ようこそ(^-^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、前回のブログで、我が2018年株式投資絶望編を書き綴ったところ、たくさんのアクセスをいただきありがとうございます。
まあ、同情するなら含み損分の金をくれ!といいたくなるところです。
(/o\)
1年間の運用成績がマイナスになるのは、とてもつらいものがあります。
しかし、景気には波があります。
株価は業績とほぼリンクします。
10年に一度は、景気が悪化し、株価が暴落することは経験則からもいわれてきたことです。
2018年は、リーマンショック後ちょうど10年に当たります。
リーマンショックは、株式投資を行っている者にとっては地獄のような大暴落でした。
あのひふみ投信を運用しているレオスキャピタルでさえ、一旦清算したくらいです。
こんなときは、俺だけではない、私だけではないと考えると、とても気が楽になります。♥
まあ、負け犬の論理には変わりはありません。(^^;
2018年は、含み損は仕方がないんだということを独立系ファンドと比較して証明してみようと思います。
乞うご期待!('◇')ゞ
- 1 ファンドマネージャーとは株式運用のスペシャリスト
- 2 独立系ファンドとは
- 2 独立系ファンド国内株式投資信託商品
- 2-1 さわかみファンド
- 2-2 ひふみ投信
- 2-3 新・国際優良日本株ファンド (スパークス)
- 2-4 結い2101(鎌倉投信)
- 2-5 コモンズ30ファンド(コモンズ)
- 3 独立系ファンド運用成績結果
- 4 管理人の盆栽株の騰落率は?
- 5 まとめ
1 ファンドマネージャーとは株式運用のスペシャリスト
ファンドマネージャーとは、値上がる可能性の高い株式を運用し、投資信託商品の運用成績を上げようとに毎日チャートや決算報告書など目を皿のようにしてリサーチして、数十億円から数千億円の資金をリアルタイムで運用しているプロ中のプロの投資家です。
その年間収入は、トップクラスだと国内でも年間数千万円から数億円を下らないといいます。
金融業界に身を置き、ファンドマネージャーをしていたとき、30代半ばでクレディ・スイスからヘッドハントされました。
当時の年収は、勤めていた野村投資顧問では課長待遇で約1300万円。
クレディ・スイスではベースのサラリーとして倍の約2600万円に加え、実績に応じてのボーナスが上乗せされました。
管理人は、多くの種類の株式の保有することが好きな盆栽株主です。
しかし、盆栽株主一生貧乏と年収2億円の某ウ〇フさんから揶揄されるほど、盆栽株主の投資姿勢は最悪らしいです。(^^;
盆栽株主が天下のファンドマネージャーと相手になるとは到底思えません。
果たして結果はどう出るのでしょうか?
2 独立系ファンドとは
独立系ファンドとは、銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社等金融事業に属さない投資信託運用会社です。
わが国では、金融自由化の中で、1992年に投資信託運用会社が、直接販売することが解禁となりました。
しかし、当時はインターネットもまだ普及していないこともあり、投資信託の直接販売方式は、証券会社の窓口での販売の方がコストがかからず、広がりませんでした。
ようやく1999年に澤上篤人氏が設立したさわかみ投信が開始したさわかみファンドが、国内初めての独立系ファンドとされています。
澤上篤人氏は、我が国に優良株式の長期投資を広めたカリスマ投資家です。
変動の激しい株式も、優良株を底値で買っておけば、いつかはたわわに実って収益が上げられるという考え方です。
当時、株式はギャンブルと同じくハイリスクハイリターンが主流であった考え方を一変させました。
残念ながら、完全独立系ファンドは、9本しかありませんが、いずれもキラ星のように輝いている(いた)ファンドです。
2001年 スパークスアセットマネジメント
2004年 ありがとう投信
2007年 セゾン投信
2008年 レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)
ユニオン投信
浪花おふくろ投信(現クローバーアセットマネジメント)
かいたく投信(現クローバーアセットマネジメント)
楽知ん投信(現クローバーアセットマネジメント)
2009年 コモンズ投信
2010年 鎌倉投信(結い2101)
このうち、スパークスのみが株式公開を果たしています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2 独立系ファンド国内株式投資信託商品
国内株式のみで運用しているのは、次の5本です。
(スパークスはたくさんのファンドを運用していますが、盆栽株主の比較のため、中長期投資ファンド商品としました。
また、独立系ファンドの雄セゾン投信は、グローバル投資なので国内株式投信からは除外しました。)
◆さわかみファンド
◆新・国際優良日本株ファンド (スパークス)
◆結い2101(鎌倉投信)
◆コモンズ30ファンド(コモンズ)
なお、比較の条件は、2018年1月4日を基準価として、2018年11月16日の現在値の比較とします。
毎月購入として、ドルコスト平均法での算定ではないので、ご容赦ください。
2-1 さわかみファンド
日本初の独立系ファンドです。
パフォーマンスは、10年18位、5年72位、3年56位、1年231位と不調が続いています。
創業者であるカリスマ澤上篤人氏が事実上引退(会長就任)し、世代交代してからはどうにも不調がつづいています。
レーティングは4つ星です。
日本電産4.97%
ブリヂストン4.37%
花王3.78%
ダイキン工業3.62%
国際石油開発帝石3.02%
思わずよだれが出そうな優良株ばかりです。
2018年1月4日 基準価格28,376円
2018年11月16日 基準価格24,526円
騰落率は、86.43%です!( ゚Д゚)
