最終更新 2020.5.4
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2020年1月14日は、Windows7のサポートが切れた日であることをご存知でしょう?
Windows7は、2009年10月22日から一般に利用が開放されました。(懐)
その堅牢で軽快なシステムは、当時Windowsの最終版とも称され、OSの完成形と評価は極めて高いです。
しかし、時代は大きく動きます。
マイクロソフトは数年に一度のOS更新でライセンス料をボッタくる商法を大きく変えました。
Windows10を最後に今後新たなOSは提供しないと宣言しています。
Windows10であれば、永久に無償アップデートしてもらえるという夢のサービスを開始したわけです。
マイクロソフトでは、かつてWindows7と8.1を無償で10にアップグレードするキャンペーンを行いました。
我が家でも2台アップデートしましたが、残りの2台はソフトの関係で不具合が出る恐れがあり、アップデートを断念しました。
2020年1月15日より、アップデートしなかったパソコンは、スタンドアローンで使うしかありません。(涙)
さようならWindows7、お勤めごくろうさま!
(エヴァ真希波・マリ・イラストリアス)
しかし、管理人と同じような事情で、Windows10にアップデートしなかった人はたくさんいるようです。
日本マイクロソフトによると、20年1月の時点で、国内で稼働しているWindows 7搭載PCは法人で753万台、一般家庭で638万台だと推測されるという。
当然特需が発生することは容易に想像できます。
特需となれば、蠢きだすのは、何でも株価につなげてしまう株屋です。
ただし、今回のサポート終了は、これまでのOS切り替えの時とは、少々時代が変わったようです。
1 法人向けWindows7サポートは、2023年1月まで延長
2020年1月14日で、Windows7のサポートが切れるのは、残念ながら個人のみです。
(´-`).。oO
法人向けは、システム更新が間に合わない理由などで、なんと2023年1月までサポートが続きます。
米MicrosoftはWindows 10への移行が間に合わない法人に向け、23年1月までセキュリティ更新プログラムを提供するサービス「Windows 7 Extended Security Update」を提供している。
Windows 7の2023年までの延長サポート、あらゆる企業が購入可能に Microsoftが方針転換 - ITmedia NEWS
管理人の部署でもOS更新に伴い、5年かけてシステムを変更し、昨年12月にようやくWindows10に切り替えました。
しかし、不具合続出で、大変なんてもんじゃありません。
(現在進行形)
もっと早く「Windows 7 Extended Security Update」の提供を教えてくれたら、あわててシステム更新しなくてもよかったのに・・・。
(´Д`) バカヤロー
Windows7終了で、特需が来るのは、ハード屋とソフト屋です。
2 NECと富士通の株価
我が国を代表する法人向けシステム納入業者は、NECと富士通に加え大塚商会や内田洋行等です。
NECの株価を見てみましょう。
NECの株価は、2019年12月に突然動意付き、一気に500円も株価が爆騰しました。
もちろんWindows7サポート終了に理由があるのは明白です。
なお、NECは、2017年10月1日付けで、株式を10:1に併合しました。
2018年10月頃までは、業績低迷で、調整前300円を行ったり来たりの株式でした。
5,000円まで上がるとは思いませんでした。
株主の方はおめでとうございます。
300円を切ったらNISAで数口買おうと企みましたが、なかなか落ちずあきらめたら、これです。
(´Д`)
ポンコツ盆栽株主は、本当ヘタレです。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
新型コロナウイルス感染症で株価暴落時がチャンスだったかもしれません。
NECを見る余裕はありませんでした・・・。
NEC【6701】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
次に、ソニーとともに電気株のレジェンド富士通の株価を見てみます。
富士通は、ソニーよりもぐんぐん株価が上昇中です。
なお、富士通は2018年10月に10:1併合しています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
このとおり、NECも富士通もWindows7のサポート切れを見越して、1年前から2年前より上昇傾向にありました。
しかも、直前の2019年12月にさらに上がっているのが見てとれます。
2段式ロケット砲と同じです。
富士通(株)【6702】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
Windows7サポート切れで、NECと富士通に1年前に勝負を仕掛けた人は、大勝利といっていいと思います。
こちらもコロナショック時に8,000台でした!
い・い・な・あ!
