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株式投資は世間が思うほど楽な稼業ではありません。自虐

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ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、2024年株式市況がまたも急変です。

8月1日から8月5日にかけて、3日間で日経平均株価は-10,968.35円もの大暴落があったばかりです。

暴落

世に植田ショックだの令和のブラックマンデーとも囁かれています。

この3日間での暴落率は日経平均株価指数始まって以来の-25.85%です。

史上最悪の騰落率を達成しました。

その後、8月6日には史上最大の暴騰となり、日経平均株価上は、わずか1か月で8月1日の指数まで取り戻しました。

まあ、管理人の2024年の含み益はまだそこまで達してはいませんでしたが、少しは安堵していました。

ぱんぱんぱぱ
やれやれだぜ、まったく…
 

と、ところがです。

大暴落から1か月経った9月4日より再び世界の株式市場が変調となっています。

9月4日には日経平均株価史上5番目の暴落となってしまいました。

日経平均株価:チャート - Yahoo!ファイナンス


その後も軟調の中、自民党総裁選挙で、3年前と同じ「金融所得課税」の強化を謳う候補が出現したから大変です。

NISA以外の株式投資や投資信託では、売買譲渡益や配当金に復興特別所得税2.1%を合わせて、20.315%の税金が控除されます。

これが極めて不公平だから、もっと税金をかけましょう!という主張です。

ぱんぱんぱぱ
おいおい!株式投資はそんなに楽して儲かるものじゃないんだよ!
 

仮に30%の金融所得課税にでもなったら、株式投資を始める人は激減してしまうのではないでしょうか?

株式投資がどんなに大変なものか、時の為政者にこそ考えてもらいたいものです。

年間2,000万円近い歳費とパーティすればいくらでもお金が集まる為政者には、株式投資の大変さをわかってもらえないのかもしれません。

株式投資を続けてウン十年のポンコツ盆栽株主の管理人が、株式投資の大変さを語ります。

株式投資は、楽な稼業ではありません。

約8割の投資家が負けると囁かれる世界が株式投資の世界です。
(´Д`)自虐

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1 株式投資の事務処理は面倒である

管理人は、現在68銘柄の単元株と17銘柄の端株投資を行っています。

桐谷優待名人の800銘柄には到底及びもしません。

それでも管理人は持て余しています。

妻と娘の口座も名目上管理しているので、同じ銘柄でも3名義で保有しているものも少なくありません。

そのため、決算報告が集中する6月や中間決算報告集中する12月は、さながら株式関係関係書類が郵便爆弾の形で郵便ポストに大量に届きます。

もちろん1つ1つ開封し、議決権行使、株主優待品の同封の有無、株主優待の手続き確認、アンケートへの回答の必要性など洩れなく確認しなければなりません。

最近はネット上で解決する場合も増えているので、株主番号を記録しておかないと、過去の株式関係書類を探さなくてはならない羽目となります。

未開封のまま放置してしまい、アンケート調査回答提出を忘れたり、株主優待手続きの期限切れを忘れてしまったことが幾たびもあり、痛い目に遭っています。

株式関係書類の確認は、数が増えると本当に大変です。

桐谷優待名人が800もの銘柄を自分自身で管理しているなんて想像もできません。

確認後は、株式関係書類は個人情報の塊なので、シュレッダーにかけて処理しなければなりません。

↓ 先日ようやく決算報告関係書類を分別ごみに出すことができました。

株式投資関係書類

↓ 計算書や配当金領収証はシュレッダーにかけ、封書類は分別ゴミとしました。

分別ごみ

個人情報が混じっていないかどうか、とても不安で何度も確認作業を行わなければなりません。

今回も丸3日もかかってしまいました。

2 優待権利の行使も面倒である

管理人は2020年から株主優待に魅力を感じ、余力の中で株主優待を楽しんでいます。

クオカード優待は、株式関係書類に同封されることがほとんどです。

最近は期日までに申し込まなければ権利行使無効となるクオカード優待もポツポツ増えてきて、とてもプレッシャーとなります。

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管理人の場合の現在のクオカード優待は15銘柄となりました。

うち申し込み手続きが必要な銘柄が4銘柄となりました。

ぱんぱんぱぱ
面倒です。
 

ギフトカタログ優待は、現在10銘柄となりました。

手続きの期限が1か月程度のものから次年度の3月31日までのものまで実にバラバラで進行管理を行わなければなりません。

我が家の場合は、カタログのチョイスは妻に決定権があります。

しかし、なかなか決めずに期限切れとなったこともいくつもあり、泣いています。

まだ、権利を行使していないオンワード(11月)、高速(11月)、フランスベッド(3月)を忘れないように声掛けしています。

うるさいわねえ!
 
