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認知症患者の金融保有資産がなんと143兆円という恐怖

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ようこそ(^-^)/

お金を通じて人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、みなさんは記憶力はいい方ですか?

管理人は最近もの忘れが多くなり、内心ちょっとあせっています。

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メガネの置き忘れはしょっちゅうです。(/o\)

昨夜はリンスしたかどうかさえ忘れてしまいました。

ブログばっかりしてるからよ!

妻には怒られます。

確かに明日のブログのテーマのことは、常に考えています。

また、最近の株の乱高下で、株のことも頭から離れません。

そんな中、一昨日NHKでドキリとするニュースを流していました。

認知症患者の金融保有資産がなんと143兆円にも上るというニュースです。

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そうか!

いつまでも株バカではいられないんだ・・・。

とてつもない恐怖が頭をよぎりました。

誰もがいつかはたどる可能性のある認知症について、対策を考えます。

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1 NHKニュースの衝撃

NHKを見ていると、元営業マンという物応えがしっかりとした76歳の男性が、有料老人ホームで悠々とリタイア生活している姿が映し出されました。

車いすの生活ですが、ヘルパーさんに車いすを押してもらって、コーヒーの香りを楽しんでいます。

チッ!人生の成功者かよ。

違いました。<(_ _)>

東京都世田谷区の路上で倒れているところを保護されたそうです。

調べて見るとマンションを所有していて、一人暮らしをしていたそうですが、部屋の中が荒れ放題となっていたそうです。

光熱水費の支払いも滞っていたそうです。

本人は福祉施設に保護されました。

福祉担当者が部屋を片付けていると、なんと1,500万円もの預金通帳が出てきたそうです!

その後も調べて見ると、通帳が他に6つもあり、あわせて数千万円の資産が見つかったそうです。

男性は月30万円の有料老人ホームに入所することができ、ようやく快適な暮らしを手に入れることができたそうです。

 

しかし、資産があることはまったく覚えていなかったそうです。

ニュースでは非常に元気に回復されていて、とても認知症には見えませんでした。

本人は、大手食器メーカーの元営業マンだったそうです。

営業の世界は喰うか喰われるかの世界です。

長年営業の世界にいれば、いやでも頭の回転が速くなるはずです。

こんなバリバリだった人が、路上で食べるものにも事欠いて倒れていたなどとても信じられませんでした。

 

数千万円の資産があることも覚えていないなんて・・・。

俺もいつか、ひょっとして明日にでも認知症になるかもと思うとゾッとしました。

2 認知症患者は500万人突破!

内閣府「平成29年高齢社会白書」によれば、空恐ろしいことがさらりと書いてあります。

65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)であったが、37(2025)年には約5人に1人になるとの推計もある。

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(出典:内閣府「平成29年高齢社会白書」)

今でさえ、認知症患者は500万人を突破し、しかも65歳以上の7人に1人が認知症患者という超高齢社会の現実です。

しかも2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症患者になると推測されています。

5人に1人といえば、ロシアンルーレットのようなものです。

確率20%です!

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しかも怖ろしいのは、年金受給年齢が65歳からということです。

もし、65歳の時点で認知症を発症したら、年金受給の記憶がなくなってしまいます。

口座には年金が振り込まれても、認知症になったら、NHKニュースで取材した元営業マンと同じく、忘れてしまいます。

ゾッとします。

3 認知症患者の金融資産は、なんと143兆円

認知症は大変だけど私には関係ないと思う人は少なくないと思います。

身内に認知症患者がいなければ、認知症のことはあまり意識しないかもしれません。

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しかし、認知症患者の増大は、我が国の経済に著しい影響を与えかねない大問題となりつつあります。

2017年に第一生命経済研究所がリポートした調査結果は、大きなインパクトとして、ニュースが飛び交いました。

第一生命経済研究所は、認知症患者の保有金融資産は2017年度末で143兆円、30年度には家計資産の1割にあたる215兆円になると試算。

(引用:ブルームバーグ)

 なんと家計資産の1割を認知症患者が保有していることとなります。

もっとすさまじい予測もあります。

みずほ総合研究所の予測です。

みずほ総合研究所は2035年には有価証券の5割、金融資産の4割を70歳以上が保有すると推計している。

 2035年には、70歳以上が株式の5割を保有するという脅威です。

つまり、株式売買は認知症の可能性のある人が主役になるという恐怖です。

発注した、しない、で大変な問題を抱えることとなります。

4 国内株式市場が壊れるかもしれない恐怖

当然金融庁も高齢者の認知症による金融商品取引トラブルのことは課題としてとらえています。

2013年には、高齢者への金融商品販売の監督を強化することとしました。

この指導を受け、日本証券業協会は複雑な仕組みの金融商品を75歳以上の高齢者に販売する場合は、証券会社内で役職者の事前承認の義務付け行うようにしました。

また、80歳以上の高齢者には、取引の会話内容を録音保存することにしました。

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しかし、こういった手続きが複雑化すると、高齢者は株式市場から撤退することが考えられます。