(´Д`)
3 周辺機器の雄メルコHDは?
メルコHD(6676)は、WifiやハードディスクやメモリーなどPC周辺機器のトップ企業です。
BUFFALO(バッファロー)のブランドで良く知られています。
メルコもEindows7サポート終了で、爆騰に期待できるかもしれません。
???
(出典:ヤフーファイナンスHP)
爆下げ中です。
1年前より1,000円以上の爆下げです。
(´Д`)
実はメルコHDについては、管理人とても心に深い傷を宿しています。
2009年リーマンショックが発生したとき、メルコHDは1,000円にまで暴落しました。
あたかもWindows7が一般に開放された年です。
無念にもお金がありませんでした。
当時は、6,500万円のローン返済に追われ、断腸の思いで購入をあきらめました。
絶対にWindows7買い替え需要が来るはず!
予想どおりすぐに3,000円にまで上がり、深く心が傷つきました。
その後、1,400円台にまで下がり、買おうかまたも悩み結局買いませんでした。
本当に管理人はポンコツです。
(´Д`)
再び4,000円台に騰がりましたが、現在は3,000円前後と下落傾向が続いています。
なぜだ?
Windows7サポート切れで特需発生じゃないか???
(株)メルコホールディングス【6676】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
メルコは、2020年3月13日には、なんと年初来安値1,697円まで下がっています。
嗚呼!
4 5Gの時代が来れば、Wifiは不要になるかも?
我が国にもいよいよ5G時代(5th Generation=第5世代移動通信システム)がやって来ようとしています。
5Gの通信速度は、毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットとなり、4GLTEの1000倍の容量を持つこととなります。
しかも、センサーネットワークで、同時多数接続が可能となります。
となれば、無線の方が有線よりも速い時代がやってくるはずです。
現在、ほとんどの世帯では、スマホのインターネットの経費を抑えるため、自宅では容量無制限の有線LAN(光ファイバー)を取り込んで、自宅内を無線LANでつないでいます。
その際に必須な装置がWifiです。
ところが、5Gの時代となれば、むしろスマホの速度の方がはるかに自宅の有線LANよりも速くなる可能性があります。
スマホをテザリングで飛ばせば、Wifiは不要となります。
問題は5Gの料金体系ですが、国を挙げて5G化を進めている中で、料金体系を抑えるようになることは間違いありません。
光ファイバーによる有線LANの構築が不要となれば、家計も大いに助かります。
www.hitachi-solutions-create.co.jp
Wifi機器の圧倒的シェアを持っているのがメルコHDです。
5G普及が現実化するにつれ、インターネットの必須機器であったWifiも消えゆく技術になるかもしれません。
実際、通信の世界は非情です。
ISDNもADSLもすでに廃止となりました。
今後光ファイバーによる有線LANでさえ消えゆく運命にある時代がやってくるかもしれません。
5Gの時代は、私たちの生活をも変えてしまいかねません。
5 まとめ
Windows7サポート切れで、恩恵を被るのは、NECや富士通といった法人システム構築産業です。
株価はすでに1年前の1.5倍以上跳ね上がり、直近でも1割は上がっています。
ちなみに1.5倍=約67%は大したことがないと思う人は、小口投資家です。
1,000万円単位、1億円単位で勝負すれば、その見返りは500万円~5,000万円にもなります。
富裕層はますます富んでいきます。
一方、パソコンやインターネットの寵児であったメルコHDが不振となるとは、一体誰が読めたのでしょうか?
Wifiはインターネット社会に必須という常識が通じないほど技術革新はすさまじいスピードで進んでいます。
もちろん5Gの時代になるには時間がかかり、ローカルWifiはしばらくは残っていくはずです。
それにしても、企業は大変です。
メルコHDは、包装麺のブランドで有名なシマダやを買収し、多角経営にも乗り出しています。
食品工場をIoTを駆使してスマート工場に変え、効率化し、利益率を上げていく試みです。
メルコHDの挑戦からは目が離せません。
ブログとWindows7とパソコン周辺機器に愛と真の情報を
それでは
嗚呼!マイクロソフトのバカヤロー!
もっと早くに「Windows 7 Extended Security Update」の方針を教えてくれよ!
(´Д`)シクシク…