ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは「ヒューリック」(3003東証プライム)という企業をご存じですか?
ヒューリックは、国内でも指折りの高給として名高い不動産事業者です。
2022年現在の平均給与は、1,803万円(平均年齢39.5歳)というから驚きです。
この会社が、東京駅から徒歩10分の大手町プレイスの政府保有分の不動産(完成物件)をなんと4,000億円で落札しました!
落札したのはヒューリックが主に出資し、トーセイグループが運用を担当する企業連合。
しかも、ヒューリック単体での落札ではなく、トーセイグループが運用を担当します。
ドキドキしている理由は、管理人はヒューリック株もトーセイ株も保有しているからです。
まあ、ヒューリック株は300株、トーセイ株は200株の盆栽株主です。
どうなるの?
買い増しも考えていた矢先だったので泣いています。
ドッキドキです。
嗚呼!
1 大手町プレイスとは
大手町プレイスは、東京駅から徒歩10分の場所に位置するツインビルです。
イーストタワーが32階/地下3階(約163 m)で、ウエストタワーが35階/地下3階(約178 m)の巨大なビルです。
旧逓信総合博物館(逓信ビル)と旧東京国際郵便局舎跡地の再開発事業です。
2018年8月にオープンしました。
国有地は更地で売却が普通ですが、立地場所が良いため、建物を建ててから「信託受益権」として売却することにしていました。
簿価が2,400億円相当でしたが、売却額は3,000億円を想定していたそうです。
ところが入札結果は、なんと4,000億円相当(非公開)だったそうです。
大方の予想では外資系ファンドが有力候補でしたが、今回はヒューリックを中心とし、運用はトーセイの連合企業体で、驚きを持って報じられました。
300株の弱小株主の管理人も懸念しています。
2 ヒューリックは2021年9月に大規模増資実施
弱小ポンコツ株主の管理人が懸念している訳は、ヒューリックがまた増資するのでは?という可能性があるからです。
ヒューリックは2021年10月6日に1,085円で公募増資を行いました。
ヒューリック、公募増資の発行価格は1085円 約970億円調達 | ロイター
公募によって国内外で8480万株あまりを新規に発行するほか、需要動向をみながらオーバーアロットメントによる売り出しも919万株あまりを上限に実施するとし、発行済み株式数は最大で約13.9%増えてしまいました。
おかげで株価は暴落し、現在も低迷しています。
ヒューリック(株)【3003】:チャート - Yahoo!ファイナンス
管理人は、ヒューリックが増資したことを知らずに、幸運にも底値で300株投資することができました。
増資前に投資した人は相当に怒り心頭かもしれません。
現在でもほとんど株価がヨコヨコなのは、1,000億円近い株が公募額の1,081円でふたをしているからです。
3 私がヒューリック株300株にこだわる理由
管理人がヒューリック株300株にこだわる理由は、株主優待にあります。
ヒューリック株を300株以上保有すれば、3年未満ならギフト(3,000円相当)1つ、三n年以上なら2つも進呈されます!
ヒューリック(株)【3003】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
ヒューリックのグルメギフトはクオリティが高いと評判です。
オリックスの株主優待がいずれなくなる(2023年度まで)中で、次の株主優待ギフトはヒューリックと考えたわけです。
4 ヒューリックの配当金は連続増配11年達成!
ヒューリックは2008年に上場しました。
前身は富士銀行の不動産部門(日本橋興業株式会社)だったそうです。
2012年から11年間連続増配達成中です。
(一部のブログでは上場以来14年間連続増配となっていますが、当ブログはIRBANKの情報を根拠にしました。)
業績は常に右肩上がりです。
経常利益は2008年105億円から、2022年は1,155億円達成予想です。
死角はどこあるのでしょう?
死角があるとしたら増資です。
株価を暴落させる爆弾です。
ヒューリックは6年前にも巨額な増資を行っています。
大手町プレイス落札でその費用を株式市場からねん出しないことを祈っています。
株価さえ下落しなければ、永久保有もありの株式です。
2022年の配当は40円の予定です。
利回りは、3.70%となかなかなものです。
3年未満保有の場合、優待分を合わせて15,000円となります。
300株保有で3年未満の場合は、利回りは4.16%!
3年以上となると利回りは5.00%となります!
管理人の場合だと、3年未満で4.93%、3年以上で5.92%となります。
ヒューリックは配当性向を40%目標としています。
2029年度には経常利益を1,150億円から1,800億円に引き上げる新・長期計画を策定しています。
2019年度の経常利益は847億円で配当金は31.5円でした。
増資分+13.4%を加味しても、2029年度には54.3円になるかもしれません。(管理人計算)
もしそうなれば、1,081円で3年以上保有した場合、利回りは6.19%のお宝株となります。
今回の大手町プレイス取得での増資がなければという前提ですが・・・。
5 まとめ
まさか、ヒューリックの業績が絶好調とはいえ、4,000億円のも入札で落札するとは思いもよりませんでした。
4,000億円いったいどこからねん出する気なのでしょうか?
答えはまだ明らかとはなっていません。
もし市場からならまちがいなくヒューリックの株は一時的に暴落します。
オリックスの株主優待ギフトは2023年度で終了します。
その穴を埋めるには、ヒューリックが最有力候補と管理人は考えていた矢先です。
夫婦名義で、300株ずつ保有すれば、3年後はギフトが4つもいただけます。
ただし、ただの株主優待株ではありません。
高配当連続増配株で、業績は右肩上がりという優良株です。
配当金や株主優待は欲しいですが、巨額増資で株価が買値割れともなれば悲惨です。
ただし、昨日のこの情報で、PTSは珍しく+12円騰がっています。
ああ、帯に短きたすきに長しです。
ブログと株式投資に愛と真の情報を!
それではまた
なお、株式投資は変動幅がものすごく、タイミングによっては大損するリスクを常に抱えています。
くれぐれも自己責任によりご判断いただきますようお願いします。
なお、大手町プレイスの運用を担当するトーセイ株については別途ブログにする予定です。