ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、先日会社のメールに見慣れぬアドレスのメールが入っていました。
アフリカザンビアからのメールです。
現在、ザンビアでJICA(海外青年協力隊)活動で頑張っている元部下からのメールでした。
彼女とのいきさつについては、当ブログでも2度ほど記事にしました。
当ブログを開設して、初めて炎上してバズった苦い思い出のブログです。
ネットの怖さを初めて体験した記事となりました。
年末年始くらい帰国しているものと思っていましたが、戻らず2年間ザンビアでがんばるそうです。
英語もフランス語も堪能で、TOEIC850点の才色兼備の女性です。
我が娘に爪の垢でも飲ませてやりたいくらいです。
現在、我が国は日本経済再興戦略(アベノミクス)第3の矢として、インバウンド(訪日外国人)促進による経済活性化政策を進めています。
QRコード決済もその戦略のひとつです。
先日も出張で東京新大久保に行ってきましたが、どこを見ても外国人でいっぱいでした。
特に新大久保はアジア系の外国人が多い街として知られ、至るところに韓国語と中国語の看板にあふれていました。
現在大人気のチーズドッグの店にも長蛇の列が作られていました。
(管理人撮影)
2020年にはいよいよ東京オリンピックも開催されます。
国はインバウンド政策で、年間4,000万人以上の外国人観光客を招き入れようとしています。
否が応でも外国人との接触は増えていきます。
そこに立ちはだかるのは、言葉の壁です。
みんながみんなザンビアにいる彼女のようにTOEIC850点を取れればいいのですが、それは無理というものです。
そこで、生み出された便利グッズが、ソースネクスト社が販売しているポケトークWです。
世紀の大発明と評判は高く、販売しているソースネクストの株は上がっていると思いきやそうでもありません。
パソコンソフトのコモディティ化で、これまで価格破壊とソフト買収を繰り返してきた名うての仕手株ソースネクストを紹介します。
嗚呼!その昔ソースネクストを買っていれば、今ごろ億万長者になっていたかもしれません。
1 ポケトークとは
ポケトークとは、翻訳機を超えた夢のAI通訳機とソースネクストは、いっています。
これまでも、翻訳機能の端末は、キャノンやシャープなどからも発売されていましたが使いにくく今ひとつヒットしませんでした。
ポケトークの革命的なところは、SIMカードが内蔵されていて、インターネットからクラウドの翻訳エンジンを使うところにあります。
つまり、端末に高性能の翻訳機能を持たせるのではなく、インターネットを会して翻訳させるという点で画期的です。
2017年12月に1号機が販売されましたが、評判は今ひとつでした。
しかし、2018年9月に2号機のWが販売されるや大ヒットとなっています。
人気の秘密は、ボタンを押して日本語を話し、ボタンを離すと瞬時に74言語のうちの2言語を翻訳して話してくれるところにあります。
競合機にログバーの「イリー」、東江物産の「ランジー」、フューチャーモデルの「イージーコミュ」が同時期に発売されました。
ポケトークWの市場シェアはなんと97.5%です。
初売りにヨドバシカメラに行きましたが、今や専用コーナーまで設ける人気ぶりです。
通信方式は、3GWiFiと4GLTEの2通りです。
特に4GLTEは、nanoSIMによるグローバル通信2年付きモデルのみとなります。
グローバル通信2年付きモデルが29,880円(税抜き)、なしが24,880円(税抜き)です。
2年間世界中で通信し放題であれば、グローバル通信2年付きモデル1択です。
2 ソースネクストの株価
ソースネクスト(4344東証一部)の株価です。
2019年1月25日現在終値578円ととても安く感じます。
ポケトークが大ヒット中のメーカーにしては安い?
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2012年9月28日 1:100分割
2013年8月30日 1:2分割
2018年1月31日 1:2分割
2018年11月30日 1:2分割
と分割を繰り返しています。
2012年9月27日以前に持っていれば、1株が800株になっています。
調整後の最安値は、2011年3月の東日本大震災発災時です。
15円です。(調整後)
つまり、現在価格は578円ですが、15円で持っていた人は、株価の価値が38.5倍になったことを意味します!
