ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんの日常においては、スマホを始めタブレット、ノートパソコンなどのいわゆるAI機器が常に身近にあって、切っても切り離せないものとなっていませんか?
管理人はノマドブロガーもどきです。
かばん(今はやりの30Lリュックです。)の中には、常にスマホ、モバイルパソコン、キーボード、マウスそして20,000mAhのモバイルバッテリーが入っています。
これさえあれば、少なくともスマホのつながる場所であれば、テザリングWiFiを使って、パソコンでブログが書けます。
最高に楽しいです!
ただし、重いです。(´Д`)
モバイルバッテリーが重いです。
20,000mAhの容量があれば、モバイルパソコンでも5時間は持ちます。
電池を持ち運ぶことができるモバイルバッテリーは、配線から電気を供給する呪縛から逃れることを可能とし、ノマドブログを可能にしました。
モバイルバッテリーの原理は、車載用バッテリーや充電池と全く同じ、リチウム電池です。
リチウム電池は、とても便利ですが、まだまだ課題や弱点は山のようにあります。
リチウム電池の課題や弱点を一挙に克服できるのが、新技術「全固体電池」です。
今、世界中で全固体電池の開発にしのぎを削っています。
全固体電池を制する者は、来るべきAI社会、5G社会、MaaS社会、ICT社会、RPA社会を制するとまでいわれています。
これらの来たるべき社会の基幹部分は、アメリカや中国に後れを取ってしまい、我が国は後塵を拝しています。
我が国には、グーグルに代わる検索エンジンはほとんどありません。(ヤフージャパンもグーグル提供です。)
国産OSや国産CPUや国産オフィスもほとんどありません。
しかし、全固体電池は我が国が世界のトップランナーです。
我が国の最後の先進分野ともいわれる全固体電池がもたらす夢の未来を語らせてください!
1 電池とは
電池を発明した人は、電圧の単位ボルトにその名を残すイタリアの物理学者アレクサンドロ・ボルタです。
中学校時代に習った記憶はありませんか?
希硫酸に銅版と亜鉛版を入れることにより、亜鉛が溶け出し、その時に発生した電子イオンが胴版にくっつくことにより電気が発生します。
(出典:一般社団法人電池工業会HP)
な・つ・い・!
(´▽`)
子どもの受験勉強ではよく教えました。(^^;
この原理は220年が経とうとしている今も変わっていません。
リチウム電池は、電極がリチウム化合物と炭素となり、セパレータと呼ぶ有機化合物の電解液が入っています。
2 リチウム電池は何が課題?
電気自動車を実現するために最も必要なものは、車載バッテリーです。
現在の車載用バッテリーもまた、リチウム電池が使われています。
モバイルバッテリーと同じです。
2-1 発火しやすい
電解液は有機化合物を使っているため、過重な負荷に弱く、リチウム電池は発火しやすいという弱点があります。
モバイルバッテリーやスマホが発熱するのもこれが原因です。
最悪発火することもあり、しばしば話題となります。
そのため充電回数の上限は、500回を目安としています。
NITEの報告によれば、モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池を搭載した製品の事故は、2017年度に582件で、13年度から2倍以上に増加している。
2-2 高温低温に弱い
リチウムイオン電解液は、高温低温に弱いとされます。
70℃を超えると、電解液が沸騰蒸発し、発火してしまう可能性があります。
また、-30℃以下となると、イオン伝導率が低下するため、バッテリーの持ちが極端に低下します。
特に夏場の車のダッシュボードに置き去りは危険です。
また、スキー場では部屋の外に夜間放置しない方がいいです。
2-3 急速充電時間に限界
最近のスマホ新モデルの中には、急速充電の短さを売りにしている機種もあります。
電解液の有機化合物の研究に各社しのぎを削っているので、充電性能のUPしたスマホやモバイルバッテリーも続々と出現しています。
また、車載用バッテリーも急速充電が進んでいます。
しかし、リチウム電池の場合は、電解液を使っている限り、限界があります。
新型日産リーフは、62KWhのバッテリーを積んでいます。
急速充電時間は、最短60分です。
家庭用200V電源で充電したとしても、最低8時間は充電時間がかかります。
(´-`).。oO
