。
市場全体から見たアーリーアダプターの割合は13.5%になります。
このグループまでに属すれば、株式投資でも大きな先行者利益を得ることができるかもしれません。
ただし、インターネットがここまで普及してしまうと、個人でも情報収集と速やかな行動で、アーリーアダプターとなることも可能な時代となりました。
5 アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
比較的慎重なグループですが、平均的な人たちよりは早くに新商品や新サービスを採用します。
市場全体から見たアーリーマジョリティの割合は34.0%です。
流行を広げる役割を果たすため、ブリッジピープルとも呼ばれます。
ここまでのグループで、50%となり、このグループから投資を行っても、先行者利益は期待薄です。
6 レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
アーリーマジョリティーの後にやってくる人たちです。
周囲の大多数の人が新商品や新サービスを試している場面を見てから、慎重に新しいものを取り入れる人たちで、新商品や新サービスに懐疑的な人々です。
市場全体から見たレイトマジョリティの割合は34.0%になります。
新商品や新サービスを支持することから、フォロワーズとも呼ばれます。
株式市場でいう「いなご軍団」と同じです。
もはや先行者利益はありません。
大損する可能性があります。
7 ラガード(Laggards:遅滞者)
流行や世の中の動きに関心がない人たちで、新商品や新サービスが定番となった段階で、ようやく採用を始めます。
市場全体のラガードの割合は、16.0%です。
遅すぎる登場から、保守的で、伝統主義者とも呼ばれます。
しかし、ラガードが登場するころには、相場が変化していて、むしろ反騰する可能性があります。
管理人は、いつも遅すぎる登場です。
スマホデビューも、2017年9月と大変遅いデビューでした。
でも、出始めと比べればものすごく安く、ラガードとして得しているかもしれません。
8 どのグループに所属すれば利益を得られるか
まとめてみます。
イノベーター 2.5%
アーリーアダプター 13.5%
アーリーマジョリティ 34.0%
レイトマジョリティ 34.0%
ラガード 16.0%
先行者利益を得ることができるのは、イノベーターとアーリーマジョリティだけです。
後のグループは、イノベーターとアーリーマジョリティの養分です。
大多数の個人投資家は、アーリーマジョリティとレイトマジョリティの範疇に入ります。
投資で勝つためには、イノベーターとアーリーマジョリティのグループに入るか、ラガードのグループに入ることが大切となります。
9 イノベーターとアーリーマジョリティとラガードのグループに入るには
個人投資家が新商品や新サービスの情報をいち早く得ることはほぼ不可能です。
世界中の機関投資家やトレーダーがあらゆる情報を有料でリアルタイムで手に入れ、売買しています。
個人が敵う相手ではありません。
残るは、先回りか、裏道を行くしかありません。
人の行く裏に道あり 花の山
先回りして、仕込んでおくしか個人投資家が長く勝つ方法はないと思います。
10 先回りしておくには時代を読むこと
機関投資家を相手にして先回りするには、今後の時代を作るテーマ関係株を安いときに仕込んでおくことです。
さいわい今は、何でもインターネットで手に入ります。
現在の人気テーマ株は
全固体電池
人工知能
がん免疫療法
5G
QRコード
です。これも日によって変わります。
がん免疫療法は、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大学特別教授が話題となり、一気に関心が高まっているからです。
本庶佑教授の理論を商品化し、オプジーボの販売にこぎつけた小野薬品工業は、株価爆上げです。
2018年4月にオプジーボの薬価が大幅に下げられ、株価は下落しましたが、9月ごろからノーベル医学生理学賞受賞のうわさが立ち、株価は動意づいています。
個人投資家は下落しきった4月中旬に買っておけば、ずいぶんと利益を上げることができました。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
11 まとめ
いかがでしたか。
クリティカスマスの法則とはいえ、実は誰もが経験的に知っているものです。
流行は、何かをきっかけに爆発的に広がります。
それと同じように、株価も何かをきっかけに爆発的に高値になるときがあります。
上がり始めたときにいなご軍団のように群がっても、すでに相場は終わっていて、損をするのは個人投資家だけというパターンが繰り返されています。
個人投資家が機関投資家に勝つためには、先回りして安いときにテーマ株や優良株を仕込んでおくしか継続的に勝つ方法はないと思います。
こんな先の見えない時代だからこそ、先んじて投資をしておき、結果として勝てれば、これほど痛快なことはありません。
健闘を祈念します。
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは