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涙涙、ひたすら涙!ゆうちょ銀行株に見る地獄

ようこそ(^^)/

人生を豊かに安心して生き抜くためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、みなさんは株式投資に関心をお持ちですか?

2020年4月2日以降、ほとんどの銀行の定期預金の金利が0.002%となり、定期預金を積み立てたお金で家計資産を殖やすことは100%不可能です。

仮に100万円を1年間銀行に預けたとしても、利息はたったの20円です。

しかも、ここから20.315%もの税金が控除されます。

16円です!(´Д`)

マイナス金利政策は、ローンなど借りる側にはとても有利に働きますが、家計資産を直撃します。

だったら高配当株を買えばいい!

高配当株の代表銘柄は、JT株です。

配当金はなんと154円です。

2020年7月10日終値換算の配当利回りには、腰を抜かします。

7.98%!( ゚Д゚)

日本一の高配当銘柄です。

しかし、その株価はひたすら地獄のチャートです。

JT株価チャート

JT【2914】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス

2016年6月頃までは、株価は4,500円を維持していました。

そこから、坂道を転げるようにひたすら株価は下落しています。

今や5年前の株価の半値以下です。

株価下落

思えば2018年3月末に大暴落となり、3,000円を切りました。

あまたの株価予想サイトでは、買い!絶対買い!と煽ったものでした。

管理人も食指を伸ばそうとしましたが、健康増進法が改正され、受動喫煙防止が2020年4月1日より完全実施となれば、ますます喫煙率は下がり、配当も維持できなくなるのではと考え、あきらめました。

今や2,000円すら切り始めています。

目先の欲に目が眩んで、大損している典型株です。

もし2年前に1,000株購入していたら、配当欲しさに100万円損していました。

JT株と同じような動きにゆうちょ銀行株があります。

ゆうちょ銀行株は、減損処理という大爆弾を抱えています。

NTTにしろ、JTにしろ、ゆうちょ銀行にしろ泣くのは個人投資家です。

いくら自己責任とはいえ、涙涙、ひたすら涙です。

株式投資はくれぐれも自己責任により、ご判断されますようお願いします。

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1 1通の問い合わせ

管理人は現在31種類の少数株を保有する底辺中の底辺ポンコツ盆栽株主です。

それでもコロナショックの後のコロナバブルもあり、含み資産が順調に増えています。

そんな思いを当ブログに時折綴っていますが、先日1通の問い合わせがありました。

仮にAさんとします。

以下ダイジェストです。

初めまして。いつもとても参考になる記事を楽しく拝見しております。

さて、私は郵政民営化の際に抽選にあたりゆうちょ銀行株を保有しています。

当時ものすごい倍率の抽選に当たったらしく、これで老後は毎年配当金がもらえると小躍りしました。

その後、1,750円で3,000株買い増しし、合わせて4,000株保有しています。

ところが、株価はひどい下落で、考えるだけで具合が悪くなります。

なんとかならないものでしょうか?

ポンコツ盆栽株主に相談されること自体が、まちがっていると思います。

ただし、管理人はこれまで当サイトで郵政関連株に対しては何度か警鐘は鳴らしてきたつもりです。

まるで、NTT株フィーバーと同じような動きだったからです。 

www.panpanpapa.com

お気の毒としかいいようがありません。

ゆうちょ銀行は、日本郵政とかんぽ生命と共に2015年11月4日に上場しました。

ゆうちょ銀行

初値は、1,680円です。

公開価格は、1,450円です。

1日にして、230円(+15.9%)もの値上がりです。

Aさんは、宝くじに当たった喜びでいっぱいだったのではないでしょうか?

配当金も50円です。

買い増しして4,000株保有者です。

株価がますます上昇すれば、毎年20万円(税込み)の配当金をもらいながら、資産が殖えていく未来予想図を描かれたお気持ちがよくわかります。

 

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2 ゆうちょ銀行株価の地獄

しかし、それもつかの間の喜びに過ぎません。

ゆうちょ銀行を完全民営化にするためには、政府の株式保有比率について3分の1を超えるよう郵政民営化法で決まっています。

JTやNTTと同じく、33.5%が政府の保有比率となります。

そのため政府は、2015年、2017年そして2019年に巨額の政府保有株式を放出しました。

www.panpanpapa.com

株式数の希薄化を招き下落するのは、至極当然なことです。

ゆうちょ銀行株価チャート

(株)ゆうちょ銀行【7182】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス

初値1,680円が、2020年7月10日終値は803円です。

-52.20%もの大暴落となっています。

Aさんは、公募価格1,450円で1,000株、1,750円で3,000株購入しています。

670万円が240万9千円です。

-429万1千円の運用実績です。

配当額が、20万円なので、5年で100万円受け取ったとしても、税金を控除すれば-350万円ほどの損失を抱えていることとなります。

配当にほだされた自己責任というしかありません。

3 日本郵政減損リスクを知っているか!