管理人の部署にも旧日産リーフが社用車として配備されていますが、なんと100Vで充電しています。
200Vの工事費用の予算がつきません。
(´Д`)
フル充電に1昼夜です。
しかも、8年めとなり、走行距離は、メーター上137㎞しか走行できません。
これは、車というよりビーグルだなと思いながら、市内のみ走行の専用車と化しています。
来たるべきMaaS社会を迎えるにあたっては、安全性と耐久性と走行距離と充電時間を考えた電気自動車の誕生を待ちたいところです。
3 全固体電池の誕生
こうしたボルタ時代から脈々と続く電解液による電池の課題を解決する日が、やがて来ようとしています。
電解液を固体とする全固体電池です。
(出典:新エネルギー・産業技術総合開発機構)
世界が開発にしのぎを削っています。
世界をリードするのは、トヨタ自動車、Panasonic、TDK、FDK、村田製作所、日立造船そしてオハラなどです。
原理上は簡単です。
電解液を固体とする電池の開発です。
しかし、何の固体がいいのかが未知の領域で、世界がしのぎを削っています。
トヨタやFDKは、硫化物系に狙いを定めています。
4 全固体電池のメリット
全固体電池は、安全性が飛躍的に向上するとされています。
液体成分がないため、熱膨張もなく、耐熱性が増します。
すでに日立造船は、-40℃から100℃まで耐えうる全固体電池を開発しています。
そして急速充電が可能となることです。
固体のため充電の効率が劇的に良くなり、車載電池でも最短10分が可能になるそうです。
さらに、熱を帯びないので、小型化できます。
現在の車載電池の容量や重量を大幅に減らすことが理論上可能です。
5 究極の全固体電池
船舶用全固体電池や車載用全固体電池は、従来のリチウム電池の電解液を固体にするという発想の下で、研究開発が進んでいます。
一方、これからの5G、ICT、RPA社会に欠かせないのが、バッテリーの超小型化です。
FDKでは、電解液の代わりの全固体を粉末化して固めた小型電池の開発を進めています。
いうなればICチップのような全固体電池の開発です。
これが実現すれば、LSIやCPUが組み込まれる電子機器に、超小型バッテリーを組み入れることが可能となります。
数年間もバッテリーが持つ電子機器を想像してみてください。
すべてが超小型化していきます。
スマホが巨大と思う時代がやってくるかもしれません。
ユビキタスの実現です。
こんな夢のような世界がやってくるかもしれません。
6 まとめ
全固体電池は、世界をまるっきり変えてしまうかもしれません。
世界中の船舶が全固体電池で運行すれば、地球温暖化を相当に食い止めることができます。
車載用電池が全固体電池となれば、ガソリンと同様の利便性が可能で、しかも安全性や耐久性がはるかに向上し、一気に普及が進むかもしれません。
世界中でガソリンの消費が減り、世界のエネルギー政策が劇的に変わるかもしれません。
新たな電子デバイス電池が開発されれば、想像もつかない電池交換や充電が不要な世界がやってきます。
もう娘とモバイルバッテリー取り合い争いもなくなります。
(´▽`)
世界を変える全固体電池研究開発が、我が国がトップランナーであることはなんともうれしいものです。
全固体電池で世界を変えて欲しい!
娘との争いをなくしてほしい!
こんな夢のある全固体電池を研究開発している企業に投資することこそが、本来の株式投資のような気がします。
夢があります!
なお、全固体電池関連株は、2017年に大相場となり、今はぺんぺん草の生えたような下落相場が続いています。
<FDK6955東証二部>
(出典:ヤフーファイナンスHP)
<オハラ東証一部5218>
(出典:ヤフーファイナンスHP)
うわさで買って、事実で売れ!
の格言通りです。
夢の話はわかったけれど、まだ現実的ではない!
という市場の冷酷な判断です。
しかし、あの大トヨタがいよいよ電気自動車を前倒して、2020年より販売を開始することを決定しました。
トヨタは知る人ぞ知る全固体電池の特許保有数トップ企業です。
世界に先駆けて、全固体電池による電気自動車を開発したら、おそらくトヨタは神になれます。
やられ放題のものづくり日本に輝く一筋の光明!
それが全固体電池です。
期待に胸を膨らませて、全固体電池の研究開発に期待しましょう!
もう、中国や韓国に技術を流出させないで!
くれぐれも株式投資は、自己責任によりご判断されますようお願いします。
ブログに夢と愛と真の情報を
それでは!