ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は現在ジョジョの奇妙な冒険でおなじみのS市杜王町に住んでいます。
2022年3月16日 23:36に福島県沖を震源地とするM7.4の大地震が発生しました。
いきなり、ドンと突き上げるような揺れが始まったかと思うと、「地震です。地震です。」と緊急エリアメールが家族4人のスマホから発せられ、激しい横揺れが30秒ほど続きました。
一瞬停電となりましたが、すぐに復旧してくれ、なんとか事なきを得ました。
しかし、社畜である管理人はそうはいきません。
会社の命である事業所の安全確認に出動しなければなりません。
共働きの妻もそうです。
キッチンに散乱した割れたグラスを片付け、徹夜覚悟の出動です。
悪夢が待っていました。
早くスマートロックにしてくれよ!
1 着いたのは午前1時半
社畜であろうとも、家庭を持つ生活者です。
まずは自宅の安否確認を行ってからの出動です。
たまたま電子レンジのうえにおいておいた4個のグラスが激しい揺れで、地面にたたきつけられ粉々に砕け散ってしまいました。
ガラス破片の片づけは大変です。
大きめのものは手で拾い上げなければなりません。
それが終われば掃除機で破片を吸い取ります。
それでも微小な破片が残るので、使い捨ての雑巾で丁寧にふき取った後、さらに掃除機をかけます。
激しくたたきつけられたので、広範囲に破片が広がってしまい、30分以上時間を要してしまいました。
これから出勤となるので、徹夜覚悟です。
入浴を済ませ、万一暖房が止まることも想定し、厚手の着替えと寝袋と食糧を持参しなければなりません。
妻の事業所を経由して、我が事業所に着いた時にはすでに午前1時半となっていました・・・。
2 あれ?鍵が開かない?
我が事業所は、以前近くの福祉作業所の方が業務時間内に闖入(ちんにゅう)したことがあったため、テンキー式の電子錠に替えました。
ただし、とてもぜい弱です。
1年に1度しか暗証番号を替えません。
しかも電源は、AC電源です。
停電が起きたらヤバいんじゃない?
警備員が常駐しているから大丈夫!
予想は当たってしまいました。
午前1時半に到着すると、まだ誰も到着していませんでした。
しかも、真っ暗です。
我が事業所一帯は、停電となっていました。
警備員は館内の安全点検で動き回っているらしく、詰所には誰もいません。
インターフォンも停電でつながりません。
ようやく他の社員も集まり、警備員が解錠したときには、すでに午前2時半を回ってました。
停電になってしまうと、電源式のテンキー型電子錠は役に立たないことを体験する結果となりました。
3 資料室地獄が待っていた
ありがたいことにまもなく電気が復旧しました。
我が事業所はガスヒートポンプ式暖房ですが、作動パネルに電気が必要です。
電気がないと何もできません。
幸い目に見えた被害はありませんでしたが、机上は書類が散乱していました。
この調子では、資料室は無茶苦茶かも・・・。
嫌な予感がしました。
な、なにこれ・・・。
資料室の資料や文献がほぼ崩落していました。
まるで山のようです。
高さ1m以上積みあがっていました。
書架が6列もあります・・・。
社員6人総出で、復旧まで4時間を費やしました・・・。
文献や資料の時代はすでにクラウド管理ですが、紙の方がいいという社員も少なからず生き残っています。
明日は筋肉痛です・・・。
4 時代はスマートロック
今回の体験では、停電時の電子ロック(旧型)は解錠できないというありえないような事実が露呈されてしまいました。
やはり電子ロックは、バッテリー内蔵バックアップ式が一番と痛感しました。
最近、スマートロックが話題となっています。
オフィスや自宅の鍵管理をクラウド上で管理し、スマホや付属のテンキーで解錠するというものです。
しかし、スマホだけではさまざまなアクシデントが想定されます。
もしスマホが故障したら入れません。
スマホがハッキングでもされたら、侵入者が現れる可能性もあります。
そういった不安を解消した優れものが、アメリカメーカーが開発したリモートロックです。
テンキーが付属したタイプは、バッテリー内蔵型で停電には強いです。
しかもクラウド管理で、たとえば全国組織なら本社で管理でき、毎日事前にテンキー暗証番号をそれぞれ独自にスマホに通告できます。
前日に明日の暗証番号をスマホで通告できるので、毎日確認して覚えておけば、翌日もしもの災害があってもスマホなしで、停電でもテンキーで解錠できるという優れものです。
開発者は、アメリカLockState社です。
スマートロックシェアでは、圧倒的なシェアを確保しています。
何しろ「民泊」のAirbnbのグローバルパートナーに認定され、予約と同時に暗証番号がEメールで送信されます。
また、貸し会議室・レンタルスペース予約サイトの「Instabase(インスタベース)」とも連携しています。
自治体でも避難所の開設などにリモートロックを採用するところが増えています。
5 日本独占販売は、構造計画研究所(KKE)
我が国でのリモートロックのアジアパシフィック地域総販売代理店が、構造計画研究所(KKE)です。
構造計画研究所は、建築構造設計からスタートしました。
今では、総合コンサルティング企業へと変貌しています。
◆構造設計・構造解析コンサルティング
高層建築設計、大規模建築物の構造解析
◆環境評価・防災コンサルティング
地震動評価、風況解析、災害リスク評価
◆住宅・建設分野のシステム開発
CAD・BIM・構造計算を含むシステム開発
◆意思決定支援コンサルティング
社会シミュレーション、最適化
◆情報通信技術コンサルティング
最近では、LockState社を始めとした海外スタートアップ企業に出資し、IT企業の側面も見えてきています。
◆Twilio SendGrid
クラウドベースのメール配信サービス
◆NavVis
空間を3Dマッピングするプラットフォーム
◆RemoteLOCK
Wi-Fi型スマートロック
知れば知るほどすごい会社です。
建築構造設計にとどまらず、災害時対応シミュレーション、風力発電構造設計、3Dマッピングにリモートロック・・・。
ということで、少しばかり買ってみました。
(株)構造計画研究所【4748】:チャート - Yahoo!ファイナンス
まあ、減益が続いているので、株価は騰がりません。
でも夢がありすぎです。
鍵の呪縛から離れられる可能性があるなんて、夢そのものではないでしょうか!
6 まとめ
2022年3月17日に発生したM7.4の福島県沖地震は、東日本大震災を彷彿させる揺れでした。
震度6強は怖すぎます。
いつどこで震災が発生するかわかりません。
停電になると動かなくなる電子錠など言語道断です。
また、平常時であればスマホ連動テンキーによるスマートロックも有効でしょうが、長期間停電が続き、また、アクセスできなくなればカギとしての役割が毀損されます。
危機管理の際には、バッテリー型テンキーによるスマートロックが一番ではないかと管理人は思います。
まあ、それにしては総代理店の構造計画研究所の株価が全然動かないのがとても残念です。
株式投資は、『忍耐に対する報酬』であるとバフェット神も言っています。
管理人は、配当100円ももらえるので、当面の間保有し続ける計画です。
ただし、騰がるかどうかの保証はできかねます。
くれぐれも株式投資は、自己責任により判断されますようお願いします。
ブログとリモートロックと構造計画研究所に愛と真の情報を!
嗚呼!筋肉痛です。
それではまた
↓管理人は東日本大震災で運よく生き残りました。それからというもの死なない限りはかすり傷の心構えで生きています。よろしければお読みください。サバイバルの役に立つかもしれません。