資産が348,096百万円から299,650百万円(25位)と48,446百万円も流出しているのが気になります。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2-2 ひふみ投信
パフォーマンスは、10年5位、5年3位、3年3位、1年22位と、日本に広くアクティブ投資信託のパフォーマンスを知らしめた超優良投資信託商品です。
レーティングは5つ星です。
創業者は、野村證券から独立してレオスキャピタルを創業したカリスマ藤野英人氏です。
守りながら攻めるをモットーにしています。
協和エクシオ2.10%
東京センチュリー2.00%
光通信1.80%
共立メンテナンス1.80%
ショーボンドホールディングス1.70%
組み入れが早く、先月まで第1位のアマゾンがベスト10から消えています。
また、大塚家具やTATERUなどもすばやく組み替えています。
2018年1月4日 基準価格53,280円
2018年11月16日 基準価格45,970円
騰落率は、86.28%です!( ゚Д゚)
ひふみ投信(132,951百万円)は、ひふみプラス(592,998百万円)とファミリーファンドです。
資産の合計はなんと725,949百万円と超巨大ファンドとなっているため、超大型株のように値動きが鈍っています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2-3 新・国際優良日本株ファンド (スパークス)
パフォーマンス10年、5年、3年いずれも第1位、1年第4位総合レーティング5つ星の超優良ファンドです。
ただし、信託報酬等手数料が、他の独立系ファンドより高く設定しています。
日本電産7.90%
テルモ7.80%
リクルートホールディングス7.60%
花王7.30%
ソフトバンクグループ6.90%
キラ星のような日本を代表する株式で運用しています。
欲しくとも高すぎで、管理人には買えません。
2018年1月4日 基準価格35,020円
2018年11月16日 基準価格33,390円
それでも騰落率95.35%です。( ゚Д゚)
順調でしたが、サウジアラビア事件の影響(ソフトバンク急落)が出ているチャートとなっています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2-4 結い2101(鎌倉投信)
2010年3月29日から運用が始まった最後発の独立系ファンドです。
運用会社は鎌倉投信です。
投資家との交流に積極的です。
パフォーマンスは、5年47位、3年54位、1年24位と、なかなかの好位置をキープしています。。
レーティングは3つ星です。
投資対象が他の独立系ファンドとは違い、中小型株をターゲットにしているところが特徴です。
カヤック1.36%
ニッポン高度紙工業(株)1.35%
日本空調サービス(株)1.33%
ピジョン(株)1.30%
(株)ユーシン精機1.30%
2018年1月4日 基準価格19,464円
2018年11月16日 基準価格18,917円
騰落率は、97.19%です!(^^;
小型株に特化していて、かなり攻めているファンドだと思います。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2-5 コモンズ30ファンド(コモンズ)
2009年1月から運用が始まった投資信託商品です。
運用は、コモンズ投資信託会社が行っています。
パフォーマンスは、5年82位、3年22位、1年105位です。
レーティングは4つ星です。
東京エレクトロン(株)3.76%
コマツ3.69%
(株)資生堂3.65%
(株)ディスコ3.64%
(株)デンソー3.48%
2018年1月4日 基準価格31,172円
2018年11月16日 基準価格27,631円
騰落率は、88.84%です!(´Д`)
2018年は東京エレクトロンとコマツは大きく値を下げていることが、大きく影響しているものと思われます。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
3 独立系ファンド運用成績結果
独立系ファンドの2018年運用成績をまとめてみました。
ただし、比較は単純に2018年1月4日の基準価の現在値であることにご注意ください。
騰落率ワースト順位
第1位 86.28% ひふみ投信
第2位 86.43% さわかみファンド
第3位 88.48% コモンズ30ファンド
第4位 95.35% 新・国際優良日本株ファンド (スパークス)
第5位 97.19% 結い2101(鎌倉投信)
独立系ファンドは、全滅じゃあないかあああああ!
(;´Д`)
ファンドマネージャーでさえ、2018年はプラスに持って行けないのに盆栽株主の俺が行けるわけないだろうがあああああ!
(´▽`)
4 管理人の盆栽株の騰落率は?
本来であれば、管理人の盆栽株の騰落率も掲載すべきです。
当ブログを書くにあたって相当に悩みました。
嗚呼、ここまで比較したのでは、我が盆栽株の比較をしなければアンフェアです。
でも直視もしたくありません。
するんだ!
事実を受け入れんだ!
それが自己責任だ!
も、もう少し心の準備をください!
どうしても晒す勇気が湧きません。
(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)
5 まとめ
いかがでしたか。
年収数千万円から数億円のファンドマネージャーでさえも、今のところ1月4日付けのパフォーマンスを上回った独立系ファンドはありません。
プロ中のプロでさえダメなのに、盆栽株主の管理人がプラスに持って行けるわけがありません。
この事実を知っただけでも、心が安寧になります。
こころよでは いっておいで
しかしまた もどっておいでね
やっぱりここが いいのだに
ブログに愛と真の情報を
晒す勇気がなくて申し訳ありません。
それでは
なお、当ブログのデータは、ヤフーファイナンスとモーニングスターと各ファンドの目論見書から引用していますが、間違いがあった場合はご指摘いただければ幸いです。