最終更新 2021.12.3 7.18 2020.2.27
当記事は、2020年2月27日時点の情報をあえて残しています。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、新型コロナウイルス感染症の猛威は、収まるどころかますます広がりを見せています。
恐れていたアフリカや南アメリカでも患者が発生してしまいました。
いよいよ新型コロナウイルス感染症は、五大陸にまで広がりました。
アフリカと南アメリカは、衛生に関する社会的インフラ整備が進んでいないことから、感染が拡大する可能性が懸念されていました。
いわゆるパンデミックが現実的なものとなりつつあります。
メッソニエ所長は、人から人への感染が確認されていることと、死者が出ていることで、パンデミックを宣言する3条件のうち2つがそろったと指摘。
「コミュニティ感染が確認される国が増え続ける中で、世界は新型ウイルスの世界的な感染拡大という3つ目の条件を満たす状況に近づいている」との認識を示した。
そろそろ私たちは、パンデミックに対する備えを始めておいた方がいいと思います。
備えあれば憂いなしです。
1 パンデミックが発生するとすべきこと(予想)
ハーバード大学のMarc Lipsitch(マーク・リプシッチ)氏は、次のとおり述べています。
(イメージ)
世界はCOVID-19の蔓延が封じ込め可能な大発生の段階からパンデミックの段階に移ったと見ている。
明らかに次は、どの対策が有効かが問題になる。その対策の分類が役に立つだろう。
新型コロナウイルスがパンデミックになったら何が起きるか? | TechCrunch Japan
すでにパンデミックの段階に入ったといっています。
管理人もそのとおりだと思います。
市中感染が始まり、感染源を特定できないということは、すでに国内には、新型コロナウイルスが定着していることを物語っています。
しかし、マーク・リプシッチ氏は、同時にパンデミックを決して怖がってはいけないとも言っています。
致死率2%の感染症を恐れるあまりのパニックの方がよほど怖いといっています。
焦点は、封じ込めから緩和に移行する。ウイルスが定着してしまった社会で、いかにして感染速度を緩めるかだ。
緩和はよく手を洗うといった個人的な対策と、大規模イベントの中止、施設の一時閉鎖、できる限りテレワークや遠隔教育利用するといった複合的な「社会的距離戦略」によって成り立つ。パンデミックの速度は落ちれば、それだけ医療システムの需要も均一化される。医療機関の許容限度を超えるリスクが抑えられ、ウイルス対策の研究に時間を割けるようになり、ワクチンが開発された暁には、大勢の人たちが救われるようになる。
わが国でも、2月25日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を策定して公表しました。
いっていることはほとんど共通です。
1 軽い症状の場合は自宅待機
2 できるだけ外出自粛
3 手洗い、咳エチケットの徹底
これを受け、国内での大規模イベント中止自粛やテレワークや時差出勤の推奨が示されました。
まさにパンデミック対策です。
我が部署でも、米津玄師のコンサートが中止となったと泣いている社員がいます。
(´Д`)
パンデミックの山を小さくするためには、大規模イベントの自粛はやむを得ないかもしれません。
2 パンデミック対策で影響を受けるかもしれない市民生活
次からはあくまでも可能性の話なので、話半分で読んでください。
パンデミック対策は、ヒト-ヒト感染をできるだけ遅らせて、その間に医療体制を充実強化するところに狙いがあります。
テレワーク、学校休校、時差出勤、大規模イベント自粛などまさにヒトとヒトとの接触する機会を減らす手段です。
ですが、それで感染は絶たれるでしょうか?
残念ながらこれでは、ヒトとヒトとの接触は完全には絶っていません。
もし断つのであれば、交通網を遮断し、人が集まる駅、空港、百貨店、スーパー、銀行、会社、学校、地方自治体、病院、福祉施設、寺社仏閣などありとあらゆる場所を遮断する必要があります。
人との接触を避け、自宅待機を徹底させます。
となればどうなるか?
物流が完全にストップとなります。
おまえバカ?ネットがあるじゃないか!
そのネット機能を維持する物流センターやトラックが止まれば、宅配は完全に止まります。
3 今のうちに備えを
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、まったく未知のウイルスで、未だ治療法も治療薬も確立されていません。
あるのは対症療法だけです。
しかし、現段階において、中国武漢市をのぞいては、死亡率(致死率)は約2%と、死に至る病(やまい)とまではいえません。
MERSの死亡率は約34%です。
ただし、これから強毒化する可能性も否定はできません。
テレワークや時差出勤や学校休校などでパンデミックが食い止められなかった場合、次の矢であるあらゆる社会活動、生産活動がストップする可能性が0とまでは言い切れません。
◆スーパーが休店となったら?
◆コンビニが休店となったら?
◆ドラッグストアが休店となったら?
◆DIYがストップとなったら?
生きることは、食べることです。
せめて、何週間か生き延びるための食糧は、確保しておいた方がいいと思います。
ただし、災害発生ではないので、電気水道ガスなど社会的インフラのストップはないと思います。
4 必要物資は?
最低限必要なものは、コメと味噌とお茶です。
コメからは、炭水化物が摂れ、たんぱく質と脂質もある程度摂れます。
味噌からは、たんぱく質と塩分とミネラルや乳酸菌など発酵菌が摂れます。
お茶からは、ビタミンCが摂れます。
戦国時代の武士は、かんぴょうなどで編んだ腰ひもに味噌を塗り固め、一度蒸して乾燥させた糒(ほしいい)を身につけて戦ったそうです。
戦の間、腰ひもの味噌を舐めたり、鍋で煮たりして、飢えをしのいだそうです。
コメと味噌とお茶があれば、当面のパンデミックの際も生き延びられるはずです。
まあ、最近は常温保存できるごはんやお餅があるので、こちらを常備してもよいかと思います。
5 管理人の恐怖体験
食糧だけでサバイバルは可能ですが、現金が必要となる局面は多々出てくると思います。
もし、銀行が閉鎖となり、ATMがストップしたままとなれば、生き抜くことは困難になるやもしれません。
必要なものは、現金です。
管理人が若い頃、仕事の関係で、〇〇組というとても怖いところと交渉したことがあります。
サラリーマン営業職の方なら、一度はそういったこわもての方々とのビジネスも経験されたこともおありではないかと思います。
できるだけ相手の機嫌を損ねることなく、ていねいに話し合いを続けました。
持ち上げるだけ持ち上げたことが功を奏したのか、相手側はとても上機嫌でした。
おまえら、俺はこういう稼業だ。
いつ拉致されるかわからない。
そんなとき、どうするか知ってるか?
金だよ!金!
いつ何があってもいいように俺はお金を肌身離さず持っている。
どこにしまってあるかわかるか?
はあ・・・。
これだよ、これ!
ベルトの裏側にチャックが付いていました!
チャックを開けると、1万円札がびっしりと畳まれていました。
( ゚Д゚)
このベルトの中に、100万円を入れてある。
日本のどこに置き去りにされても、タクシーを使えば家に帰れる。
俺たちはいつも命がけで生きているんだ。
・・・は、はあ。
危機管理の凄みを感じたことを今でも覚えています。
6 まとめ
その時に起きるのは、不要不急の外出の自粛が求められることは言うまでもありません。
生き延びるにはサバイバルしかありません。
今のうちから、食糧の確保、水の確保、衣服の確保、そしてお金の確保は絶対にしておいた方がよいと思います。
フランス人は10着しか服を持っていないという本がベストセラーとなったことがありましたが、あくまでも供給者(サプライヤー)がいることが前提です。