ぱんぱん妻

また、ギフトカタログ優待は届くまでに時間を要するのがとてもつらいです。

最近はスマホで申し込める銘柄も増え、これであれば記録も残るのでトラブル防止となりますが、はがきの場合は届いた届かないでトラブルになってしまいます。

最近もまだ届かないギフトカタログがあり、投資先のIR担当課に電話せざるを得ませんでした。

とても面倒ですが、権利行使のためには止むを得ません。

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3 割引優待も面倒になりつつある

株主優待の中には、自社製品やサービスを割り引く優待もあります。

最近は割引券からスマホアプリに取り込まないと優待権利を行使できない優待も増えつつあり、そのたびアプリインストールにうんざりします。

ただし、割引券を紛失するリスクは回避できるので、これも時代の波なのかもしれません。

株主優待を一方的に届けてくれる銘柄は、誤配送リスクや紛失リスクを考えるといずれなくなっていくのかと思います。

4 かつて配当金受領書方式も面倒だった

NISA制度が導入される前の配当金の受領方式は、一般投資家の場合、配当金受領書方式によるもので、1か月以内に郵便局で受領書と現金を引き換える制度でした。

配当金受領書方式

常に6月と12月に集中しているわけではないので、期限切れになることがしょっちゅうでした。

会社員にとって、平日に郵便局に出向く時間を作ることは大変で、これまでいくつもの受領書の期限切れを起こしてしまっていました。

また、バブルの頃は、配当金も今までよりもはるかに安い利回りでした。

売買益が上回れば配当金の小銭はいらねえ!という配当金を小金扱いとしたやさぐれ発想の潮流がありました。

現在NISAでの配当金非課税は、「株式数比例配分方式」でなければ適用されません。

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株式数比例配分方式は、証券会社が口座に振り込んでくれる制度です。

決して取りこぼしはありません。

良い時代となったものです。

5 株式投資最大のつらさはタラレバの世界

管理人はバブル期夜明け前から、一時休みを入れつつ、これまで株式投資を続けてきました。

株式投資を続けてきて、一番つらいことはもしあの時、あの株を買っていたらというタラレバの世界が目の前を通り過ぎていくことです。

これまで、何十倍、何百倍となった株式を買うに至らなかったことを思い出すと今でも胸が疼きます。

また、あのときさっさと損切りしておけばと思うと胸が疼きます。

これを自己責任というのは簡単ですが、とても割り切れるものではありません。

もしあのときシマノを買っていたら?

もしあの時リンナイを買っていたら?

もしあのときNECを買っていたら?

一番悔しいのは任天堂です。

ファミコンが世に出る前、株価は60円程度でした。

京都で花札を作っているメーカーという位置づけしかありませんでした。

そこからあれよあれよと6万円となり、その後も分割を重ねました。

おそらくは数百倍以上となったと思います。

タラレバの世界であれば、わずかな投資で、とっくの昔に億り人となり、FIREくんになっていたかもしれません。

あのときのことを思い出すたび心にグサグサと悔恨が刺さり、たとえようもなく胸を絞めつけます。

一方では、シャープがわずか1/10になってしまい、今でも記念に保有しています。

東日本大震災直後に損切りしていればと悔しさばかりが募ります。

+200万円の含み益が-138万円の含み損です。

こんな経験は、株式投資を始めている人なら普通にあることでしょう。

最近もヤフーファイナンススレッドにこんなスレッドがありました。

2005年というとサブプライム問題で、みずほ銀行や東急不動産買っていて、みずほ100万円→80万円になって、東急不動産は1800円→1500円になった頃ですね。
そして暫くして、リーマンショックが来て、みずほ80万円→10万円、東急1500円→190円になりました。
当然損切りの嵐で、胃潰瘍&不眠になりました。
三井物産や三菱商事やREITが配当利回り7%になったの覚えてます。
その頃全力買いして、なんとか今も生き残ってます。

今回の植田ショックが一過性となるのか、それともアメリカのリセッションが本格的なものとなってしまうのか、それによって株価は激しく動くはずです。

株式投資は世間が思うほど楽な稼業ではありません。

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6 まとめ

2024年は新NISA元年の年であり、日経平均株価は史上最高値の4万2千円をつけるなどまさにバブル期を思い出すような株式投資家にとっては夢のような年でした。

しかし、それも7月までの話となってしまいました。

8月の植田ショック、そして9月の二番底ショックが続いています。

暴落ショック

9月6日の日経平均先物(CME)は-1,246円(-3.40%)をつけており、日経平均のさらなる暴落が予想されています。

ぱんぱんぱぱ
もううんざりです!
 

果たして週明け9月9日、救急の日に日経平均株価は再び暴落するのでしょうか?

悶々とした週末です。

これで金融所得課税強化の動きがあったなら、株式投資の絶対数が少なくなり、ますます株価は下落の一途をたどることでしょう。

嗚呼!

こんなに大変なのに、株式投資は楽して儲かるイメージが植え付けられているのはあまりに理不尽です。

株式投資は決して不労所得ではありません。

定期的な事務手続き、情報を常に収集し、ときには保有株と別の株を比較考量しリバランス(組み替え)を図るなど知力と体力に加え、時代を読む判断力、決断力そして運が必要です。

特に運は株式投資を含めた勝負事に絶対に必要な要素です。

これを株式投資なんて楽して儲かる不労所得なんて妄想です。

ぱんぱんぱぱ
生き残るのは大変です!
 

なんとか2024年も含み益で無事ゴールを迎えたいと祈るばかりです。

みなさんの武運が長命であらんことを!

ブログと株式投資に愛と真の情報を!

それではまた