売り買いするステークホルダーが、半分も株式市場から撤退することになるかもしれません。

株式投資は売り買いして始めて相場が成り立ちます。

市場から半分の資金が逃げ出したら、株式市場は壊滅です。

親の世代から子供の世代へ資産を株式の形で引き継がせることが、証券業界にとっては喫緊の課題となりつつあります。

超高齢社会の影響は、社会保障だけではなく、金融へも甚大な影響を与えようとしています。

おそろしい未来が確実に忍び寄っています。

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5 認知症を防ぐには

認知症の発症要因は未だ解明されていません。

しかし、予防法は確立しつつあります。

公益財団法人長寿科学振興財団では、予防するためには3つの方法を推奨しています。

引用はいずれも公益財団法人長寿科学振興財団からです。

5-1 運動すること

メタボは、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病などを引き起こすだけでなく、認知症の危険因子として考えられてきています。

メタボを防ぐには運動が一番です。

週2から3回以上、30分以上運動をすることです。主としては歩くことがすすめられます

週3回以上30分以上の運動を行ったものは、認知機能の低下するものが有意に少なく、高齢者の認知症の発症を減少させていることを示しています。

最近は、運動しながら頭の体操を行うコグニサイズといわれる運動法や、筋力トレーニングを加えた運動が、さらに効果があるとされています。

管理人は、毎日通勤で往復1時間は歩いていますが、効果があるかどうか最近はちょっと疑問視しています。

これからは歩きながらクイズ問題を解くなどコグニサイズを取り入れてみようかと考えています。

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 5-2 食事に注意する

認知症になりやすい食事は次の食事だそうです。

認知症になりやすい食事は、若い頃からの食事の傾向に特徴があることがわかっています。それが次の三つのことです。

1)偏食。野菜と魚を嫌い、肉だけを好む。

2)ビタミンB群、C、E、ミネラルの摂取が少ない。

3)女性は小食。食事の代わりにお菓子やケーキを食べる。という特徴があります。

 反対に認知症になりにくい食事です。

認知症を予防するには、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病などのメタボリックシンドロームを予防する食事が重要で、日本食が比較的適していると言われています。

特に魚を週2回以上食べる人は、週1回魚を食べる人に比べて、41%も認知症を発生させないそうです。(アメリカタフツ大学)

その他、納豆、ナッツ類、黒ゴマなどは有効な食品だそうです。

管理人は毎日納豆を食べていますが、効果が現れていないような気がします。

もっと食べないといけないのかもしれません。

(;´Д`)

www.panpanpapa.com

5-3 社会参加する

アメリカで5.1年に渡って、高齢者の余暇活動と認知症の発生を追跡調査した結果が怖ろしいです。

余暇活動は、読書、パズル、ゲーム、カードゲーム、楽器演奏、テニス、ゴルフ、水泳、自転車、ダンス、散歩、階段の昇降、家内作業、ベビーシッターです。

結果は、テニス、ゴルフ、水泳、自転車、散歩、階段の昇降、家内作業、ベビーシッターは効果がありませんでした!

読書、ゲーム、楽器演奏などの知的活動が認知症の発症数を減少させ、身体活動では、ダンスのみが発症数を下げたと報告しています。
趣味を持つこと、料理をすること、社会の中で役割を持つことが認知症予防につながります。

 管理人の祖母は、大往生直前まで株式市況を見るのが趣味でした。

94歳までボケませんでした。

 頭に負荷をかけること、身体に負荷をかけることは認知症予防となることは間違いないと信じています。

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6 まとめ

いかがでしたか。

認知症患者は、今後確実に増え続けていきます。

増えれば増えるほど、株式市場から金融資産は消えて行く可能性があり、壊滅的な打撃を与えうるほどの大問題です。

また、認知症患者には、巨額の社会保障負担が必要となります。

個人個人が、認知症予防に力を入れることが、国家の危機そして家庭の危機を救うことにつながります。

運動しましょう!

魚を食べましょう!

社会参加し、頭を大いに使いましょう! 

管理人は、毎日歩いているし、毎日納豆を食べています。

2日に一回は魚を食べています。

一応会社の現役なので頭も使っています。

何よりもブログの更新で、毎日頭がウニのようです。

来年は町内会の役員を引き受けざるを得なく、社会参加もします。

なぜ?

それなのに、リンスしたかどうかも忘れるんだ?

どうしてメガネの場所を忘れるんだ?

嗚呼!本当に私は大丈夫なのでしょうか?

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ブログと認知症に愛と真の情報を

それでは