最終更新 2019.10.10
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、人間生きている限り、なんらかの社会活動を行っています。
引きこもり気味であれ、会社人間であれ、現代社会にあっては、自給自足の生活は、不可能です。
何かモノを購入したり、サービスを享受する際には、絶対にお金が必要です。
最近は急激にキャッシュレス社会が到来しつつあります。
ただし、それは見かけ上お金のやり取りがなくなっただけであり、お金を介してモノやサービスと交換している事実は何も変わりがありません。
そんな市民生活を過ごしている私たちにとって、銀行口座へのお金の振り込みは、絶対に必要不可欠です。
しかし、銀行経営は、三大メガバンクを除けば危機的状況にあります。
QRコード決済の出現は、銀行経営環境をますます悪化させるともいわれています。
ついに、銀行は悲鳴を上げて、みずほ銀行が振込手数料を上げることを発表しました。
次に待ち構えるのは、口座維持管理料です。
銀行口座通帳は、ほどほどに作っておいた方がいいかもしれません。
- 1 みずほ銀行が2020年3月より振込手数料値上げ!
- 2 どのくらい値上げするの?
- 3 みずほ銀行の影響は無限大
- 4 ネット銀行を使えば大丈夫?
- 5 それでも銀行は絶対必要!
- 6 これから待っているのは、口座維持管理料
- 7 まとめ
1 みずほ銀行が2020年3月より振込手数料値上げ!
2019年10月8日、みずほ銀行は、ATMやみずほダイレクトでの振込手数料を改定すると発表しました。
理由は、よくわかりません。
株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)は、サービス維持・向上のため、2020年3月より下記の通り振込手数料を改定します。
当行は、ATM 分野では全国の便利な場所に拠点ネットワークを設置し、非対面分野ではキャッシュレス決済サービスのリリース等、引き続きより多くのお客さまにさまざまなライフシーンでご利用いただけるサービスを強化していきます。
今後ともより一層のサービス向上に努めていきますので、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。
管理人的解釈からすると、ATMにしろテレホンバンキングにしろ、維持コストがかかるから手数料を値上げるからね!という意味ではないでしょうか?
そうじゃないとATMをどんどん減らしちゃうぞ!とも言っているように聞こえます。
実際に三大メガバンクでは、すでにATMの削減化は進んでいます。
三菱UFJ銀行は、2023年度末までに2割のATMを削減すると宣言しています。
また、ライバル銀行とのATMの共通化も始まっています。
2019年9月22日より、天下の三菱UFJ銀行と三井住友銀行のATMが共通化となりました。
我が国の三大財閥系の銀行が手を結ぶなんて、昭和の時代であれば絶対にありえなかったと思います。
サラリーマンの世界では、普遍的であった系列の世界が崩壊しつつあります。
2 どのくらい値上げするの?
みずほ銀行ではすでに値上げ幅を発表しています!
刮目してください!
なんとATMでみずほ銀行の同一支店内でのキャッシュカードでの振込みに220円もの手数料がかかります!
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
こんなことがありえるの?
親の通帳から子供への仕送りにATMで振り込むことは、よくある話です。
管理人も学生時代、親から毎月お金が振り込まれるのを心待ちにしていました。
そんなほのぼのとした親子愛の世界にも、手数料を徴収するというのですかあああああ!
(´-`).。oO
3 みずほ銀行の影響は無限大
みずほ銀行の前身は、第一勧業銀行です。
第一勧業銀行は、1971年第一銀行と日本勧業銀行の合併によって生まれた当時資金量日本一の銀行です。
第一銀行といえば、我が国の普通銀行で最初に銀行業が認可された銀行です。
今でも七十七銀行や八十二銀行の名称の銀行はいくつか残っています。
その前身は、我が国初の普通銀行である国立第一銀行です。
我が国の近代資本主義の父である渋沢栄一によって開業しました。
いわば銀行業を営む者にとって、第一銀行は神のごとき存在です。
みずほ銀行は、第一勧業銀行と富士銀行と日本興業銀行の合併によって、2000年に誕生しましたが、そういった歴史もあり、銀行業界のリーダー的立ち位置です。
このみずほ銀行の振込手数料値上げがベースとなって、追従する地方銀行は今後増えることは間違いありません。
同一銀行同一支店での口座振り込みにまでお金がかかる時代がやってきます。
(´-`).。oO
4 ネット銀行を使えば大丈夫?