Aさんはいいます。

この先、株価が底値となれば、20年間持ち続ければ、なんとかプラス転換しそうです。

高配当金に目が眩んだ私自身の欲のせいです。

Aさんは、ゆうちょ銀行株の減損リスクを知らないようです。

ゆうちょ銀行株が上場初値額の半値以下に下がった理由には、政府保有株の放出以外に、投資信託商品の不適切な販売、かんぽ生命の不適切な販売などが大きな理由です。

しかし、もっと恐ろしい理由があります。

減損リスクです。

株価

郵政民営化は、とてもややこしいやり方で行っています。

日本郵政という親会社の下に、日本郵便(郵便事業)とゆうちょ銀行(銀行事業)とかんぽ生命(保険事業)の3会社が子会社となっています。

株式上場したのは、親会社の日本郵政と子会社のゆうちょ銀行とかんぽ生命です。

政府は、日本郵政の株を現在56.88%保有しています。

政府はいずれ33.5%まで保有比率を下げる必要があるので、23.38%もの売り圧力が続いています。

日本郵政は、ゆうちょ銀行株を74.18%保有しています。

上場企業は、金融商品取引法により有価証券報告書を提出しなければなりません。

この際に必要な書類が、財務諸表と呼ばれるもので、保有する株式の簿価が半分以下となった場合は減損損失として特別損失を計上するルールとなっています。

日本郵政のゆうちょ銀行の簿価がいくらかは明らかとなっていませんが、半値に限りなく近づいていることは間違いのない事実です。

もしも特別損益として計上すると怖ろしいこととなる可能性があります。

純利益から特別損益を差し引いた額が、EPS(1株当たりの純利益)となります。

EPSが減少すれば、株価が下落するのが一般的です。

これが減損リスクです。

現在半値以下なので、減損リスクは3兆円にも上ると噂されています。

下記記事の段階では866円だったので、もっと特別損益はもっと増えていると思われます。

diamond.jp

3兆円もの特別損益を計上すれば、EPSはマイナスとなります。

日本郵政株価チャート

日本郵政(株)【6178】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス

このため親会社の日本郵政も見るも無残な株価チャートとなっています。

 

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4 配当リスクも浮上!

減損リスクを回避しなければ、株価の暴落が見えています。

そうなれば政府の保有株放出による東日本大震災復興財源にも支障をきたします。

なんとしても株価の上昇が必要となります。

となると減損リスクを回避するためには、配当金に要する原資を抑えることが不可欠となります。

日本郵政の年間配当金は50円です。

同じくゆうちょ銀行も年間配当金は50円です。

日本郵政の配当金に当てる金額は、年間2,000億円にも上ります。

ゆうちょ銀行の場合は、2,250億円にも上ります。

この額を抑えれば、減損リスクを回避できる可能性があります。

しかし、今度は減配リスクという恐怖がやってきます。

ゆうちょ銀行は、2021年中間配当を見送り、2021年配当を未定としました。

これが恐怖が恐怖を生んでいる原因となっています。

ただし、ゆうちょ銀行IR部としての公式見解を出しています。

2020年度の配当予想については、今後の市場動向次第で業績が大きく変動する可能性があることから、現時点では未定としておりますが、
決算短信にも記載させて頂いているとおり、「2021年3月期までの間は1株当たり年間配当50円を目指す」との配当方針は維持しており、今期についても、1株当たり年間配当50円を確保できるよう最大限努力して参ります。

いずれにせよ、配当予想については、業績について一定の目途が立った段階で、取締役会決議を経て速やかに開示させて頂く予定でございます。

何卒ご理解賜りますようお願いいたします。

5 まとめ

郵政民営化で、結局は泣いているが、61万人ともされる個人株主です。

公募で当たって歓喜の声がこだました2015年11月の過去が、まるで遠い昔のようです。

公募で当たったのは、実は幸運ではなく地獄となりました。

まるでNTT民営化の場合の姿を見るようです。

管理人の同僚にNTT二次募集で証券レディから2株購入した先輩の行方はわからなくなりました。

妙齢の証券レディは275万円で放出します!

必ず500万円になります!と吹聴していました。

証券レディ

それが45万円にまで下落するとは・・・。

減損損失問題は解決できるのか?
減配無配は回避できるのか?

一方では、財務大臣が半分以上保有している株が紙切れになるわけがないと劇的上昇を期待する個人株主も存在します。

株価は市場に聞け!

しか答えはありません。

それにしても自己責任というにはあまりにも苛烈な結果を招いています。

何も信じるな!
すべてを疑え!

世界三大投資家の一人ジョージソロス氏の言葉が骨身に染みわたります。

くれぐれも株式投資は自己責任に基づきご判断されますようお願いします。

それでも、株式投資は現代に残された最強の資産形成法であると管理人は信じています。

www.panpanpapa.com

Aさんの資産が戻ることを祈念します。

ブログと株式投資に愛と真の情報を

それでは