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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2011年3月11日、M9.0の巨大地震が東日本一帯を襲いました。
(イメージ)
あれから早12年が経ちました。
管理人は当時S市に住んでおり、被災しました。
偶然と奇跡が重なり、今も世に生きています。
12年前のことであり、記憶も薄らいだかなと思っていた時、「すずめの戸締り」を見て、あの当時のことを思い出してしまい、かなりイラっとしてしまいました。
まさか、12年が経とうとした3月10日に、大震災の日と同じく株価暴落に遭うとは思いもよりませんでした。
まるでデジャブです。
米シリコンバレー銀行(SVB)が資金調達に失敗し、3月10日に経営破綻の報道が全世界に伝わるとは!
株価暴落は12年に一度の周期があるというのでしょうか?
嗚呼!
1 2011年3月11日の管理人の偶然
12年前の3月11日14時半、管理人は日本一低い山として一部マニアに知られている仙台市宮城野区蒲生日和山(標高1m)のすぐ近くに赴く用事がありました。
仙台湾とは目と鼻の先の場所です。
東日本大震災の2日前に大きめの地震が発生し、津波警報が発令されました。
結果的には津波は発生しませんでしたが、クライアントから電話があり、翌週に延期となりました。
結果的にタイタニックのような話となりました。
もし、2日前に地震がなければ、管理人は予定通り3月11日14時半に打ち合わせに赴いていたはずです。
東日本大震災の発災時刻は14時47分です。
海岸からわずか数十メートルしかなく、近くに高い建物もなかったので、もし、キャンセルになっていなかったら、管理人はまちがいなくこの世から消滅していました。
2 2011年3月11日の管理人の奇跡
当日は、出先の建物の中で被災しました。
地球最後の日のような騒然とした中、なんとか出先の知り合いから自転車を手に入れ、3時間かけて自宅を目指しました。
全市停電で雪がちらつく中、時折り夜空に満天の星が顔をのぞかせました。
夜も更け、電気もつかない真っ暗闇の漆黒の中、JRの架線橋を渡ろうとすると、大きな穴に落っこちてしまいました。
たまたま自転車のハンドルが穴の縁に引っ掛かりましたが、足がつかないほど深い穴でした。
バカ野郎とつぶやきながら、穴から抜け出し、ようやく自宅に到着しました。
家族3人(妻と娘2人)とも無事で、激しい余震が響く中、薄暗いリビングで家族4人で生きていることに感謝し抱き合った絆は今でも忘れることはありません。
翌日、自転車で昨日穴に落ちたところが三角コーンで囲われていました。
覗いてみて血の気が引きました。
穴ではありませんでした。
架線橋が地震の影響でジョイントが外れて、大きく開いてしまっていました。
穴だと思っていたのは、ジョイントが外れた隙間でした。
もし、自転車のハンドルが縁に引っ掛かっていなければ、10数メートルもの高さから滑落し、地上に叩きつけられ、即死だったことは間違いありません。
2つの偶然と奇跡が管理人の死生観を決定づけました。
今でも、あのとき死んでいたかもと思う時があります。
会社の同僚や知り合いも何名か鬼籍に入りました。
無念です。
3 株式市況を見たのは59日後
発災後のサバイバルは、今はあまり思い出せません。
生きることと仕事に必死で記憶らしい記憶が残っていません。
テレビは、常に被害状況や安否確認情報ばかり流れ、世の中のことが何もわからないし、わかろうとする余裕もありませんでした。
ガソリンの確保、食糧の確保、水の確保、会社の復旧復興、親戚知人の安否確認など最優先条項ばかりで、株式投資やライフワークのパチスロのことなど吹っ飛んでしまいました。
ようやく株価のことを知ったのは59日後のことでした。
なぜ覚えているかというと、発災から2か月が経ち、徐々に世の中が日常を取り戻し、パチンコ屋も営業再開が始まったからです。
後1日で2か月間禁スロを達成すれば、パチスロ依存症から脱却できたのにと、禁を破ってしまったことを今でも強く後悔しています。
日常が戻って来たので、ようやく株価を見ることができました。
まあ、生きていただけ運が良かったと含み損-400万円を受け止めました。
その後、政権交代によりアベノミクスが始まりました。
我がポンコツ盆栽株も、含み損を解消し、含み益を積み重ねることができました。
3年前にコロナショックが発生し、積み重ねた含み益の7割が瞬く間に吹っ飛んでしまい、高配当連続増配株投資法にたどりつき現在に至っています。
4 2023年3月10日の悪夢
2023年の干支は卯(うさぎ)です。
卯(うさぎ)跳ねる!のアノマリーの年であり、株価が上昇しやすいとされている年です。
珍しく管理人の保有するポンコツ盆栽株も絶好調でした。
特に日銀黒田総裁が4月19日に任期切れとなり、替わって植田総裁となることがビッグニュースとなっています。
10年間続いたマイナス金利政策が終われば、金融株の業績が良くなります。
業績が良ければ株価が上昇していくはずです。
ところが、黒田総裁は2月日銀政策会合で金融緩和は続ける宣言を行いました。
期待していた分、株式市場のがっかり感は半端ありませんでした。
しかも、海の向こうアメリカで投資銀行シリコンバレーバンク(SVB)が経営破たんするという情報が場中に襲いかかりました。
28兆円の負債で、しかも21兆円が保護対象外です。
リーマンショック後最大の銀行破たんとなり、市場の状況が瞬時に悪化しました。
アメリカでは3日間ですでに1,481$もの大幅下落です。
まさに天国から地獄の週末となってしまいました。
寄りによって、東日本大震災からちょうど12年が経過するその日に株価暴落とは・・・。
ダメージは絶大です。
こんなに大きな暴落は、2022年のウクライナ侵攻の際もありませんでした。
これが明日以降も続くかもしれません。
12年に一度の周期とは思いたくもありません。
株式投資は何があるかわからないことを痛感しています。
5 まとめ
東日本大震災が発災してからちょうど12年となりました。
月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり
と松尾芭蕉は喝破しました。
まさか12年経ったその日に暴落を味わうとは・・・。
ふとNHKラジオから「花はさく」のメロディが流れてきました。
誰かの想いが見える
誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える
悲しみの向こう側に
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
「すずめの戸締り」の情景が「花は咲く」の歌詞と重なりました。
事実を受け止めて、前に進もう。
俺は二度死んでいたかもしれないのに、こんなちっぽけな暴落になんて負けるな!
「すずめの戸締り」の真意が理解できたような気がしました。
哀しみの中にあっても、一歩でも歩んでいかなければ何も始まりません。
やはり新海誠監督は稀代のアニメーターです。
ついて行きます!
幸いまだ「すずめの戸締り」は上映中です。
5回目の「すずめの戸締り」を鑑賞に行ってきます!
ブログとアニメに愛と真の情報を
それではまた
なんとかSVB(シリコンバレー銀行)経営破たんが収まって欲しいです。