最終更新 2019.5.19
※当記事は、2019年1月28日時点での株式市場をベースに書いています。現在とは株価が異なりますので、ご理解ください。
ようこそ(^-^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2018年12月に世界株式市場は1931年世界恐慌以来というセリングクライマックス(投げ売り)が発生しました。
もっとも、翌1月になると、アメリカのダウ平均株価は復調の兆しが著しく、ぐんぐん上がっていますす。
2018年12月3日 25,980.21
2018年12月26日 21,712.53 -16.43%
2019年1月25日 24,860.15 +14.50%
12月3日に買って、12月26日に狼狽売りした人は-16.43%もの損失を喰らいました。
しかし、12月26日セリングクライマックスの際に買い進んだ人は、+14.50%もの大儲けです。
まさに、ジョージ・ソロス氏の名言がよぎります。
市場は常にまちがっている。
何も信じるな。
人と反対のことを考えて行動しない限り、株式投資では勝てないことをチャートは示しています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
日経平均株価も、ダウ平均株価ほどではありませんが、似たようなV字回復の基調です。
12月3日 22,698.79円
12月26日 18,948.58円 -16.52%
1月25日 20,773.56円 +9.63%
(出典:ヤフーファイナンスHP)
こうなることはわかっていながら、管理人は買えませんでした。
(´Д`)
後悔ばかりが募ります。
一度は必ず揺り戻しが来て、押し目が来るはずと読んでいたからです。
◆イギリスのEU離脱の先行きは悲観的です。
◆米中貿易戦争の結論は、2月末日まで延期です。
◆アメリカの予算は、メキシコ国境の壁予算の綱引きで、まだ成立していません。
◆今後、トランプ大統領は非常事態宣言まで発動する勢いです。
◆こうした世界情勢で、円高が進んでいます。
どう考えても、日経平均は調整すると見るのが大勢なのに調整すらしないでV字回復です。
(´Д`)
参りました。
買おうとした株が軒並み上がってしまいました。
( ゚Д゚)
なんという判断力のない奴と後悔しています。
でも、もう少し様子見したいなと思っています。
その理由は、まだまだセリングクライマックスからまだほとんど戻っていない株式はまだまだ多いからです。
とりわけ私たちの普段の生活に身近な存在のイオンの株価について考えてみます。
- 1 イオンはすさまじい暴落
- 2 イオン株は、優待目当てのベスト銘柄
- 3 イオン株の買い増しを考える
- 3-1 イオン500株保有は4%還元
- 3-2 イオン1,000株保有は5%還元
- 4 イオンの株価予想
- 5 まとめ
1 イオンはすさまじい暴落
ご存知、国内最大の流通業の覇者イオン(8267)です。
セリングクライマックス時の暴落は、記憶に新しいところです。
12月13日 2732.0円
12月26日 2078.5円に暴落しました。
2週間で、-23.92%のすさまじい暴落です。
1月25日現在2170.0円にまでは戻してきています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
一体何があったというのでしょうか?
第3四半期決算は、昨年度並みです。
イオン【8267】、3-11月期(3Q累計)経常は5%増益で着地 | 株探ニュース
ただし、株価的には割高感は否めません。
PER 52.2倍
PBR 1.68倍
EPS 41.6円
配当 34円(予定)
2 イオン株は、優待目当てのベスト銘柄
イオン株の魅力は、株主となると破格の待遇を受けるところにあります。
イオンを利用するだけで、利用額に対して、保有株の割合に応じて、現金を還付キャッシュバックします。
100株以上から適用されます。
適用限度額は年間100万円までです。
つまりイオン系列の店舗で年間100万円まで買いすれば、保有する株数に応じて最大3万円から7万円までのキャッシュバックが現金で受けられます。
我が家は100株主なので、3%分還付が適用されます。
配当は、2019年2月期より34円になる予定です。
我が家は年間70万円ほど利用しています。
配当 3,400円
還付 21,000円
WAON 7,000円
これだけでも31,400円です。
今の株価(2,170円)で購入しても、年利回りは14.47%になります。
我が家は940円で7年前に購入したので、これだけでも年利回りは29.94%です。
このほかにも、専門店での買い物や食事で5%から10%引きが適用される店舗も多く、うまく立ち回れば年に60,000円を得することも可能です。
詳しくは当サイトをご覧ください。
3 イオン株の買い増しを考える
しかし1か月ほど前まで2,800円近い株価は600円以上もさがっていて、バーゲンセールのようにも見えます。
ですが、ここまで下落するともう少し買い増しした方が得かなと考えています。
そこで、500株保有と1000株保有で考えてみます。
3-1 イオン500株保有は4%還元
500株保有のメリットは、還付率が4%になるところにあります。
年に70万円をイオン系列で買い物した場合をシミュレーションしてみます。
必要な資金(2019年1月25日)
108万5,000円
回収額
配当 17,000円
還付 28,000円
WAON 7,000円
計52,000円となります。
利回り4.79%となります。
3-2 イオン1,000株保有は5%還元
必要な資金(2019年1月25日)
217万円
回収額
配当 34,000円
還付 28,000円
WAON 7,000円
計69,000円となります。
また、3年以上保有すると年に1回2,000円分の商品券が贈呈されます。
計71,000円となります。
利回り3.27%となります。
東証一部上場の配当利回り平均は、2.02%(予想)なので、1.5倍以上の高利回りです。
まあ、セリングクライマックスもあって、配当利回りが5%、6%の株式がゴロゴロしている中では地味かもしれません。
ですが、定期預金(0.01%)に預け入れしておくよりははるかにお得かもしれません。
4 イオンの株価予想
イオンを資産株にして、のんびりと10年持っていれば、710,000円が転がり込みます。
しかし、本体の株価が下がっては意味がありません。
そこで主要な予想を3つほどピックアップしてみます。
みんなの株式の予想は2,084円です。
イオン (8267) : 株価予想・売買予想・株価診断 [AEON] - みんなの株式 (みんかぶ)
IFIS株価予報は、2,031円です。
8267 イオン - IFIS株予報 - レーティング、目標株価、想定株価レンジ
フィスコ予想は2,200円です。
こういった予想となると、二の足を踏んでしまいます。
ですが、ここでジョージ・ソロス氏の名言「何も信じるな!」を想い出すべきなのかもしれません。
一方では、年に71,000円を得するために、そこまでしてリスクを抱えるの?と天使がささやきます。
また、一方では10年後、最低でも3,000円にはなっている。
中小スーパーは軒並みつぶれ、いやでもイオンを使わざるを得なくなると悪魔がささやきます。
嗚呼!買うべきか、100株で満足すべきなのか?
100株 31,400円 14.47%
500株 52,000円 4.79%
1,000株 71,000円 3.27%
あなたならどうする?
5 まとめ
いかがでしたか?
セリングクライマックスの傷は、予想以上にさまざまな株式に未だ爪痕を残しています。
なかでも国内株式の超優良株であるイオンが、ここまで売り浴びせられるとは誰が予想したことでしょう?
キャピタルゲイン狙いで買うもよし、配当やキャッシュバック狙いで買うもよしかもしれません。
ただし、予想屋の予想が低いと二の足を踏むのが、盆栽株主の肝の小ささです。
(´Д`)
イオンに投資するくらいなら、もっとハイリターン狙いの株で行こうかと考えることもあり、やはり2月末の米中貿易戦争決着までは様子見したいと思っています。
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。
ブログとイオンに愛と真の情報を
それでは