ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、2021年は干支でいうと丑年です。
丑年は相場の格言では、「つまづき」と忌み嫌われている干支の年です。
過去60年を遡ると、2番目に悪い結果の年となるそうです。
新型コロナ禍は止むどころか、変異種も広がり、国内では毎日のように感染者数の記録を塗り替えています。
それでも、株式市場は開きます。
2021年は、ますます自助努力、自己責任が求められていく時代となりそうです。
自分の人生は自分で切り開くように転ばぬ先の杖を少しでも準備しておきたいものです。
老後には3,000万円不足するとした金融庁審議会報告書は、さいしょから存在しないものとなってしまいました。
しかし、ネット上には資料として残っています。
とてもすばらしい資料です。
人生100年時代を迎えて、最低でも3,000万円は貯めておかないとつらく惨めで悲惨な老後を迎えることになります。
なんとしても、最低でも3,000万円は貯めるスタートを切りましょう。
- 1 金融審議会市場ワーキング・グループ老後3,000万円不足試算資料
- 2 幻の報告書「人生100年時代における資産形成」ダイジェスト
- 2-1 日本の高齢者の所得は少ない
- 2-2 日本の公的年金は少ない
- 2-3 65歳-69歳就業率の衝撃!
- 2-4 人生は長いからお金が必要
- 3 金融庁の推奨は、家計資産を増やすこと
- 4 まとめ
1 金融審議会市場ワーキング・グループ老後3,000万円不足試算資料
平成31年4月12日、金融庁が金融審議会市場ワーキング・グループで試算した資料が、6月3日に開催された金融審議会で提出されると大変な騒ぎとなったことは皆さんもご記憶があろうかと思います。
このときの対応は不思議な対応でした。
麻生財務大臣は、報告書の受け取りは拒否しましたが、報告書そのものは存在するとしました。
麻生氏は十八日の参院財政金融委員会で「公的年金は退職後の生活をある程度、賄うものであるという政策(スタンス)と異なる主張をする意図はなかった」と指摘。報告書の受け取りを拒否したことに関しては「金融庁の対応は説明、配慮を欠いた」と述べた。
「この資料を基にして、新たに政策を検討するということを考えていない」と重ねて強調する一方、「文書として残っていることは事実で、隠蔽(いんぺい)するつもりはない」と述べた。
この金融庁事務局報告書は、しっかりとネット上に今でも存在します。
読めば読むほどゾッとします。
そう難しい内容ではないので、いずれ老後を迎えることになる人は、目を通すことをおススメします。
2 幻の報告書「人生100年時代における資産形成」ダイジェスト
人生100年時代における資産形成報告書のダイジェストをまとめてみました。
衝撃的です。
2-1 日本の高齢者の所得は少ない
先進国と比べると、我が国の所得はやや劣ります。
それでも、平均560.2万円であり、豊かな国であることがわかります。
ところが、年金生活に入る65歳以上となると状況は一変します。
年間318.6万円です。
イギリスやドイツの2/3、アメリカのちょうど半分です。
人生100年時代における資産形成 平成31年4月12日 金融庁
2-2 日本の公的年金は少ない
日本は年金制度が充実しているという幻想を持っている人がほとんどだと思います。
管理人もです。
しかし、この報告書で愕然としました。
アメリカより少ねええ!
人生100年時代における資産形成 平成31年4月12日 金融庁
しかも、確定給付企業年金(DB)と確定拠出年金(企業型DC)を含めても、年金で57.7%しか所得を確保できていません。
公的年金だけじゃ足りません。
(当然)
それにしても、アメリカは71.3%も年金で確保しています。
所得が日本の倍額です。やはり世界一の国は違います。
2-3 65歳-69歳就業率の衝撃!
管理人にとっては、このデータが最も衝撃的でした。
我が国は、原則として65歳から公的年金が支給されます。
年金が支給されるということは、「これまでごくろうさま。がんばったね。ゆっくりしていいよ。」とお国からリタイアのお墨付きをもらうことと理解してきました。
ところが結果は衝撃です。
男性の52.9%が就業しています!
女性の33.4%が就業しています!