( ゚Д゚)
最高値は、分割前の2018年10月31日の773円です。
51.5倍になっていましたあああああ!
100万円分保有していた人は、5,150万円になっています!
ビットコインなど目じゃないです。
嗚呼!
3 ソースネクストは過去結構やらかしている
管理人が、ソースネクストを知ったのはWindowsMeが出た頃です。
2000年前後当時は、Windows98が普及し始め、一人に1台のノートパソコンがムーブメントを起こす頃でした。
タイピングをマスターすることが必須となりつつあり、タイピングを覚えるソフトが爆発的に売れ始めました。
中でもソースネクストの早打ちソフトは大人気でした。
その後、ソースネクストは、ソフト会社から人気の陰ったソフトを購入して、自社ブランドで再生を図るビジネスに転換しました。
筆王、筆まめ
Bzレコーダーなど次々とあこがれのソフトを一気に半値以下で販売する商法は、パソコンソフトが高くて困っているマニアに歓迎されました。
そして、年間更新料0円のウイルス対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO」を発売します。
当時ウイルス対策ソフトは必須といえど、更新料を考えると3年で12,000円程度したので、更新料0円ソフトの価格破壊は衝撃でした。
もっとも、後にこのソフトは、セキュリティホールがありすぎて、ウイルス防止にはならないと散々な悪評となりました。
なお、現在はBitDefender社のエンジンを用いた、更新料0円のセキュリティ対策ソフト「スーパーセキュリティZERO」に変わり、安心して使うことができます。
このようなことがある度に株価は大きく下落したかと思うと突然上がったりして、個人にはやっかいな株でした。
嗚呼・・・5,000万円・・・。
4 ポケトークW総務省が厳重注意!
そして、またまたやらかしました。
総務省は1月25日、ソースネクストが販売している音声通訳デバイス「ポケトークW」について、電波法に規定される技術基準に適合していないことが分かったと発表した。
同社を厳重注意し、必要な措置を講ずるよう要請したという。
しかし総務省によれば、Wi-Fi用の周波数として国内での利用が認められていない周波数帯の電波を発射している上、技術基準の適合証明を受けていない周波数帯の電波を利用していると分かった。
総務省は、他の無線局に混信などをもたらす恐れがあるとし、同社に対して早急に技術基準に適合する措置や再発防止策を講じるよう求めた。
すでに株価は、総務省厳重注意を見越して下落しています。
いつの世も情報は漏洩を防げないのかもしれません。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
5 2019年1月28日はどうなる?
すでにソースネクストは、ソフトを更新し、違法な周波数での通信をできなくして対策を講じました。
しかし総務省発表後のPTS(夜間取引)では、ソースネクストは下落しています。
528円(-50円)(-8.65%)(01/25 23:57)
果たして2019年1月28日(月)の株価はどうなるのでしょうか。
ちなみにPBR6.97倍、PER43.3倍、EPS13.3円、配当2.2円
とかなりの割高です。
個人投資家はこの土日を固唾を呑んで見守っています。
事故は買い、事件は売りです。
今回の総務省厳重注意は事故か事件か個人投資家にはわかりません。
6 まとめ
いかがでしたか?
元部下からのメールをきっかけに、ポケトークWについてブログにしてみました。
2018年12月出入国管理法が改正され、いよいよ我が国にも海外から単純労働者を受け入れることになります。
さまざま批判はありますが、人口減少化を迎え、3K(きつい、きたない、危険)な職場には、日本人は仕事に就こうとはしません。
もはや外国人を受け入れるのは止むを得ない状態になっています。
そんなときに、言葉の壁を破る秘密兵器がポケトークWになるかもしれません。
さて、ソースネクストを買うべきか買わないべきか、みなさんはどう考えますか?
眠れぬ夜が続きそうです。
くれぐれも株式投資は、自己責任により判断されますようにお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは