ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんパパです。
さて、みなさんはグルメ予約サイトの先駆者ぐるなびをご存知ですか?
ぐるなびは、価格.com.の運営する食べログとリクルートが提供するホットペッパーグルメの3強の一角です。
会社の飲み会や食事の際に、グルメ予約サイトをみると口コミでの評価やお得なクーポン券がついていることもあり、お得になることがあります。
我が家では妻が、ホットペッパーグルメの鬼です。
(´Д`)
ホットペッパーグルメは、リクルートポイント=ポンタポイントが使えます。
このポンタポイントは、同じリクルート系のホットペッパーグルメではさらにお得なポイントとして使えます。
そのため、ホットペッパーグルメを入念にチェックし、期間限定商品券セールなどのキャンペーン開催中には、数カ月間有効の商品券をGETし、空いている時間帯を使って、望みのレストランを悠々と利用することに無上の喜びを感じています。
俺はイタリア料理は食べなくとも生きていけるんだよ!
(´Д`)
そんなお得なサイトであるグルメ予約サイトは、一時大人気となりました。
しかし、世の中は常に移ろいます。
いつの間にかグルメ予約サイトを利用する機会は、管理人の身の回りでは、妻を除いてすっかり消えてしまいました。
会社の歓送迎会や忘年会は、この数年、一流ホテルと決まっています。
あまりにもグルメ予約サイトの情報と現実が乖離しすぎて、だったら絶対に間違いのない一流ホテルで豪華にやろうということになったからです。
果たしてグルメ予約サイトに未来はあるのでしょうか?
ぐるなびの悲劇的ともいえる株価暴落を見て考えてみます。
- 1 1年前のぐるなびブログが、異様アクセス?
- 2 ぐるなび2019年3月期決算
- 3 高値覚えの高値つかみ
- 4 クックパッドが心に引っ掛かっていた
- 5 ぐるなびの株価が下がっている理由
- 6 ぐるなびの立て直しは、楽天期待
- 7 飲食店経営はとても苦しい
- 8 まとめ
1 1年前のぐるなびブログが、異様アクセス?
当サイトでは、2018年5月12日にぐるなびについてブログを書きました。
1年も前の記事でもあり、とうの昔にネットの海の中に埋没したと思っていました。
ところがこの数日突然異様なアクセス数を頂戴しています。
???
答えがわかりました。
ぐるなびの2019年3月期決算が、2019年5月13日に行われたからです。
こんな盆栽株主のブログを閲覧してくれる人がいると思うとうれしくもあり、怖くもなりました。
2 ぐるなび2019年3月期決算
ぐるなび(2440 東証一部)の決算は、とても悪いです。
株主のもっとも嫌う赤字決算の見通しと配当減額です。
2018年期が、44円の配当が8円の予定です。
19年3月期の連結経常利益は前の期比73.2%減の12.8億円に落ち込み、20年3月期の同損益は35億円の赤字に転落する見通しとなった。
同時に、前期の年間配当を13円→8円(前の期は44円)に減額し、今期も8円を継続する方針とした。
ぐるなび【2440】、今期経常は赤字転落、前期配当を5円減額・今期も8円継続へ | 株探ニュース
この衝撃的な発表に、ぐるなびの株価は、-15.36%の暴落となりました。
2019年5月13日終値 573円
2019年5月14日終値 485円
(出典:ヤフーファイナンスHP)
3 高値覚えの高値つかみ
実は管理人は、1年前、ぐるなびの株を買おうか買うまいかと真剣に悩んで、ブログにしたためた経過があります。
何しろWeb2.0の騎手でもあるぐるなびの株価が1,000円台と最高値の1/3まで下落していたからです。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
なけなしのへそくり100万円を準備し、買う寸前にまでいました。
当時配当も42円で、配当利回りは4.2%と申し分ありません。
グルメサイトは今後もインターネットを使う限り、絶対に利用が減るわけがないと思い込んでいました。
株の格言でいう高値覚えの高値つかみになる寸前でした。
4 クックパッドが心に引っ掛かっていた
しかし、結果的には買いませんでした。
(´▽`)(´▽`)(´▽`)
その理由は、もうひとつ注目していたインターネットの旗手クックパッド(2193東証一部)の株価が劇的に下がっていたからです。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
どちらの株も2012年頃までは、300円~500円でした。
それが、アベノミクスとインターネットの爆発的な普及により3,000円前後まで一気に上がりました。
持っていれば、優にテンバーガーとなっていました。
時すでにお寿司!
数年経ったら、再び同じ株価に戻ってきました。
高値つかみをした人は、煉獄の毎日を過ごしているものとお察しします。
管理人は九死に一生を得ることができました。
5 ぐるなびの株価が下がっている理由
ぐるなびは決算報告で、はっきりと送客率が悪化していると報告しています。
つまり、ぐるなびのHPを見ても、実際にその店に行ってくれないということになります。
これではビジネスモデルが成り立ちません。
ぐるなびの情報はいわば口コミ情報です。
確固たる根拠がありません。
信頼性が確保できないわけです。
飲食店を選ぶ人は、もっと情報が確実なSNSやインスタグラムを使ってよりリアルでホットな情報の方に流れてしまっているというわけです。
一度ビジネスモデルが崩れるとなかなか立て直すことは困難です。
6 ぐるなびの立て直しは、楽天期待
ぐるなびは喘いでいます。
そこで、楽天と資本提携しました。
現在、楽天はぐるなびの9.61%の株を保有しています。
ぐるなび経由で、飲食店を利用すれば、楽天スーパーポイントがもらえるような付加価値サービスを行えば、立て直すことも可能かもしれません。
7 飲食店経営はとても苦しい
しかし、飲食店の経営はとても苦しい現実があります。
デフレが長く続き、飲食店に客がお金を落としてくれません。
管理人もそうですが、ランチなんて週に1回のごほうびです。
外食はぜいたくです!
まあ、ポイントで食べられるなら話は別です。
そして、過酷な労働環境でバイトの確保もままならず、人件費が増大しています。
さらにはキャッシュレス化がどんどん進展し、クレジットカードやQRコード決済、電子マネー決済もリピーターを増やすには必須です。
クレジットカードの利用料は、利用料金の3%~5%、QRコード決済も同程度です。
人件費が上がり、システム利用料が徴収される中、さらにグルメ予約サイトに会費を納めなければなりません。
送客率が低ければ、ぐるなびの会員料を支払う理由がなくなります。
営業すればするほどむしり取られる飲食店商売は、とてもつらいものがあります。
1年で半分、10年で9割が廃業する理由がわかるというものです。
8 まとめ
いかがでしたか?
管理人は、ぐるなびの記事を書いたのが1年前なのですっかり書いた記憶も忘れていました。
それが突然PV数が増え、ブログのすごさを再認識しています。
グルメサイトがうまく廻らなくなった理由は、情報の正確性、迅速性にあるのは、ブログも同じだなと思います。
グーグル神は、ブログに対して、E-A-Tを求めています。
E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)のことです。
グルメサイトも匿名性ではなく、SNSを使って信頼性を確保していかないと、なかなか送客率アップにはつながらないと思います。
このことはブログのPV数を増やすことと全く同じだと思います。
ブログにおけるPV数を増やすためには、有用性だけではなく、そこにE-A-Tがなければ、PV数の伸びにはつながらないと思います。
まあ、管理人はマレーシア在住の女子大学生かもしれないと宣言していますが、誰も信じてくれません。
身バレをすればいろいろと問題が生じ、身バレを防げばE-A-Tが確保できないとは、なんともブログの運営がむずかしい時代に入ったものです。
それでも明日を信じ、続けられる限りは続けていきたいと思います。
ブログに愛と真の情報を
それでは