理由は、生活の糧を得るためが複数回答でトップです。
公的年金が不足するから、働かざるを得ないというわけです。
悲しい・・・。
人生100年時代における資産形成 平成31年4月12日 金融庁
フランス人は、男性8.0%、女性4.9%しか就業していません。
いつまで働かなくちゃなんねえんだよ・・・。
70歳過ぎたら体も動かないんだけどな。
(´-`).。oO
2-4 人生は長いからお金が必要
金融庁報告書では、60歳まで長生きした人が、95歳まで生きる割合は25.3%と急激に増えているそうです。
1995年 14.1%
2015年 25.3%
人生95年設計をしなければならないわけです。
そこで60歳以上の収支決算書の試算が示されました。
麻生副総理兼財務大臣の逆鱗に触れた報告書です。
どうあっても、最大3,000万円は足りないという結論です。
至極まっとうな報告です。
誰もが公的年金のみで老後を生活できるとは思ってはいないはずです。
人生100年時代における資産形成 平成31年4月12日 金融庁
注意したいのは、この報告書は平均的なサラリーマン世帯をモデルにしたものです。
個人事業主であれば、年金は老齢基礎年金だけで、年間満額78万100円と1/3となってしまいます。
また、個人事業主には退職金はありません。
となると個人事業主の場合、定年という概念があれば5,000万円から7,000万円も不足することとなります。
3 金融庁の推奨は、家計資産を増やすこと
そこで、金融庁は貯蓄から投資への動きを加速化しています。
自助努力で家計資産を増やすようにと、財形、一般NISA、積立NISA、iDeCoの制度を整備しています。
これら制度を使わなければ、絶対に損をするわけです。
現行NISAは、2023年で終了となります。
しかし、いまのところは2024年新NISA移行が既定路線です。
特にコロナ禍の終息が懸念されますが、2024年からのNISAは、積立NISA20万円+NISA102万円の計132万円になりそうです。
今やNISAの残高は7兆円を超えており、いきなり止めたのでは株価が暴落する可能性もあり、止めるに止められなくなっているようです。
(´▽`)
とてもうれしい流れです!
4 まとめ
3,000万円は、すぐには貯められません。
コツコツと計画的に貯めるしか方法はありません。
31種類の少数株を保有するポンコツ盆栽株主の管理人がいうのも説得力はありませんが、家計資産は、安全資産とリスク資産に分けておく必要があります。
30歳から始めるなら年間100万円が目標です。
40歳から始めるなら年間150万円が目標です。
そんなの無理だ!
という前に1日でも早く、天引き貯蓄でコツコツと始めるべきです。
おススメは、なんといっても元本保証型iDeCoです。
掛け金全額が、所得税率に合わせて非課税となります。
こんなお得な制度に恵まれる世代は素晴らしいと思います。
かんたん税制優遇シミュレーション|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会
40年間毎月23,000円貯蓄すれば、60歳時点で、11,040,000円も貯まっています。
かんたん税制優遇シミュレーション|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会
管理人の時代は、iDeCoをほとんど使えないため、個人年金積立をがんばるしかありませんでした。
なんとか、個人年金積立を2,400万円を貯めることができ老後は大丈夫かなと考えています。 妻も1,200万円を超えました。
また、余裕資金があれば、高配当株再投資法も家計資産が増える可能性が高い方法です。
株高が続いていますが、それでも高配当株式はゴロゴロしています。
たとえば、三菱UFJフィナンシャル・グループや三菱UFJリースの株式は、高配当連続増配株にもかかわらず株価が低迷していて、配当利回りは5%を超えています。
もしこのまま株価が上がらず、配当金をそのまま株式を追加購入していくとすると、複利効果が得られます。
配当利回り5%で、1,000万円分の株式を30年間保有していたとすると・・・。
43,219,424円!
なんと、30年後には4.3倍となるのが驚異的です!
キリギリスのままでは、人生100年時代を生き延びることはできません。
コツコツと貯めることが、将来の年金生活の勝ち組となれます。
とてもじゃないが、65歳過ぎてまで若い世代に邪魔者扱いされながら机にしがみついていられない!
と考えている人は、すぐにでも始めてはいかがでしょうか!
令和3年の大発会は、1月4日(月)スタートです。
魑魅魍魎の棲む株式投資の世界に一歩足を踏み入れられてはいかがでしょうか?
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断されますようお願いします。
ブログと人生100年時代に愛と真の情報を
それでは今年もよろしくお願い申し上げます。