ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのポンコツ盆栽株式投資家ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株式投資にチャレンジしていますか?
株式投資の世界は、1年に2回もっともエキサイティングな日があります。
9月の権利獲得最終日と3月の権利獲得最終日です。
権利獲得最終日時点の株主名簿に記載されていると、配当金受領の権利や株主優待の権利を得ることができます。
2024年9月の権利付最終日は、9月27日(木)です。
2024年の株式市況は、制御不能となり、8月1日からメチャクチャな状態が続いています。
我がポンコツ盆栽株が受けたダメージも、まだまだ回復はしていません。
一瞬、権利落ちを跨がないで、全部売却して楽になろうかとも考えました。
でも、ここであわてて手仕舞いしてしまっては、配当金も株主優待権利も失ってしまいます。
歯を食いしばって、9月末権利付最終日(9月27日)を跨ぐこととしました。
アイ♡配当金!
1 9月25日(水)権利付最終日前日
権利付最終日とは、権利確定日の2営業日前までに株式を取得していれば、権利付最終日の大引け時点で、株主の権利(配当金、株主優待、株式分割等)を取得できる日のことです。
2024年9月の流れです。
我が国の上場企業は、2,334社(2024.6現在)68%が3月期決算です。
3月決算上場企業は、年2回の配当金制度を採用している企業が圧倒的に多いです。
そのため、9月末の権利付最終日を狙って、魑魅魍魎の個人や機関が跋扈し、すさまじい株価変動の要因となります。
戦いは、前日9月25日(水)前から始まっています。
特に2024年は植田ショックに加え、自民党総裁選やアメリカ大統領選など予期せぬ事態の思惑に、為替や景気がもろに反応し、まったく動きが読めません。
そこで、管理人がふと思った権利跨ぎを止めて、いったん売却してしまい、権利落ち後の下落したときに再度買おうとする思惑も生じます。
日経平均株価が爆上げというのに我がポンコツ盆栽株は、-691,000円というダメージを浴びました。
いつもだったら、権利取りレースとなり株価は騰がるはずなのに、我がポンコツ盆栽株の反応は売りに傾きました。
明日の権利付最終日が怖いです。
2 9月26日(木)権利付最終日
泣く子も黙る権利付最終日がやってきました。
この日を跨いだので、明日27日(金)は権利落ち分が株価に反映されます。
権利落ち分とは、株価から配当金を差し引いた株価理論値のことです。
たとえば9月末の配当金が20円だとします。
9月26日権利付最終日の終値が500円の株価は、9月27日に20円を引いて480円が権利落ち分を引いた理論株価となります。
権利付最終日は、なんとしても権利落ち分を加えて騰がってほしいと願う訳です。
ところが出足が鈍くどうなることかと心配しました。
しかし、後場から権ようやく利狙いの駆け込みが始まり、株価が急速に騰がってくれました。
これで、権利落ち分と前日の権利跨ぎ叩き売り分を吸収できるとありがたいです。
希望が湧きました。
3 我がポンコツ盆栽株の配当落ち分
我がポンコツ盆栽株の9月末配当落ち分を計算してみました。
こつこつ買い続け、単元株68銘柄、1株17銘柄を保有しています。
我がポンコツ盆栽株の配当月は3月と9月に集中しています。
この配当金が12月初旬頃に振り込まれます。
本当にありがたい収入です。
常に元本割れのリスクを負いながら、不安と絶望とあせりと焦燥とほんの少しの希望を胸に、やっとのことで手に入れることができる配当金です。
株式投資は、チャリンチャリンとお金が増えていく一方のものでは決してありません。
4 9月27日(金)権利日
狂乱と喝采と嘆きと哀しみに一夜明け、権利日となりました。
配当落ち分797,220円を下回れば、権利跨ぎは正解です・
なんとか、権利落ち分を下回ることができました。
しかし、とても惨めな結果となりました。
この日は、半導体関連株の爆騰もあり、日経平均株価は+903.93円もの猛爆となったからです。
まあ、保有株の構成比が偏っているためですが、とても惨めな結果となりました。
903円もの猛爆というのに、我がポンコツ盆栽株ばかり大きく下落なんて悲しすぎます。
株式投資は参加者全員が勝つものではありません。
ゼロサムゲーム(勝ち組の取り合い)に近いものがあります。
負け組は、こうして心が引き裂かれていくというわけです。
配当金を手に入れるために我が魂がどれだけ傷ついてきたのか…。
繰り返しとなりますが、株式投資は決して参加すれば不労所得が得られるものではありません。
この世界で生きていくことはとても困難なことであることは、直近8月5日の植田ショックでご理解いただけたはずです。
管理人はこれまでも、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックを生き抜いてきました。
まるで綱渡りのような株式投資人生です。
5 まとめ
2024年9月株式権利獲得レースはなんとか幕を閉じました。
植田ショック以降、株式市況はガラリと風が変わってしまいました。
8月6日以降の戻しは、まるでキャットバウンス(Dead Cat Bounce)そのものとなり始めました。
デッドキャットバウンスとはとても不吉なウォール街の格言です。
株価が暴落した後は、死んだ猫でも高いところから投げれば少しは跳ね返るという意味です。
確かに株価は戻りました。
しかし、9月4日に日経平均株価は-1,500円以上もの暴落となりました。
ここで、二番底確認と株式はぐんぐん上昇し、権利日の9月27日終値は、39,829.56円と、8月1日から5日にかけて起きた植田ショックの株価暴落を取り戻しました。
しかし、9月27日に石破総裁が就任したことにより、株式市況は再びガラリと空気が変わりました。
日経平均先物の下落が、なんとサーキットブレーカー発動です。
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9月30日には、植田ショックならぬ石破ショック炸裂の様相です。
円相場も急激に円高となり、142.2円(▲1.75%)をつけています。
嗚呼!
つらいです。
株式投資は、決して株式を買ってさえおけばチャリンチャリンとお金が増える不労所得ではないことがご理解いただけたでしょうか?
座して死ぬよりも戦って死ぬ!
ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!
株式投資はくれぐれも自己責任でご判断されますようお願いします。
ブログと株式投資と配当金に愛と真の情報を!
それではまた!