最終更新 2019.10.31
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は25種類の少数株式を保有するポンコツ盆栽株主です。
ここ最近、保有する株式が軒並み下落し、株価を見るのもつらい状況が続いています。
しかし、自己責任です。
(´-`).。oO
自分が研究に研究を重ねて、その株式に熱烈な恋をして、ようやく保有した株式銘柄です。
そう易々と見切り売りするわけにはいけません。
保有する株式のひとつに、五洋建設(1893東証一部)という建設株式があります。
浚渫工事国内No.1の企業です。
建設株は、2020年東京オリンピック開催も1年を切り、特需が終わったと軒並み下落中です。
五洋建設もしかりです。
ピーク時よりも26.2%も下落し、激しく後悔していました。
しかし、今では死ぬまで持つバフェット株にしようと考えを改めました。
その五洋建設株が特需により値上がりしています。
その理由は、つらいです。
被災者にはあまりに残酷な台風19号の影響です。
自然災害まで株式投資の材料とする姿に、非難囂々だと思います。
上がってくれてとてもうれしいですが、非難されるのももっともです。
嗚呼!
- 1 台風19号の被害
- 2 再発防止のためには、護岸工事が絶対必要!
- 3 浚渫工事は4大ゼネコンがほぼ独占
- 4 五洋建設の株価
- 5 五洋建設は国土を守るバフェット株である
- 6 連続増配銘柄を狙え!
- 7 まとめ
1 台風19号の被害
2019年10月12日から13日にかけて、東日本を直撃した台風19号の甚大な被害は、状況が明らかになるにつれて息を呑む酷さです。
被災に遭われた方々には衷心よりお見舞い申し上げます。
特に今回の台風の特徴は、河川の氾濫にあったと思います。
首都圏でも多摩川の氾濫、長野では千曲川、栃木茨城では那珂川、福島宮城では阿武隈川が氾濫しました。
いずれも国土交通省の所管する一級河川です。
中学校の社会で学んだはずの河川ばかりです。
国が全責任を持って24時間管理している一級河川が氾濫するというのですから、これは大問題です。
というか、想定もできない未曾有の大災害でした。
その被害総額は、天文学的になりそうです。
2 再発防止のためには、護岸工事が絶対必要!
今回の氾濫が、河川敷の護岸が弱かったことはいうまでもありません。
特に二子玉川駅周辺は、昔から堤防が必要だと叫ばれていたにもかかわらず、一部の都民が景観優先と何十年と堤防工事がストップしていました。
ある意味人災といっていいと思います。
もはや再発防止のためには護岸工事を行い、分厚い堤防を作るしか方法はありません。
あの東日本大震災発生で、巨大なバリケードのような堤防工事は、未だに続いています。
それと同じ堤防を作らなければ、尊い人命を救うことはできません。
3 浚渫工事は4大ゼネコンがほぼ独占
護岸工事を進めるには、まず川底を掘り起こし、川の流れを穏やかにしなければなりません。
浚渫船を持っていなければ、護岸工事はできません。
その特殊な建設工事ができるゼネコンは、浚渫ゼネコンと呼ばれています。
国内では、ほぼ4大ゼネコンが独占した技術を持っています。
五洋建設
東洋建設
不動テトラ建設
若築建設
です。
いずれの企業も、地震や台風や大雨による被害があるたびに脚光を浴び、株価が上昇します。
災害までも銭儲けのタネかと批判されるのは、株主としてとてもつらいです。
(´-`).。oO
4 五洋建設の株価
4大浚渫ゼネコンの中でも、圧倒的に資本力、売上高、技術力が高いゼネコンは、五洋建設です。
あの世紀の大工事であったスエズ運河の浚渫工事に我が国から参加した唯一の栄光を持っています。
株価は、台風が接近した10月11日から動意づきます。
発行株数が2億8千万株もあるので容易には動きませんが、2019年10月15日11:18の時点で、620円をつけています。
10月10日580円よりも40円(6.9%)も上昇しています。
大したことないと思われるかもしれませんが、大量買いしておけば、巨額の売却益になると思います。
嗚呼!
(出典:ヤフーファイナンスHP)
8月からバリュー株見直し買いがあったところに、自然災害が株価上昇を後押ししています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2019.8.6 487円
2019.10.30 665円
3ヵ月で、36.6%もの上昇です。
8月に1万株購入していれば、すでに含み益は178万円です。
(´▽`)
5 五洋建設は国土を守るバフェット株である
管理人は、東日本大震災が発生した2か月後に五洋建設と他の浚渫株を購入しました。
購入の動機は、儲けようとしてではありません。
あまりにすさまじい津波の破壊力を目の当たりにして、支援するには浚渫株を購入して、間接的に復興に協力しようとしたからです。
当時の五洋建設の配当金は、2円でした。
株かも重厚長大株の名のとおり、遅々として上がりませんでした。
まあ、損しないよりはいいやと思っていました。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
じわじわじわじわと上がっていきました。
現在、買値の3.48倍です。
一時期よりもずいぶん下がりましたが、投資としてもいうことありません。
そして配当が素晴らしすぎます。
⇩イメージです。
2012年3月 配当2円
2013年3月 配当2円
2014年3月 配当2円
2015年3月 配当4円
2016年3月 配当6円
2017年3月 配当12円
2018年3月 配当14円
2019年3月 配当19円
2020年3月 配当20円(予想)
配当テンバーガー達成株です。
管理人の場合、配当利回りが、年10.47%です。
これぞ国内株におけるバフェット株だと思います。
参考までに、五洋建設は現在(2019.10.30)でも配当利回り3.01%という高利回りです。
6 連続増配銘柄を狙え!
株式投資に絶対という必勝法はありません。
しかし、ある程度勝率を上げる方法はあります。
それは連続して配当を増額している株主還元策を取っている企業に投資する方法です。
利益を配当として還元できる企業はそれだけ好業績が続いているので、増配することができます。
この方法を愛用する投資家は少なくありません。
ただし、注意点は企業業績とは別に、見かけだけ連続増配している企業もあるという点です。
特に外資系の株式は、株主本位なので無理する増配となっている場合もあるので要注意です。
その点五洋建設は、実績が伴い、しかも連続増配が続いているところがすばらしいです。
ただし、2021年は増配は行わない方針があり、それが失望売りにつながり、株価が下落しているという見方もあります。
管理人の場合、10年持てば、投資額がチャラになります。
ただで五洋建設を持っていることとなります。
よほどのことがない限り、一子相伝として、娘に残しておいてもいいかなと思っています。
30年も持っていれば、年利回り10.47%なら、株価と合わせて夢のテンバーガーを軽くクリアできるはずです。
7 まとめ
台風19号で被害に遭われた方々には衷心よりお見舞い申し上げます。
悔やんでいたばかりでは、何も変わりません。
ここは国内の総力を挙げて復興に努力すべきです。
台風までも銭儲けのネタかと批判されても、現実はそのとおりです。
であれば、むしろそんな社会の仕組みに乗っかって、復興に協力するという手もありえます。
資本主義経済の中で生きている限り、常に世の中の動きを察知して立ち回っていかなければ、誰かの養分になるだけです。
感情だけでは何も変えることはできません。
復興銘柄を探して、投資を行うことにより間接的に復興を支援するという方法は、決して批判されるべきものではないと思います。
それは、ふるさと納税による寄付行為ととても良く似ていると思います。
まあ、個人的には複雑な心境であることは間違いありませんが。
くれぐれも株式投資は、自己責任によりご判断いただきますようお願いします。
ブログと五洋建設に愛と真の情報を
それでは