その点ネット銀行の口座振り込み手数料は格安です。
ほとんどのネット銀行では、様々な条件設定により、月1回から5回程度は、口座振込手数料が無料となります。
公共料金の口座引き落とし以外にも、B2Bの振込みは意外とあるものです。
家賃の振り込み、駐車場代の振り込み、習い事の振り込み、サークル活動の振り込み・・・。
口座振り込み手数料をなんとしても無料にしたいものです。
比較検討して、使いやすいネット銀行を選んでください。
管理人の場合は、新生銀行、SBI住信銀行、楽天銀行、GMOあおぞら銀行に加え、イオン銀行を開設しています。
ネット銀行の場合、店舗設置費用や人件費が削減できるので、金利は高く、振込手数料が安いのが一般的な傾向です。
ただし、もしものトラブルが発生したときのことを考えると、振込先の選択、変更解約のしやすさは、考慮しておいて損は絶対ありません。
その点、新生銀行とイオン銀行は店舗も開設しているので、安心感が段違いです。
お住まいの近くに新生銀行とイオン銀行があれば、まさに無敵の存在といってよいと思います。
ちなみに管理人がネット銀行を使っている理由は次の理由からです。
◆新生銀行 前身の長銀時代の財形年金口座があるため
◆楽天銀行 ネットバイトの振込先
◆SBI住信銀行 SBI証券の株取引
◆GMOあおぞら銀行 GMOクリック証券の株取引
◆イオン銀行 イオ二スト必須
そのほかソニー銀行もソニー生命の学資保険振込みに考えましたが、もうこれ以上は管理が大変であきらめてしまいました。
5 それでも銀行は絶対必要!
先日、我が家では隣地を少し取得し、拡張工事を発注しました。
土地取引契約締結完了時における代金の支払いは、銀行の振り込み用紙の写しが、支払った証となります。
当時の取引でも、不動産仲介会社の会議室で、売り主と買い主(管理人)と司法書士と4者の中で、取引成立後、仲介会社が用意した銀行振込用紙を持って、買い主である管理人が近くの銀行に行って代金を振り込みました。
そして、振り込んだ証の振込用紙の写しを売り主と司法書士と不動産仲介業者に渡して取引成立となりました。
ネット銀行では、今のところはできないそうです。
古くからの不動産取引の際のルールです。
この時の振込手数料は、840円です。
他行あて3万円以上であれば、一律です。
このときばかりはさすがに安いと思いました。
6 これから待っているのは、口座維持管理料
しかし、B2Bのお金のやり取りについて、ネット銀行ばかりでなく、QRコードによるお金のやりとりが現実味を帯びています。
さらには投機を目的としない暗号資産(仮想通貨)リブラもまた、B2Bで世界中で瞬時にお金のやり取りができてしまいます。
これらが現実味を帯びていけば、銀行口座の利用は激減してしまうかもしれません。
そこで、新たに考えられているのは、口座維持管理料です。
我が国においては、口座開設は無料です。
しかし、銀行にとっては、通帳代だけでも150円から200円の経費がかかります。
預金口座の預金通帳レス化または預金通帳の有料化の動きは、すでに現実に始まっています。
それにもまして、使っているいないに関わらず、銀行口座の管理には莫大なシステム保守管理料がかかります。
アメリカではすでに口座維持管理料の徴収が一般的です。
我が国でも月200円から1,000円の口座維持管理料を設定する動きが検討されています。
普通預金口座の金利が、0.001%とふざけた金利の中で、月1,000円も徴収されたら、いつかは預金者の口座が赤字になってしまうかもしれません。
たとえば30年間休眠口座にしてしまうと、36万円も口座維持管理料が徴収されてしまいます。
まだまだ検討段階です。
我が国の国民性は銀行口座開設は無料という常識がまかり通っているからです。
しかし、銀行経営はとてもきびしく、社会インフラの礎(いしずえ)のためと主張されたら、現実のものとなるやもしれません。
そのときが来るかもしれないので、少しは無駄な通帳は整理しておいた方がいいかもしれません。
我が家には16通もの通帳があります。
整理しないといけないと思います。
(´-`).。oO
7 まとめ
まさか同行同一支店の振込みに手数料220円が必要なんて、とても信じられません。
そこまで銀行は追い詰められているというのでしょうか?
三大メガバンクでさえ、今後ATMの共通化と削減だけでなく、店舗も三割減を進めると宣言しています。
店舗を三割統廃合するということは、その分の行員もリストラするということです。
何という時代がやってこようとしているのでしょうか?
今後利用者のATM難民が増えるような気がします。
転ばぬ先の杖を持つためにも、コンビニバンクが使えるネット銀行やイオン銀行そしてゆうちょ銀行の口座は持っておいた方がいいと思います。
ブログに愛と真の情報を
それでは