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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのポンコツ盆栽株主ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人はポンコツ盆栽株主です。
2015年1月1日より旧NISAが始まりました。
旧NISAは非課税限度額が年間120万円までで、非課税期間は5年間です。
ただし、5年間ロールオーバー(延長)できます。
2024年1月1日より新NISA制度に移行したため、ロールオーバーはできなくなってしまいました。
2023年までの旧NISA制度について|NISA(新NISA)~少額投資非課税制度|商品・サービス|野村證券
順次5年間の非課税期間が過ぎると旧NISAでの非課税期間は終了し、特定口座若しくは一般口座に強制的に移管されてしまいます。
2020年に旧NISAで買い付けた株式は2025年1月1日より特定口座若しくは一般口座に移管されます。
管理人は2015年より旧NISAをこよなく愛しています。
売却益も配当益も非課税となる夢のような制度だからです。
このたび管理人が開設しているネット証券No.1のSBI証券より、2020年旧NISAの株式をどうしますか?という連絡がありました。
選択肢は3つしかありません。
[1]非課税期間中に売却し新NISAで再度購入
[2]非課税期間中に売却し現金化
[3]非課税期間中に売却はせず、特定口座へ自動払い出し(移管)
管理人は面倒くさがり屋なので、とりあえず[3]を選ぼうと考えています。
なお、結果正解が株式投資の掟です。
あくまでも自己責任でご判断ください。
1 旧NISAはすばらしかった!
旧NISAの最大限度額は120万円×5年間=600万円です。
600万円以内で買いつけた株式の売却益も配当益も非課税です。
恥ずかしながら管理人の4年間の含み益と配当益がSBI証券で示されたので、公開します。
2020年の旧NISAの運用成績です。
2020年はコロナショックの年です。
あれから5年が経ちました。
もはやコロナのことが話題になることは稀で過去の話となっています。
このときは株式投資の最大のバーゲンセールとなりました。
含み益 +347万3750円
配当益 + 41万180円
計 +388万5850円
+326.28%と最高の投資成績となりました。
配当金の非課税額は、+8万3328円です。
旧NISA廃止で、こんなお宝株をみすみす特定口座に移すのが無念でなりません。
2 4年間の旧NISAの運用成績は?
2020年-2023年の4年間の旧NISAの運用成績もすばらしいです。
475万6022円を旧NISAで運用し、合計1136万5099円となりました!
損益は、+138.96%とWバガーを超えました!
配当金の非課税額が16万1724円なのがとてもうれしいです。
こうして4年間を振り返ってみると、つらいことばかりありましたが、株式投資を続けてよかったです。
まさか、旧NISAでWバガー以上の成績になるとは夢にも思いませんでした。
驚くのは、大人気のeMAXIS SLIMオールカントリー(全世界株式)の運用益との類似です。
オルカンと互角です。
しかも1年間運用期間が短いです。
旧NISAでの運用は、オルカンに勝てる可能性がある運用方法であることを証明することができました!
3 旧NISAの卒業方法
旧NISAから卒業するには、3つの方法から選択するしかありません。
[1]非課税期間中に売却し新NISAで再度購入
[2]非課税期間中に売却し現金化
[3]非課税期間中に売却はせず、特定口座へ自動払い出し(移管)
2024年で旧NISAの期限が切れる株式は、2024年12月末までに売却すれば売却益は非課税です。
そこで、非課税期間の2024年中に売却し、新NISAで買い付ければ一件落着と言いたいところですが、そうは問屋が許しません。
1 新NISAの成長投資枠に余裕がある
2 成長投資枠を超えない
の2つが条件となるからです。
管理人のお宝株は、三菱UFJフィナンシャル・グループ株です。
2020年の旧NISAでの平均取得額は440円で2,300株です。
いまや、1840.5円(2024年12月2日)にまで値上がりしてしまいました。
成長投資枠(240万円)に余裕があっても、1,300株しか新NISAで運用できません。
そもそも2024年の新NISA成長投資枠は使い切ってしまっているので、[1]の選択肢は管理人にはありません。
[2」の2024年中に売却し現金化しておくのも一つの方法です。
しかし、この場合、管理人はお宝株である三菱UFJフィナンシャル・グループ株を2,300株手放すことになります。
三菱UFJフィナンシャル・グループ株は2025年3月期の配当金は60円です。
売却してしまっては、60円×2,300株×0.79685=109,965円をみすみす手放すことになります。
ありえません。
最後の選択は[3」です。
旧NISA口座で管理している株式は期限が切れると自動的に特定口座(口座を持っていない場合は一般口座)に移管されます。
ただし、この場合2024年12月最終日の株価で移管されることになります。
三菱UFJフィナンシャル・グループ株で言えば、440円の株価ではなく、12月最終日の株価でいかんされることになるので、2025年以降売却する際は、12月最終日の株価より値上がりしている場合は、その差額のみに20.315%が課税されることになります。
また、配当益は特定口座となるので20.315%の源泉徴収となります。
ずぼらな管理人には[3」の選択肢しかありません。
配当金に20.315%の所得税源泉徴収はとても痛いですが制度上仕方ありません。
三菱UFJフィナンシャル・グループ株の場合、2025年は、28,035円源泉徴収がとてもいたいです。
4 新NISAの戦略はひとそれぞれ
新NISAの戦略は様々な考え方があります。
一般には配当益を非課税にできるので、連続増配株や累進高配当株を新NISAで買い付ければ、年数を追うごとに配当金が増える可能性があります。
また、値上がりが期待出来れば、売買益(キャピタルゲイン)狙いで新NISAで買い付けることも可能です。
管理人が目標とするFIREくんのブログでは、彼はNISAは使わないそうです。
NISAだと損益通算ができないことと買値を下げることができないことがリスクだからだそうです。
今やネット証券の中には、買い付け売却手数料が0円の証券会社があります。
昨日買ったら本日下がったので、いったん売却して本日新たに買い付けても手数料はかかりません。
このときに損益通算すれば10%分の損失額が税金として戻ってきます。
これを繰り返せば常に底値で株を買えるという独自の考え方を持っています。
個人的には連続増配かつ高配当で、しかも長期継続保有株主優待がある優良企業なら最高ですが、投資方法は人さまざまです。
みんなちがってみんないいのが株式投資の基本ルールです。
5 まとめ
2024年1月1日にスタートした新NISA制度の導入により、旧NISA制度は2025年1月1日より順次廃止されていきます。
なんで旧NISAの株を新NISAに移管できるようにしなかったのか、金融庁の方法には納得できません。
おかげでお宝株である三菱UFJフィナンシャル・グループ株を2,300株手放すことになりました。
今後[3」を選択した場合、たとえ株価が騰がっても2024年12月末の株価がベースとなるので、キャピタルゲインへの課税の影響は少ないと思います。
でも課税がくやしいです!
2025年1月1日からは、再び新NISA成長投資枠240万円がセットされます。
この枠内で、どんな株式を買い付ければ結果的に一番得できるのかは誰にもわからないからです。
新NISAの成長投資枠は一気に増えて年間最大240万円、5年間で1,200万円までです。
オルカンに負けない運用は、おのれの腕次第です。
くれぐれも株式投資は、自己責任でご判断ください。
ブログとNISAに愛と真の情報を!
それではまた