ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、当ブログでは、社会に衝撃を持って受け止められた老後年金不足2,000万円問題を取り上げ、解決法を何度も提案しています。
特にサラリーマン世帯にとっては、天引制度という無敵の積立制度があります。
天引きで、iDeCoや積立NISAを活用して、コツコツコツコツとアリのように毎月積み立てていけば、将来大きな実となって花開くはずと提案しています。
しかし、読者のみなさんの反応は今ひとつです。
iDeCoへの不安は、60歳まで解約できない点にあります。
60歳まで解約できないなんて地獄!
積立NISAへの不安は、所詮は確定不安要素のある投資だからです。
投資で成功する人って少ないんだよね。
確かに、2019年日経マネー個人投資家アンケート調査では、直近3年連続の資産運用でプラスの人は、わずか20.3%しかいませんでした。
5人に1人は、運用に失敗しているという計算になります。
まあ、これにはからくりがあります。
3年間のトータルで勝っているかどうかまで分析していません。
株式投資には、全勝はありえません。
株式市場から撤退する際に、最終的にプラス運用になれば、勝者です。
ミクロ的に勝ち組負け組といって、いきったり落ち込んでいたりしては、心も身体も持ちません。
へたの横好きポンコツ盆栽株主の管理人も、2018年は3年ぶりに負債を負ってしまいました。
だろ!
だろう!
だから投資なんて怖くてできないんだよ!
では、不安要素を取り除いて、老後年金不足金額2,000万円を貯めることは可能なのでしょうか?
不可能とは言い切れません。
それは時間を味方につける方法です。
ただし、マイナス金利の時代は恐ろしく非効率であることは事実です。
時間を味方につけて、老後年金不足問題を解決できる方法について、管理人の恥ずかしい血と涙の努力の結晶の結果を踏まえて考えてみます。
- 1 拠出型企業年金保険とは
- 2 拠出型企業年金保険の仕組み
- 3 管理人が拠出型企業年金保険を始めたきっかけ
- 4 28年間拠出型企業年金保険を続けた結果
- 4-1 拠出型企業年金保険(積立年金)
- 4-2 拠出型企業年金保険(退職後医療年金)
- 5 もうひとつの個人年金保険積立
- 6 まとめ
1 拠出型企業年金保険とは
拠出型企業年金保険とは、企業や団体を契約者とする団体年金保険の一種です。
目的は、加入者の自助努力によって資産形成や老後の生活資金の準備のためです。
厚生年金に上乗せする個人年金といった方がわかりやすいと思います。
ある程度の規模の企業なら、社員の福利厚生のため制度化しているはずです。
個人事業者や制度のない中小企業でも同じような制度があります。
国民年金基金や小規模企業共済も公的年金に上乗せすることができます。
2 拠出型企業年金保険の仕組み
拠出型企業年金保険は、掛金を給与から毎月一定額ずつ天引きしながら積み立てていきます。
iDeCoや積立NISAと方法は同じです。
原則60歳で満期を迎えると、65歳まで据え置いて、積み立てた分のお金を年金払いで受け取ることができます。
特長は、学資保険ととてもよく似ている点です。
払込期間中に加入者が死亡した場合には「遺族年金」という形で、死亡時の積立金が遺族に支払われることになります。
税法上も、個人年金保険料控除適格となり、所得税と住民税が軽減されます。
ただし、年間生命保険料が10万円以上になると軽減額は足切りになるので、控除のメリットはほぼありません。
3 管理人が拠出型企業年金保険を始めたきっかけ
管理人の会社では、平成3年からこの拠出型企業年金保険が導入されました。
大恩ある先輩から、助言を受けました。
ぱんぱん君、少しでもいいから入っておけ!
万年金欠の紅(厚)顔の美?青年であったぱんぱんサラリーマンは、苦しいながらも加入することにしました。
人生の先輩が得だといえば、理屈は後からにして乗らなきゃ損です。
勝ち馬につけ!
は相場の格言です。
最近は、目上の人の話を聞こうともしない社員が増えていますが、管理人からしたらチャンスを逃していると思います。
目上の人は、情報量をたくさん持っています。
おばあちゃんの知恵袋と同じです。
話はよく聴くことは、ライフハックの上では絶対だと思います。
T先輩!感謝しています!
4 28年間拠出型企業年金保険を続けた結果
このたび拠出型企業年金保険の積立額の定期報告が届きましたので紹介します。
まあ、偉そうなほど貯めてはいません。
(´Д`)
4-1 拠出型企業年金保険(積立年金)
加入したのは平成3年6月1日からです。
実に28年間も掛けています。
長い長い旅です。(´Д`)
まあ、掛金は毎月4,000円とボーナス時10,000円とわずかです。
若い頃はこれだけでもとても苦しかったです。
何度解約しようとしたか!
それでも天引きということで、いつの間にか忘れてしまいました。
これが28年後いくらになるでしょう?
おおおおお!
1,042,505円だあああ!
配当が178,505円もついたぞおお!
( `ー´)ノ
現時点の合計額からすると、65歳から10年間毎月8,687円が振り込まれます!
4-2 拠出型企業年金保険(退職後医療年金)
こちらは、我が社では平成12年にできた制度です。
退職後5年間医療保険の面倒を見てくれます。
65歳以降は、5年間毎月掛け金額を振り込んでくれます。
実質5年間医療保険(入院時1日5,000円等)がただになるというなんともありがたい制度です。
社畜最高です。
(´▽`)(´▽`)(´▽`)
19年間当初2,000円途中から4,000円積み立てました。
784,624円になったぞおおお!
配当が、64,624円もつきました。
現時点でも65歳から5年間毎月13,077円が振り込まれます!
5 もうひとつの個人年金保険積立
これまで何度かブログにした個人年金保険積立も、実は拠出型企業年金保険です。
こちらはすでに夫婦共に1,000万円を超えることができました。
こちらは、65歳から15年間毎月83,000円振り込まれます!
6 まとめ
管理人の場合、お国の年金受給はいずれきびしくなると思い、会社の拠出型企業年金保険で不足分を補おうと考えました。
まだ、20代の頃によく決断したものだと思います。
先輩には感謝しても感謝しきれません。
おかげで、不労所得ではありませんが、若い頃に貯めた拠出型企業年金保険(個人年金)が老後は助けになってくれるはずです。
積立年金 毎月8,687円 10年間
退職後医療年金 毎月13,077円 5年間
個人年金保険積立 毎月83,000円 15年間
公的年金+約10万円なら、たとえ保有する盆栽株が0円になっても、生きて行けます!
と、管理人の財テクを自慢するつもりで書いたわけではありません。
そもそも財テクと呼んでいいのか恥ずかしい額です。
いいたいのは、時間です。
時間をかければ、お金は貯まるということを言いたかったわけです。
早く始めれば始めるほど、初期投資は少なく済みます。
アリを見習い、コツコツと時間をかけて貯めていけば、必ずや老後年金不足は解消できるはずです。
個人的には、iDeCoや積立NISAの方が、資産が増える可能性は特大だと思いますが、どうしても不安要素がある株式投資や投資信託が嫌であれば、この拠出型企業年金保険を活用されてみてはいかがでしょうか。
国民年金基金や小規模企業共済も同様です。
ブログと老後に愛と真の情報を
それでは