ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は怒りに打ち震えています!
携帯ショップ最大手のティーガイア(3738)が、9月30日15時にTOBを発表しました。
これが鬼畜の所業です。
9月26日(水)は株主権利最終日でした。
管理人はティーガイア株を2022年12月26日に100株ほど投資してみました。
年間配当75円に3年以上の継続保有でクオカード年間4,000円は破格です。
まだ3年保有には至っていないので、1,000円のクオカードを半年に1回進呈されます。
1 中間配当 37.5円
2 クオカード 1,000円
ところがです。
9月30日15時にティーガイアが株主のことを全く考えない鬼畜の所業を行いました。
1 配当金は2024年3月末で終了
2 株主優待は2024年3月末で終了
9月26日に権利を獲得したというのに、遡って3月末で終了です。
まだこれだけなら、実質4,750円の損失です。
しかし、同時にディスカウントTOBを仕掛けてきたではないですか。
相手は世界一の禿鷹ファンドとして悪名を轟かすベインキャピタルです。
3月30日終値3,760円をディスカウントして2,760円!
思えばティーガイアの株価は2024年6月14日から急騰していました。
TOBはそろそろだとは思っていました。
株主総会など何の意味もありません!
こんな腐れ企業の株を買った管理人が悪いのです。
ああ!
もう二度とティーガイアの運営する携帯ショップには行かないからな!
だから住友系はきらいなんだよ・・・。
1 管理人はTOBに早めに気づいたはいいが
管理人は仕事が終わるとルーティンがあります。
バフェットコードPTSランキングを確認することです。
17時から23時59分までの当日のPTSの値上がりランキングと値下がりランキングが無料でチェックできる優れもののサイトです。
PTSは必ずしも翌日の株価を反映はしませんが、何かしらの気づきを与えます。
ティーガイアが、突如PTS下落ランキング第2位に躍り出ていました。
嫌な予感がしました。
そこで、かぶたんニュースで確認です。
現代の株式投資において、バフェットコードとかぶたんニュースとヤフーファイナンスは個人投資家の必須のツールです。
会社四季報情報はあまりにも遅く、情報が間に合わないことが多々あります。
もちろん長期投資でじっくりと研究したい場合は、もっとも権威がある情報と思います。
かぶたんニュースで、ティーガイアが悪名高い禿鷹投資会社ベインキャピタル系になんとディスカウントTOBに大株主が合意という情報でした。
衝撃でした。
買付予定数の下限の設定に関して、公開買付者は、本公開買付けにおいて、対象者の
筆頭株主である住友商事(所有株式数:23,345,400 株、所有割合:41.80%)及び光通信グループ(所有株式数:16,115,700 株、所有割合:28.86%)について本公開買付けに応募しない旨を合意しているため、本公開買付けにおいて買付予定数の下限を設定すると、第三者が対象者株式を買い集めること等により、少ない数の株式取得によって本公開買付けの成立を容易に妨害することが可能となるため、本公開買付けの成立を不安定なものとし、かえって本取引を通じて株式を売却することを希望する対象者の少数株主の皆様の利益に資さない可能性もあるものと考えておりましたが、2024 年8月 29 日付で、特別委員会より、少数株主の意思確認手続を経ずに大株主である住友商事及び光通信グループとの間の合意のみをもって、その他の少数株主の意向に沿わずとも強制的に対象者株式の売却を迫るストラクチャーには賛同できないとの回答を受け、本取引の実施に際しては少数株主の意思確認手続が必要という特別委員会の強い意向を踏まえ、本公開買付けにおいて下限を設定することといたしました。
株式会社ティーガイア(証券コード:3738)の株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ 2024年9月30日
それにしてもなんという傲慢な少数株主なんてどうでもいいという内容にはあきれかえってしまいます。
大株主の住友商事と光通信が70%の株式を保有し、公開買い付けに応募しないから、下限設定しなくともよいと考えていたとは!
残りの30%の株主の保有する株価なんてどうでもいいというこの発想は一体どこから出てくるのでしょうか!
どうあがいても、ディスカウントTOBは成立することがわかりました。
思えば6月24日から、謎上げが続いていました。
(株)ティーガイア【3738】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
出来レースでした。
売るチャンスはなんどあったのにまさかのディスカウントTOBなんて・・・。
6月24日以降に投資した人は悲惨です。
2 まだあまり知られていないかも?
さすがにヤフーファイナンスにはスレッドが乗り始めましたが、そうは盛り上がってはいません。
また、PTSも成立株数はわずか100株です。
一縷の望みにかけて、3,650円で売りに出してみました。
成立しませんでした。
甘かった。あまりにも甘かったです。
このままでは、明日10月2日は下限値2,670円となってしまいます。
嗚呼!10万円の大損です!
3 ティーガイアの売買益は?
管理人がティーガイア株に投資して早いもので1年と9カ月が経とうとしています。
当時1,620円で特定口座で買い付けました。
都合3回の配当金と2回のクオカード優待を手に入れることができました。
1 配当金 8,964円
2 クオカード 2,000円
3 売却益(予)2,670円-1,620円
売却益は、83,670円(税抜き)となりそうです。
売買手数料を引くと、97,333円です。
この2年ほとんど騰がっていなかったので、ディスカウントTOBであれ、10万円近い利益は満足すべきなのかもしれません。
でもくやしいです!
ディスカウントTOBがあったとは!
6月24日からの謎上げの理由が3か月間わかりませんでした。
おそらくは9月の権利付き最終日前までに発表があり、5,000くらいかなと皮算用していたことが恥ずかしいです。
4 まとめ
2024年6月24日から始まったティーガイアの謎上げの理由が9月30日に明かされました。
悪名を轟かすベインキャピタルが相手では、個人はひとたまりもありません。
管理人は、ベインキャピタルにはこれまでもシステム情報、キリン堂HDで痛い目を遭わされてきました。
しかも今回のディスカウントTOBは10月1日から11月20日までの営業日35日間という非道です。
全部を公開買い付けするつもりははなからありません。
最終的には株券を金銭交換という形になりますが、時間が相当かかります。
さっさと場中で売却した方が手続き上はスムーズです。
結局先行き業績の振るわない上場企業は、禿鷹投資会社の餌食となり、しゃぶるだけしゃぶりつくされてしまいます。
管理人の私にできることはただひとつです。
株主総会に諮りもせず、取締役会でさっさと決めて消滅なんて、こんな悪だくみ誰が考えだしたのでしょう?
6月24日以降3,800円-4,000円で買い付けた人は、100株であれば10万円、1,000株であれば100万円の大損害です。
ひどい!ひどすぎる!
こんなひどいTOBをまさか天下の住友商事の子会社が行うとは!
プライム上場企業が行うとは!
泣くのはいつも弱小個人株主ばかりです。
魑魅魍魎の棲む株式投資の世界は、一寸先は闇の世界です。
くれぐれもご注意ください。
ベインキャピタルとティーガイアなんて大きらいだ!
それではまた